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  戯れ俳句・戯れ短歌


 ここには、人生に対する覚えやメモのような覚えやすい形で俳句や短歌を置きました。
 おそらく芸術的な価値は、あまりないでしょう。しかし、自分自身の心象の記録として、私にとってはそれなりの意味があるものです。
 また、ふつうの作品集と記述の順序が異なって、新しい作品を上に置きました。つまり、自分で扱いやすくするために新旧順なのです。



1.人生俳句


 ことごとく一体になると見つけたり

 死ぬことは生きゆくことの一部なり

 何故に忍び来たるか死の不安

 人生は意味なきことと今に知る


 今までに意味づけをした愚かしさ

 いろいろと思案するのはムダなこと

 下手な歌、それでも生きているんだぞ!

 大食いは いずれにしても やめるべき

 酒 たばこ 慎(つつし)みてこそ日々元気

 男なら歯と目のほかにマラ注意!


(連作三首)

 第一首(二週間くらい前)  何となく無気力

 第二首(一週間くらい前)  ぐっとおくび

 第三首(きょう) ひよっとしてガン

 尾崎放哉や種田山頭火の自由律俳句を学んだのではない。私の作品である。季語もなければ、韻もない。もしも、それが俳句と言えればのことであるが、…… まったくの滅茶苦茶ではあるが、症状や気持ちを正直に表現してみた。



2.人生短歌


 最近は、失念・度忘れ・勘違い、多くなりたりアルツハイマーか?

 「ないことをあることとする」「あることをないこととする」意味のないこと

 過ぎ去りてみれば空しきことばかり多く残りて心苛(こころ さいな)む

 老化とは川が流れにしたがいて最後は海に注ぐごときか

 「どっこいしょ」「めんどうくさい」「疲れた」と 言い始めたら老化の兆(きざ)し

 生きてきし折々にふれて作りたる下手な歌など意味がないかも?

 かえりみれば幾多の試練を経てきたり いまあることを幸福と思う

 寝て覚めて、食べて働き、疲れ果て、やがて死ぬのは、誰でも同じ

 ほどほどに寝て食い動きて ほどほどに疲れる日々が好ましくもあり

 俗に言う下手の横好き ことさらに恥を思わぬ気持ちも必要?

 不愉快な思い出のみが なぜかふと甦(よみがえ)りては我を苛(さいな)む

 居ながらに入山のごとき心地して十二階部屋に 籠もる数日

 あわよくば おのれ一人が楽をして うまい汁のみ吸う人 多し

 宝くじ。貧乏人の数多(あまた)から金持ち作る愚かな仕組み。

 秋の日の澄みたる空に赤とんぼ 群れなし飛びていずくにか去る

 有限の身でありながら限りなきことを求める我は愚かか

 意味のないことを続ける日々が過ぎ、やがてこの世とグッドバイする。

 何となく気力衰え何故か死を思うことあり病み上がりの日々


Kuroda Kouta (2006.08.12/2007.10.06)