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 食べ物考(食べ物や水などに関する常識)



 このページの内容

     食べ物と健康
     主食と副食
     加工品・加工食品
     野菜と果物・植物加工品
     魚・魚介類加工品・海産物
     水・お茶・飲み物
     味付け調味料

 食べ物と健康

    なぜ食べ物のことを考えなければならないか?
    何でも好きなものを食べ、種類を選ばないと?=偏食をすると?
    聖書における食べ物の記述
    肉食と野菜食との相違
    このページで取り上げた食べ物や水について

なぜ食べ物のことを考えなければならないか?

 ここでは、食べ物に関する常識をひととおりご理解していただきます。
 それぞれの食べ物には、どうしても知っておいていただきたい特徴があり、それを知らないと、健康が維持できない場合も生じてしまうからです。
 食べ物ばかりでなく、私たちの日常にも、それを知っているのと知らないのとでは、結果的に大きな差を生じることがしばしばあります。
 以下の記述は、あくまでも常識や原則としての考え方です。
 例えば、同じカロリーの食事でも、気持ちよくおいしく食べるのと、そうでないときには、実際に身体に吸収されるカロリー数はかなり違ってくるのではないでしょうか。また、気持ちよく消化できるときと、ときには反対に消化不良を起こしたり、下痢をしたりする場合さえあるでしょう。
 したがって、いちがいにすべての人に対して同じ効果があるとは、必ずしも言えません。

何でも好きなものを食べ、種類を選ばないと?=偏食をすると?

 いわゆる偏食ということになるでしょう。
 そして、偏食の人は病気になる場合が多いのです。
 やはり、日々しっかりしたものを食べないと、健康は保てないようです。
 しかし、ここで個人差が大きく影響して、「しっかりしたものを食べ」ると言う意味が、必ずしも誰もが同じではないことにも注意しなければなりません。まれに、ものすごい偏食をしていても健康な人がいるからです。

聖書における食べ物の記述

 旧約聖書や新約聖書にも植物などの食べ物についての記述があります。何となく、何かを暗示しているようですので、ここにいくつかを引用してみましょう。

 <見て美しく、食べるに良いすべての木を土からはえさせ、さらに園の中央に命の木と、善意を知る木をはえさせられた。>(『創世記』第二章7節)

 <あなたは園のどの木からでも心のままに取って食べてよろしい。しかし善悪を知る木からは取って食べてはならない。それを取って食べると、きっと死ぬであろう。>(『創世記』第二章16節)

 つまり、神さまは最初に「人間は善悪を知ってはいけない」と考えておられたようです。
 後に、農耕をしたカインと牧畜をしたアベルが争って、カインはアベルを殺しました。アベル(牧畜=肉食)がカイン(農耕=菜食)を殺したのではなく、カイン(農耕)がアベル(牧畜)を殺したのは、いったいどうしてでしょうか。
 私(黒田康太)は、何となく逆になるように思うのですが、……

 <ヨハネはらくだの毛ごろもを身にまとい、腰に皮の帯をしめ、いなごと野蜜とを食物としていた。>(『マルコによる福音書』第一章6節)

 何となくヨハネが虫を食べていたと思ってしまいます。日本でも長野県の辺りで、イナゴを食べる習慣があったようです。しかし、ここでヨハネが食べていたのはイナゴマメではないかと私は思います。イナゴマメは当時、豚の飼料として栽培されていました。なお、野蜜とはナツメヤシの甘い汁のことです。

 その他、外典・偽典にも食べ物の記述がありました。
 『パウロ行伝』p106にパン、野菜、水、塩などの記述があり、p247にやはりパン、塩、水、そして一枚の衣について書かれています。
 また、『トマス外伝』p317にも記述がありました。

肉食と野菜食との相違

 人間の身体は、非常に個人差の大きいものです。
 したがって、何がよいかなどとは一概に言えません。その個人差は、遺伝子に組み込まれているので、少々のことでは変化をしません。むしろ、一生の間それが続くと考えておいたほうがよさそうです。そして、その自分の場合の個人差が、いったいどうなっているかを最初に知ることが大切です。
 他人と異なることが多いのですから、その個人差を見つけることによって自分自身の「健康法」が確立できるわけです。
 ついでながら、そのような個人差を見つけて健康になったり、幸福になったりしようというのは、「宗教」の場合にも同様に言えることではないでしょうか。

 それはともかく、ここでは一般的な傾向について述べておきましょう。
 したがって、あなたの場合には、もしかしたら当てはまらないかもしれなせん。そのようなことをあらかじめご了承いただきたいのです。
 ふつう、日本人の場合、肉食よりも野菜食のほうが向いているようです。つまり、動物性のたんぱく質や脂肪をとるよりも、植物性のたんぱく質や脂肪のほうが好ましいのです。なぜかというと、長い間の習慣で遺伝子には、そのように組み込まれているからです。そして、私たちの腸管はヨーロッパの人たちよりも平均的に長いのです。
 それは、穀物が豊かに収穫できる国に育ってきたからでしょう。
 考えてみれば、ヨーロッパの人たちが肉を食べるのは、肉がとくに好きというわけではなく、緯度が高いために稲のような植物が育ちにくく、小さい草などを利用する放牧を始めたことによるのではないでしょうか。したがって、イタリアくらいに南下すると、米が育つので麦に変わって常用ができるようになります。

 日本人の腸管が、一般的に長いので穀物を中心とした肉や魚を取り入れた雑食がよいのではないでしょうか。
 菜食主義者(ベジタリアン)という人たちが、ヨーロッパやアメリカにもいますが、彼らは健康というよりか、むしろ宗教上の理由による肉食忌避の場合が多いようです。
 また、世界の食糧事情を考えて、穀物食・菜食を取り入れている人たちもいます。なぜならば、牛肉1キログラムを作るのに大豆が7キログラムほど必要になるからです。つまり、単純に考えると植物のまま利用すると、地球上で7倍の人がじゅうぶんに食べられるのです。
 そんな意味で、牛肉は味はともかく不経済とも言えるのです。飼料のおおかたが、肉を作るのではなく牛の糞を作るのに役立っているからです。

 私は、20年くらい前から穀物食・野菜食になりました。
 そして、それ以来ずっと内科のお医者さまにかかったことがありません。体調もよく、力仕事にも問題がないのです。よく、肉食をしないと力が出ないなどといいますが、そんなことはまったくないということがわかりました。
 穀物や野菜を食べていると、肌がきれいになるようです。そして、肌着をあまり汚しません。かつて肉食をしたときのように、肌着まで脂ぎってしまうようなことはなくなりました。そんなために、あまり肌着を交換しなくても、身体が清潔に保てるのです。そのようなことは、桜沢如一の書物にも書いてありました。

 また、汚い話で恐縮ですが、穀物食・菜食をすると便の量も非常に多くなります。おそらく、植物繊維を多く取るようになったためでしょう。排便をしても、あまりべとつかずに、パサッと出るようになりました。つまり、肉食のようにお尻の回りがべとべととはしないのです。紙で拭いても、便はあまり付かずにサラッとしています。
 ただ、野菜食になっても、頭髪はやはり脂ぎるようです。おそらく、あれこれと考えるからでしょう。

このページで取り上げた食べ物や水について

 とくに注意を必要とする食べ物について、あらましを述べておきましょう。そのために、このページで取り上げました。
 むろん、すべての食べ物ではありません。したがって、このページに記してある食べ物だけを食べていれば、必ずしもOKだということではないことを、くれぐれも忘れないでください。

 主食と副食

    白米
    玄米
    *玄米の炊き方
    *玄米は安全で健康によいか?
    発芽玄米
    *白米と玄米
    玄米フレーク
    玄米丸もち
    そば
    パン
    *「白い粉の恐怖」
    *菓子パンは子どものおやつによいか?
    まんじゅう
    せんべい
    さつまいも
    小豆(あずき)
    落花生(ピーナッツ)

白米

 精米を完全にしたした米を白米といいます。その仕方によって、七分米、五分米などもあります。
 精米をすると胚芽の部分まで失われ、糠になって除かれます。胚芽の部分に栄養があるので、非常に残念なことです。
 しかし、白米にすると炊きやすく、味もよいのでそれが普通になりました。

玄米

 玄米は、生きたお米で、炊く前まで生命力をもっていました。生命があるということは、胚芽を残すようにして精米をしたからです。
 それを確かめるためには、発芽テストをしてみるとよいでしょう。
 発芽テストは簡単です。ふつうの白米と玄米とを、それぞれ20粒ほど茶碗などに入れ、水に浸しておきます。すると、白米は腐ってしまいますが、玄米のほうは全部ではなくてもほとんどの粒が芽を出すでしょう。芽を出さないのは、精米のときに胚芽を傷つけてしまった粒なのです。

 玄米を生のまま、つまり生きたまま食べる療法もあるくらいです。とくに身体が疲れて弱っているときに、私は習慣的にやっています。コーヒーミルで粗挽きにして、よく噛んで食べるのです。すると、不思議なことに疲れもとれて、元気が回復するのです。嘘だと思ったら、確かめてみてください。

 しかし、白米用の米が精白をしていないということは農薬の残留量も多く、それが人体に入ることになります。なぜならば、胚芽の部分に農薬が蓄積されるからです。したがって、最初から低農薬栽培の米でないと、玄米食は危険なのです。そんな心配が常に生じます。
 ふつう米は、玄米の状態で保存をします。保存期間と鮮度の問題があるからです。本当は籾に入ったままの状態で保存をすればいいのですが、コストの関係などがあるのでしょう。そして、玄米の購入者が増えたときは、そのまま製品にしたりする悪徳業者がいないとは限らないから心配です。

 玄米は、とくに化学肥料の少ないものが、健康に望ましいでしょう。
 炊くときには、玄米をとぐ必要はありません。しかし、ゴミや石などは取り除いてください。
 そして、食べるときは、よく噛みます。100回くらい噛むことを目安にするとよいでしょう。
 そして、食事には同時に大量の野菜や牛乳などを摂取してください。ミネラル不足にならないようにするためです。
 玄米は白米に比べてミネラルが豊富にあるのですが、栄養成分の吸収率が白米に比べて低いからです。なぜならば、玄米に含まれるフィチン酸がカルシウム・マグネシウム・鉄などの吸収を妨げるのです。
 したがって、カルシウム・マグネシウムなどの欠乏症にならないように注意をする必要があります。

 玄米を炊いた後は、釜が白米のようにはべとつきませんので、洗うのが簡単です。最近の電気釜は、ほとんどのものが火力の強い玄米炊きができるようになっています。

(注) 玄米の「玄」の字は「黒い」という意味です。中国では、古くから青色、赤色、白色、そして黒色を色の基本四色と考えました。ただし、「赤」を「朱」、「黒」を「玄」と書きました。そのような形で方向を示したり、物の名前にしたりしたのです。
 さらに、四季「春」「夏」「秋」「冬」と組み合わせて、「青春」「朱夏」「白秋」「玄冬」などという言葉を作ったりもしました。

*玄米の炊き方

 最近の電気釜は、たいがい玄米の選択スイッチが付いています。したがって、ふつうの方法で玄米をおいしく炊くことができるでしょう。しかし、どうしても火力が足りないので、2度炊きをするタイプのものもあるようです。その場合は、炊きあがる時間が約2倍かかってしまいます。
 ふつうの電気釜ではなく、ガスコンロにかける圧力鍋を用いても、玄米をおいしく炊くことができます。
 その場合、どんぶりに玄米と水を入れ、そのまま圧力鍋の中で炊く二重鍋の方式にすると、ふっくらと炊きあげることができます。混ぜご飯などは、この方式ですると何となく釜飯のようになって、時にはよいかもしれません。

*玄米は安全で健康によいか?

 親しい人が主食を玄米に変更したところ、腰の回りや首の辺りに湿疹ができるようになりました。痛がゆくて仕方がないと言います。そしてさらに、頻繁に腹下(はらくだ)しをするようになったと言うのです。
 いったいどうしたことかと、相談を受けたのですが、その理由がなかなかわかりませんでした。
 なぜならば、私は玄米食にしてから、すでに10年以上になりますが、湿疹ができたことは一度もありません。また、玄米が原因で、お腹の調子が悪くなったこともありません。
 そこで、健康食品の販売をしているセンターのベテランに聞いたり、自分なりにいろいろ調べてみたのです。
 そしておおよそ、次のような理由からということがわかりました。

 テレビ報道などで、「玄米が健康によい」と言うと、その後しばらくは玄米がものすごく売れるそうです。そこで、安易な考えで悪徳業者は、白米にする予定だった米を精米行程で玄米にするらしいのです。すると、胚芽をそのまま残して精米が行われるわけです。
 その胚芽には、むろん栄養もあるけれど、化学薬品や毒物も蓄積されているわけです。白米にすると、その部分が落とされるので、まず大きな問題は生じません。しかし、その蓄積された部分を残してもろに食べることになると、アトピーや皮膚障害を起こすのは必然だそうです。
 さらに、内臓の弱い人は胃腸障害も起こして、ダメージが大きくなります。
 利益さえが上がれば、「健康を二の次に考える」商法にも、かなり問題があるのではないでしょうか。

 また、業界の良識についても、前々から疑問を生じています。
 なぜならば、市場に出回っている「コシヒカリ」の量が、生産高の数倍になるという事実です。銘柄を偽っているか、大幅にブレンドをしないかぎり、そのようなことは不可能なはずです。しかし、誰もがよいほうに解釈をして、問題もなく済まされてしまいます。銘柄だけでしたら、健康にはあまり影響がないためでしょうか。
 ついでながら、一時は大問題になって肉骨粉などのかつての行方などが心配です。
 すでに、問題になる前に処理をされてしまった分のことです。それが廃棄処理をなされたということは、まずないでしょう。むしろ、カルシウム入りなどと大げさにうたって、身近な食べ物に混入されていたと考えても、現在の市場を見ると強(あなが)ち否定できません。

 話を戻して、やはりその人が玄米を購求したところは、調べてみると私の指摘をしたような利益本意の販売方法をしているところでした。

発芽玄米

 発芽玄米とは、玄米を水に浸けて発芽をさせたものです。そのために、玄米に比べたら柔らかくなっており、白米と混ぜてふつうに炊けます。消化吸収がよく、ふつうの玄米よりも数倍の栄養価があるといわれています。
 発芽玄米とふつうの玄米、そして白米との100gあたり比較をすると、

栄養成分 発芽玄米 玄  米 白  米
エネルギー 304kcal 350kcal 356kcal
タンパク質 5.7g 6.8g 6.1g
脂  質 2.7g 2.7g 0.9g
炭水化物 64.2g 73.8g 77.1g
ナトリウム 1.6mg 1.0mg 1.0mg
カルシウム 9.7mg 9.0mg 5.0mg
マグネシウム 96.4mg 110.0mg 23.0mg
ビタミンE 1.2mg 1.3mg 0.2mg
ビタミンB1 0.37mg 0.41mg 0.08mg
食物繊維 2.0g 3.0g 0.5g
遊離γ-アミノ酪酸 15.0mg 3.0mg 1.0mg

のようになっています。(和歌山県有田郡 協同組合ゆあさ)
 もっとも、上の値は生の状態ですから、炊いてしまうと栄養価の数値は少なくなってしまいます。

*白米と玄米

 米偏(こめへん)に「白い」と書いて「粕(カス)」と読むのは、どういうことでしょう。
 精米をしたら糠(ぬか)ができます。この「糠」という字は、なぜ「米」が「康」なのでしょうか?

玄米フレーク

 玄米を炒(い)ったものに、玄米フレークがあります。コーンフレークなどよりは軽く、とても食べやすいものです。
 「朝食シリアル」などと名づけられて売られているものもあるくらいで、忙しい朝に牛乳をかけるだけで手軽な食事ができるからでしょう。
 玄米に、てんさい含蜜糖やビート・グラニュー糖などを塗(まぶ)したものが、口当たりもよく子供や高齢者にも食べやすいようです。
 むろん、そのまま食べてもよいのですが、牛乳や豆乳をかけてもよいでしょう。また、ヨーグルトやアイスクリームにトッピングすると、とてもおいしく食べられます。
 細かく砕くと、ケーキなどの下地にもできるでしょう。

玄米丸もち

 玄米を餅にしたものも、健康によいでしょう。
 私が利用しているものは、原材料名が「国内産もち米100%」となっていました。(庄内共同ファーム)
 中には、他に添加物などを多く含んでいるものがあるかもしれません。脱酸素材を封じ込めた包装になっていても、いったん封を切ってしまうと冷蔵庫に保管をしなければいけません。カビが生えてくるのがふつうだからです。もしも、長期保存をするときは冷凍保存にします。

そば

 そばは、健康によいといいます。しかし、それは純粋なそば粉を多く用いている場合です。むろん、そば粉だけにしますとぼそぼそになって切れてしまうので、メリケン粉が混ぜてあります。しかし、最近は原料の関係でそば粉の少ないものや化学的に合成をしたものがあるので、注意が必要です。
 また、いくら健康によいと言っても汁(つゆ)なしに食べるわけにはいきません。
 その汁が健康に関して大きな問題となることがありますので、気をつける必要があるでしょう。

パン

 食パンは、ふつう漂白をしたメリケン粉を用います。
 しかし、なるべく漂白をしていない粉を利用したほうが健康にはよいでしょう。

 フランスパンで「パリジャン」という商品名(ヤマザキ)のものがあります。昔のコッペパンを長くしたような形をしているものです。その袋に書いてある原材料を見てみましょう。
 「小麦粉・イースト・食塩・パネトーネ種・モルト乳化剤・イーストフード・V.C・(原材料の一部に乳成分を含む)」
となっています。
 ここで、V.CとあるのはビタミンCのことでしょう。つまり、薬品をわざわざ補填をしていることになります。

 しかし、菓子パンの原材料には、ちょっと注意をする必要がありそうです。
 一例として、敷島製パン(株)の「ずっしりつぶあん入り 大入り あんぱん」の原材料名には、
 「つぶあん・小麦粉・糖類・加工油脂・発酵乳フラワーペースト・卵・イースト・食塩・ホエイパウダー(乳製品)・脱脂粉乳・乳化剤・イーストフード・ビタミンC・(原材料の一部に大豆、豚脂を含む)」
とあります。
 あまりにも多くのものが含まれているので、何となく健康的な気もします。しかし、結果的には逆の場合もあるから注意が必要です。

 また、山崎製パン(株)のジャムパンには、
 「いちごジャム・小麦粉・砂糖混合ぶどう糖果糖液糖・マーガリン・卵・脱脂粉乳・ぶどう糖・イースト・牛乳・食塩・乳化剤・イーストフード・V.C・酸味料・香料・ゲル化剤(増粘多糖類)・リン酸Ca・(原材料の一部に大豆・りんごを含む)
とあります。
 やはり、多くの得体の知れないものが含まれていると言っても過言ではありません。

 フジパン(株)の「ネオレーズンバターロール」には、
 「小麦粉・加工油脂・レーズン・砂糖・卵・バター・イースト・脱脂粉乳・食塩・乳化剤・イーストフード・V.C・酸化防止剤(V.E)・香料・カロチノイド色素(原材料の一部に大豆を含む)」
とあって、やはり同じような感じです。

*「白い粉の恐怖」

 こんな題名の映画か小説があったと思います。麻薬患者のことをテーマにしていたようです。
 しかし、私の言う「白い粉」とは「麻薬」の他に「砂糖」と「メリケン粉」を加えたものです。加えたといっても混ぜるわけではありません。砂糖もメリケン粉も取りすぎた場合、人体にとっては恐怖なのです。
 「白い粉」と言わずに「三白(さんぱく)」とでも言って、白米、砂糖、メリケン粉としてもよいでしょう。
 それらには、栄養素が失われていたり、漂白剤や防腐剤が混入している場合が多いからです。

*菓子パンは子どものおやつによいか?

 子どもは、急速な発育の途中にあります。
 したがって、食べ物に含まれる栄養や生活習慣に注意をしすぎるということはありません。つまり、将来の結果はすべて現在にかかっていると言ってもよいからです。
 先に記述したように、菓子パンの成分には非常に多くのものが含まれています。しかし、明記されたものの他にも含まれている危険物質があるかもしれません。そして、それらが人体にどのような影響を与えるかは、明快な回答はなく、いまだに不明なようです。
 つまり、個人差が大きく食べる子どもの状態によって異なるのです。ラットの実験では、わからなかったような問題が次々と表面化をします。また、一つ一つの成分は無害であっても、それらが組み合わさると、致命的なトラブルを引き起こすこともあるでしょう。

 それらは、子どもの体内の状況によって、さらに悪化をすることさえあるのです。
 現代社会では、あまりにも多くの化学薬品を体内に取り込んだために、デリケートな体質では思いがけない副作用が現れてきたようです。ある統計では、「国民一人当たり1年間に4キログラム以上の化学薬品を食べている」ことになると言います。
 それは、数十年前に有吉佐和子さんに『複合汚染』によって取り上げられた問題が、もはや私たちの人体の中で起こっているということではないでしょうか。
 したがって、ちょっとでも将来に不安があるようなものは、とくに成長盛りの子どもには与えないほうが無難です。そして、そのように思うは、私ばかりでしょうか?

まんじゅう

 以下に、細心の注意を払ったときの方法で、まんじゅうの食べ方を述べてみましょう。
 冗談みたいな話ですけれど、それが本当に必要な時勢になってきたようです。

1. まず、まんじゅうを買ってきます。
2. そして、そのまんじゅうをテーブルの上に皿に入れて3日ほど置きます。
3. 数日してカビが生えていたら、そのまんじゅうを捨てます。そして、もう一度買ってきます。
 そのまんじゅうをすぐに食べます。以後は、いつでも食べる直前に買ってくるようにします。

 ついでながら、数日経ってもカビが生えないようでしたら、それはそのまま捨てて、以後はその店で、そのまんじゅうは買わないようにしましょう。
 したがって、まんじゅうが食べたいときは別な店で買って、上記の1.2.3.を行います。

せんべい

 柿の種を見てみましょう。
 亀田製菓(新潟県中蒲原郡)の原材料名は、

ピーナッツ(ピーナッツ、食塩、植物油脂(パーム油、大豆油))、米、でん粉、しょうゆ(大豆、食塩、小麦)、砂糖、カツオ節エキス、たんぱく加水分解物(卵・小麦・大豆・鶏・豚を含む)、食塩、こんぶエキス、調味料(アミノ酸等)、ソルビトール、パプリカ色素、カラメル色素、香辛料抽出物、乳化剤

となっています。
 「、」と「・」の原材料の区切りは、いったいどうちがうのでしょうか。

 また、同じメーカーの「つまみ種(だね)」の原材料名は、

米(もち米、うるち米)、でん粉、植物油脂、小麦粉、砂糖、大豆、しょうゆ(大豆、小麦、食塩、その他)、片口いわし、水あめ、コーンフラワー、ごま、イカ、エビ、魚肉すり身、はちみつ、海苔、ピーナッツ、食塩、デキストリン、粉末しょうゆ、香辛料(大豆を含む)、みりん、魚介エキスパウダー(さばを含む)、たんぱく加水分解物(卵・小麦・大豆・鶏・豚を含む)、ソースパウダー(りんごを含む)、植物たんぱく、卵白、こんぶエキス、カツオ節、紅生姜、はっ酵調味料、シイタケエキス、魚醤(魚介類)、調味料(アミノ酸等)、トレハロース、膨張剤、パブリカ色素、ソルビトール、紅麹色素、カラメル色素、香辛料抽出物、酸味料、植物レシチン(大豆由来)

と書いてあります。
 ずいぶん多いので、もはやどの物質がどのように人体に影響をするのかがわかりません。これでは主食や副食でなく、そうかと言って「加工品・加工食品」でもなく、完全な工業製品のような感じがしませんか?
 最後の「大豆由来」は、あまり聞き慣れない言葉のようですが、……

さつまいも

 さつまいもが副食になるというのは、その開発のいきさつからもわかります。もともと、主食の不足分を補うために甘藷先生が作ってくれたのですから。
 さつまいもは「甘藷(かんしょ)」とも言って、地中の塊根を食用にするヒルガオ科のつる性多年草です。直接に食べるばかりではなく、でんぷんやアルコールなどの原料にもなります。17世紀の初めに中国から薩摩・長崎などに伝わりました。

 カイヤポイモという白いさつまいもがあり、カリウムをとくに多く含んでいて、糖尿病によい食べ物ということです。

小豆(あずき)

 小豆は、昔から米と混ぜて用いたようです。つまり、お赤飯です。
 その他、あんこにするなど高級な食べ物でした。
 原産地はアジアらしく、日本には8世紀以前に渡来したらしい。
 『古事記』に「小豆は女神の鼻から発生した」とあります。なお、「稲の種、つまり籾(もみ)は目から、粟(あわ)は耳から同時に生まれた」となっています。
 昔は「赤が魔除けの色」とされていたことから、顔の中心である鼻から生まれたことにしたのでしょう。さらに、赤色は老化予防、つまり若返りの色ともされていました。だから、新月と満月の日に、小豆ご飯を食べる習慣があったのです。そうすることによって、半月ごとに身体の疲れを取り除いたり、無気力になるのを防いだりしたようです。
 北海道立中央農業試験場は、「小豆が生活習慣病の予防や老化予防、ガンの抑制にも効果がある」と発表をしました。なぜならば、アントシアニンなどのポリフェノール含有量が豆類の中でトップクラスで、食物繊維も豊富ですから。
 古来からの知恵は、なかなかすばらしいものです。
 桜沢如一は、一月(ひとつき)に2回、赤飯を食べるようにと指導をしていました。

落花生(ピーナッツ)

 南京豆、ピーナッツとも言います。
 マメ科ナンキンマメ属の一年草の植物で、中国から伝来しました。他の野菜と交互に栽培をすることによって、減農薬栽培に効果があるといいます。
 落花生は、ビタミンEや不飽和脂肪酸を含んでいます。このビタミンEには、美肌効果や老化防止に有効な抗酸化作用があります。さらに、食物繊維があるので整腸作用に効果的です。

 ピーナッツは中国で「長生果」といいます。良質な油が含まれているので、コレステロールを防ぎます。また、ビタミンEは活性酸素を押さえる効果があります。

 『ベルツの日記』(第二部 下)の明治37年(1904年)10月20日(東京)に、
 <一昨日、最も適当な軍隊の食料の件で自分と相談するため、陸軍大臣の命をうけて平井軍医正が来訪。自分は、兵士のため、米の代用として大豆のほかに、満州で存分に得られ、しかも最上等の肉よりも栄養価の高い落花生を奨(すす)めておいた。>
のような記述がありました。

 加工品・加工食品

    納豆
    *納豆は健康によいのだろうか?
    豆腐
    こんにゃく
    牛乳
    バター
    ヨーグルト
    ナチュラルチーズ
    はちみつ・ローヤルゼリー
    花粉・プロポリス
    なると巻
    赤かぶ漬け
    たくあん
    ハム・ソーセージ

納豆

 古くからある納豆も、最近のものは成分の違いがあるのでしょうか。
 私が子供のころに食べたものと、ちょっと味が違うようです。また、納豆独特といわれた糸も、最近のものはあまり引かないようです。

 それはともかく、納豆にはビタミンKが豊富です。したがって、骨粗鬆症の予防にも好ましいかもしれません。
 骨の形成には、骨芽細胞が働きます。そして、ビタミンKがこの骨芽細胞を作り出すのです。
 納豆を週に2回以上食べる人は、血液中のビタミンKの濃度が、ほとんど食べない人の8倍くらいあると言います。だから納豆を食べ続けるということは、健康によいのかもしれません。

 ついでながら、ビタミンKの多い食品は、
 1位 納豆
 2位 青じそ
 3位 モロヘイヤ
だそうです。(「位」と言っても、天使の人数ではありません)

 ただし、ここで気を付けなければならないことがあります。
 それは、いくら健康によい食品であっても、同時に有害な物質や化学製品などが含まれていて、それが身体に好ましくないこともあるからです。したがって、信用のおけるメーカーが安全な材料を使って作ったものを、調べてから求めるようにしてください。
 私が利用している登喜和食品の「産直納豆」には、「国内産契約栽培大豆100%使用」と表記してありました。

*納豆は健康によいのだろうか?

 いちがいには、言えません。
 個人差があったり、前項に述べたように、納豆に含まれている成分の影響が大きいからです。
 遺伝子組み換えが行われている大豆を利用したものが、かなり多く出回っています。なぜならば、それらは生産工程で費用がかからないからです。しかし、ここでは遺伝子組み換えの論議は差し控えておきましょう。
 納豆の原料になる大豆が、どこでどのように栽培され、収穫されたかの問題です。
 あまり多くの農薬を用いたものは、生育がよいからと言っても人体に好ましくないことは事実でしょう。また、ポストハーベイと言って、収穫後に保存の目的で添加される化学薬品も大きな問題です。もしかしたら、放射線照射による発芽防止がなされているかもしれません。

 ふつう、ポストハーベイや放射線照射には、かなりの費用がかかります。しかし、その費用をかけても採算が合うとなると、平然とそのような処理をを行う商社や業者があることも事実です。とくに、大陸である外国の生産地から船便でくるような場合には、輸送期間が長くなるので、さまざまな工夫があらゆる方法で行われているようです。
 バナナの輸送方法の合理化などを考えたら、おわかりになると思います。
 そして、その方法のいくつかが、人体の健康には好ましくないことは何となくわかります。
 したがって、納豆を購入するときは、そのような配慮をして信頼のできるメーカーのものにしてください。
 なぜならば、「健康によい」と思って常用していたもので、逆に致命的な病気になる場合が非常に多くあるからです。

豆腐

 製法の工程上は、木綿豆腐のほうが手数がかかると言うことです。
 私は、豆腐や糸こんにゃくに入っている水も使います。そのまま飲んでも飲んでもよいのですが、煮物のつゆなどに使うのもよいでしょう。

こんにゃく

 ふつう売られているこんにゃくは、こんにゃく生芋を粉にして凝固剤(水酸化カルシウム)で固めたものです。あまり栄養価はありませんが、整腸作用があるといいます。とくに糸こんにゃくは、その効果が大きいようです。

 コンニャクは、中国名で「コニヤク」といいます。また、西洋ではコンニャクを「象の足」「悪魔の足」などといって、そのままでは毒があって煮ても焼いても食べられません。石灰水を入れて固めたコンニャクとして、初めて食べられるようになるのです。

牛乳

 牛乳を「加工食品」に入れるのは、本来ならばどうでしょうか? 
 何となく「水・お茶・飲み物」のところに分類がしたくもなりますが、……

 しかし、今日の牛乳を考えると、そのほとんどが加工食品といってよいほどの処理がなされているようです。
 なぜならば、牛乳はもともと室温で放置すると、傷みやすいものなのに、最近のものは大丈夫だからです。さらに、ロングなどといって腐らないものや、使用期限の長いものが売られています。それらは、おそらく牛乳に多量の防腐剤が入っているのではないでしょうか?
 もしもそうなら、その防腐剤が私たちの健康には、あまりよい影響を与えないのではないかと心配です。
 ホモなどと言って、何となく均一化がなされていて純粋な感じを受けるものもあります。しかし、もともと牛乳は工業製品ではありません。当たり前のことですが、牛一頭ごとに成分などもかなり異なっているはずです。それを、工業的に均一化してしまうことは、必ずしも消費者側のメリットにつながることではないでしょう。

 できたら、少々価格が高くなりますが「無調整の低温殺菌牛乳」がよいでしょう。
 つまり、工業的に混ぜ合わせていないもので、高温殺菌をしていないものです。なぜならば、高温殺菌をすると牛乳の成分がかなり損なわれてしまうからです。そこで、そのようなことのないように低温で時間をかけて殺菌をするわけです。むろん、そのために原価は上がってしまいます。
 しかし、自分自身の健康には変えられませんので、私は低温殺菌牛乳を利用しています。
 具体的には、63℃で30分間保持することによって、牛乳中の栄養素や風味を損なわないようにしています。したがって、高温高圧下で脂肪球を破壊すること(ホモジナイズ)をしていないので、クリームを作ることができる牛乳です。
 ふつう、低温殺菌牛乳の場合には搾乳機も低速にして、品質を保持するようにしたりするようです。

 東毛酪農協同組合の「低温殺菌牛乳」の栄養成分表示(100g当たり)は、次のようになっています。
   エネルギー……67kcal
   たんぱく質……3.3g
   脂質……3.9g
   炭水化物……4.6g
   ナトリウム……42mg
   カルシウム……110mg

 しかし、私は20年ほど低温殺菌牛乳を飲むようにしていますが、必ずしも他の牛乳よりおいしいとは言えません。
 つまり、「味がよいということと健康によいということ」とは、あまり関係がないのです。私の妻は愚かですから、ふつうの口当たりがよいように調整をしたり、添加物を加えた商品のほうをどうしても好みます。
 そして、そのほうがかなり安いのですから買い物をするときに、つい手がそちらのほうに伸びるようです。そして、食べ物についてもメリットのほうばかりを考えて、デメリットには必然的に眼をつぶってしまいます。
 それが、長い期間を経てどのような結果を生じるかなどということについては、考えないのでなおさらです。

 さらに、牛乳で、とても心配なことがあります。
 それは、飲み心地がいいからといって、多量に飲む人のことです。本人は、むろん健康によいと考えて飲んでいるのですが、結果的にはまったく逆になることが多いようです。それは、牛乳を毎日1リットル以上飲むと、腸から出血をして、鉄欠乏性貧血になる場合があるからです。そしてその症状は、乳幼児から青年までにも起こりがちです。
 さらに、牛乳の飲みすぎは脂肪の過剰摂取を引き起こすでしょう。
 また、牛乳に含まれているカルシウムは、体内吸収率が極めて悪いので、ミネラルのバランスを崩してしまうことさえあるのです。だから、女性が妊娠中に牛乳を大量に飲むと、自閉症の子供ができやすいといいます。
 さらに、最近になって牛乳を多飲して脳梗塞になる子供が増えてきたともいいます。

 個人差があるので、いちがいには言えませんが、正しい知識をもって、自分自身の身体の健康を維持するための注意が必要です。間違ったことを正しいと思って習慣的に継続をすると、後で取り返しのつかない事態を引き起こすからです。
 いつも私が不思議に思うことは、戦後QHQの指導から始まって、戦前の10倍くらい小学生の牛乳を飲む量が増えているというのに、いっぽうでは小学生の骨折が戦前の10倍くらいに増えているという事実です。つまり、牛乳をたくさん飲んでも、骨がちょっとも丈夫になっていないんじゃないかという心配があるんです。
 あなたは、このことをどうお考えでしょうか?

バター

 現代の食事には、どうしても脂肪分が増えてしまいます。そこで、バターを利用するときは多用をしないように注意しなければなりません。

ヨーグルト

 プレーンヨーグルトと言って、砂糖などの入っていないものを求めます。どうしても甘みが欲しいときには、蜂蜜かオリゴ糖などを少しかけたらよいでしょう。
 砂糖や甘味料を使わなくても、乳酸発酵をすると甘酸味が出るので食べやすく、また消化吸収も牛乳などより、かなりよくなっています。
 朝にプレーンヨーグルトを200ミリリットルほど食べると、それだけで朝食になるようです。

 ヨーグルトを食べると、便秘の解消になるといいます。ヨーグルトに含まれる乳酸菌は、腸内で善玉菌を増やすといいます。その善玉菌が、有害物質を作る悪玉菌を退治するからです。
 また、乳酸菌には身体の免疫を高める作用があります。したがって、加齢とともlに低下をする免疫機能を高め、老化を防ぐことができるのです。
 ヨーグルトの表面に水状の乳清(ホエー)がたまることがあるが、水溶性のタンパク質やカルシウム・ビタミンなどを含んでいるので捨ててはいけません。
 日本でも、平安時代に牛乳やヨーグルト(状のもの)が女性の間で摂られたという記録があります。

ナチュラルチーズ

 ナチュラルチーズの原材料は、生乳と食塩です。
 ナチュラルチーズに含まれる乳酸菌や酵素類は生きているので、熟成は絶えず進行をしています。したがって、風味を変化させないために保存は、冷蔵庫に入れて10℃以下にするとよいでしょう。

 原材料名としては、生乳と食塩の2種類です。(よつ葉シュレッドチーズの場合)
 そして、栄養成分表示(100g当たり)は
   エネルギー  395kcal
   タンパク質  24.8g
   脂質  32.4g
   炭水化物   1.1g
   ナトリウム  570mg
   カルシウム  700mg
となっています。

はちみつ・ローヤルゼリー

 はちみつは、ビタミンやミネラルの宝庫といわれます。したがって、はちみつは純度100パーセントのものを摂りたいものです。
 ビタミンについては、「BBBC@@@・K・パンテント酸(パンテトン酸でもOK)・葉酸・ピオチン・コリン・ニコチン酸・リンゴ酸・クエエン酸@@@・コハク酸・グルコン酸・蟻酸」などの天然の配合をしています。
 いっぽうミネラルは、人体に必要なものがほとんど含まれていると言います。つまり、「カリウム・カルシウム・ナトリウム・マグネシウム・塩素・珪素・硫黄(いおう)・燐・銅・鉄」などです。

 はちみつは二日酔いによいと言われます。
 なぜならば、アルコールとの相性がよくてアルコールの分解を促進し、ビタミンB2が肝臓を保護するからです。したがって、お酒を飲んだあとのリフレッシュによいでしょう。

 栄養分をバランスよく含んでいるローヤルゼリーは、パーフェクトフード(完全食)と言われます。つまり、アミノ酸、ピタミン類、ミネラルなどが豊富だからです。
 ローヤルゼリーを常食している女王蜂は、約5年の寿命があります。(働き蜂の60倍くらい) そして、体重も働き蜂の3倍くらいになるそうです。そして、最盛期には1日に数千個の卵を産み、驚くほどの精力です。これはローヤルゼリーの成分と関係があるのでしょう。

花粉・プロポリス

 花粉はビーポーレンともいい、蜜蜂が採取して、後ろ足で丸めて団子状にしたものです。花粉の中には、蜜蜂の唾液(酵素)も含まれていて、タンパク質やビタミンが豊富に含まれています。
 蜜蜂は、生育するまでに自分の体と同じ量の花粉を食べて、健康な成虫になると言われています。

 プロポリスは、蜜蜂が樹木から集めた樹脂を唾液とともに噛んで、ワックス状にしたものです。蜜蜂はこれを巣の補修に使います。プロポリスは、巣が無菌状態に保てるからです。フラボノイド類を多く含んでいます。

なると巻

 なると巻の原材料名は(山本水産(株):焼津市)
   魚肉(たら、ぐち)・ばれいしょでん粉(遺伝子組換えでない)・砂糖・食塩・魚介エキス・紅こうじ色素
となっています。
 使用した馬鈴薯が遺伝子組換えでないということを、わざわざ断っているのも、やはり利用者を安心させようとしているのためしょうか。
 ここで、防腐剤などを利用していないので、賞味期限もあまり長くなく、保管は冷蔵庫でする必要があります。

赤かぶ漬け

 山形県東田川郡藤島町の庄内共同ファームが作っている赤かぶ漬けの原材料は、
   赤かぶ、塩、酢、砂糖、本みりん
となっています。

たくあん

 庄内共同ファームが作っている紅花たくあんの原材料は、
   大根、漬け原材料(米ぬか、砂糖、食塩、赤唐辛子、紅花)
となっています。

ハム・ソーセージ

 私は、2006年の夏に入院・手術をしました。
 その後、何となく体力が消耗してしまって、体調がよくありません。それまでは、自宅でほとんど肉類は食べなかったのですが、ハムとソーセージ、そして卵や魚の缶詰(鮭缶やシーチキンなど)を食べるようにしてみました。体力を回復したいと考えたからです。

 なお、ハムとソーセージは、丹沢ハム工房というところで作ったものをいただいています。
 その包装には、<豊かな自然の中で育まれた良質のお肉を無添加で加工。安心とおいしさが違います。>と書いてあります。
 そして、さらに次のような四つのコメントがしてありました。
 <味をよくするために、大麦・サツマイモを与え、育成期に与えるトウモロコシ・大豆は遺伝子組み換え飼料を使用していません。>
 <合成添加物は使わず、肉本来の粘着力を利用しました。新鮮な肉だからこそ、それができるのです。>
 <豊かな自然の中で、健康第一の肥育をしています。抗生物質などは最低限にして、肥育後期の飼料には薬剤をいっさい添加していません。>
 <調味は自然にこだわって、自然海塩・粗糖・香辛料など天然の調味料を使っています。>

 野菜と果物・植物加工品

    人参(にんじん)
    大根
    キャベツ
    ほうれん草
    もやし
    レンコン(蓮根)
    しょうが
    にんにく
    ぶどう
    ブルーベリー
    レーズン
    リンゴ
    みかん
    バナナ
    アロエ
    干し椎茸(しいたけ)

人参(にんじん)

 にんじんは、ちょっとくせがありますが、生で食べるのがいちばんです。化学肥料を使わないで育てたものを食べるようにしましょう。
 また、中には発芽防止処理をしたものが、スーパーで売られているようです。放射線の照射や化学処理によって発芽しないようにしたものは、人体によくありません。
 生で食べられないときは、茹でたり炒めたりします。加工をするほど、にんじんのもつ栄養価自体は少なくなっていくので、注意が必要です。何となくグルメと健康とは、両立しにくい感じですね。
 だいぶ以前から、私はグルメを諦めてしまいました。

 発芽防止処理をしたものもあるので、かなりの注意が必要です。
 ときどき確かめてみるのもよいでしょう。その方法は、葉の生えていた首のほうを2cmくらいで切って、水を浸した皿に入れておけばよいのです。
 すると、処理をしていないものは、しばらくして芽が出てきますから、安心をして食べることができます。

大根

 大根にも、いろいろなものがあります。もともと大根は薬になると考えられていました。

キャベツ

 キャベツは、できたら生で食べるのが好ましい。
 その食べ方であるが、丸いまま大皿に入れてテーブルに置きます。そして、果物ナイフで1枚ずつ切って食べるのです。そのようにすると、切り口が酸化しないので、新鮮のまま食べることができます。

 また、キャベツは煮ても炒めても甘みが出て好ましい。むろん煮物には砂糖を使いません。野菜の自然の甘さを味わうことができるからです。
 煮物に使うキャベツを細かくするときには、包丁で切るのではなく、ちぎって小さくします。すると、味がよく通ってよいでしょう。

ほうれん草

 ほうれん草もだいぶ改良がされているようです。昔のものほど、根の部分が赤くないようです。また、味も苦みがなくなっています。
 蓚酸を含んでいるので、煮ないと食べられないと言われたことがあります。しかし、煮てしまうと栄養分が失われてしまうので、私は食材として根菜類のようには利用をしませんでした。
 最近になって、「サラダほうれん草」というのが出てきました。そのまま生で食べられるのです。味もなかなかよく、歯触りもちょうどよい堅さです。

もやし

 もやしはカロリーこそ低いが、成分はビタミンB・ビタミンC・食物繊維・リン・マグネシウム・カルシウムなどを含んでいる。したがって、ダイエットに励んでいる人には好ましい食材でしょう。また、美肌を考えている人にも効果があるようです。
 しかし、原材料となる大豆などの豆類にも、ときには配慮をする必要があります。

レンコン(蓮根)

 蓮根は、その名のとおり蓮の根のことで、糖質を多く含んでいます。そのために、身体を温める効果があるといいます。また、タンニン質も含まれているので消炎効果があり、下痢やのどの痛み、扁桃の炎症にもよいと昔から言われました。
 さらに、食物繊維が多いので、腸内の発ガン物質排泄や高血圧の予防などにも効果的です。
 無漂白のものは、切り口が褐色になるので、切ったらすぐに酢水につけるとよいでしょう。また、煮るときも熱湯に数滴の酢を加えると、アクが抜けて白く仕上がります。

しょうが

 しょうがは古くから、薬用として用いられたようです。
 なぜならば、しようがが老化の原因である活性酸素から身体を守る抗酸化作用をもっているからです。また。殺菌作用があるので、口臭の防止にも効果があります。さらに、食欲の増進や胃液の分泌をよくして、消化吸収を促したり、発汗作用や血液の循環をよくし、新陳代謝を活発にします。
 しょうがの独特の香りは、シネオールなどの精油成分で、消炎・発汗・保温などの作用があり、風邪の初期予防に用いられます。冷え性や神経症にも、よいでしょう。
 最近の研究では、血中コレステロールを下げて血圧を下げる作用が判明したそうです。
 そしてさらに、大脳皮質を興奮させる作用があるとも言います。

にんにく

 ゆり科ネギ属の多年草。夏にかけて新物が出ます。
 にんにくを食べるとスタミナがつくと言われるが、独特の香りをもつアリシンが体内中のビタミンB1と結合して新陳代謝をよくするので、疲労回復ができます。しかし、あまり食べ過ぎないようにしましょう。

ぶどう

 ヨーロッパでは古くから葡萄酒を作っていたようですが、私は葡萄酒よりも生のぶどうが大好きです。
 信頼のできるぶどう園が作ったものを購入していますから、安心して食べられます。なぜならば、そのぶどう園では化学肥料や除草剤を使わずに、堆肥などの有機肥料だけを使用しています。
 いわゆる「生きた土」による栽培なのです。
 病害虫に対してはボルドー液を一部で使うそうですが、他は木酢液(もくさくえき)などの人体に無害なものを使用しているということです。

 そんなわけで、いつも安心をして、とてもおいしくいただいています。
 なお、私は大粒のものは皮もそのままいただくことにしています。ふつう種は食べませんが、皮は食べてみるとなかなかおいしいものです。皮にも農薬がかかっていないので、安心して食べられるし、繊維植物としても人体に好ましいからです。

ブルーべりー

 ブルーベリーには、いろいろな種類があります。なぜならば、ふつうブルーベリーと呼ばれるものは、ツツジ科コケモモ属の低木20種ほどの総称だからです。そして、それらには栽培種と野生種があります。
 カナダやアメリカ北部で改良種が栽培されているが、私は多摩川の河川敷で野生のものを見たことがあります。
 ブルーベリーに含まれるアントシアニン色素が、目の働きをよくすると言われます。
 夜間飛行(サンテグジュペリとは直接には関係がない)をしていた空軍のパイロットが、ブルーベリージャムを毎日食べていたら、「薄明かりの中でも、地上の建物がよく見えた」と証言をしたことで、その効果の研究が始まったそうです。
 最近になって、アントシアニン色素がガンや脳卒中の原因にもなる活性酸素をおさえる抗酸化作用があることに注目されています。

レーズン

 ブドウを干して乾燥させたものをレーズンというようです。干しぶどうと言ってもよいでしょう。
 甘味があって、なかなかおいしいものです。

リンゴ

 毎日りんごを1つ食べれば、ガンにならないなどと言われます。
 リンゴは、農薬をあまり使っていない新鮮なものを求めます。そして、よく洗って、皮をむかないで食べましょう。
 食べるときまで切らずにおいて、果物ナイフで少しずつ切り出して食べるのがよろしい。また、洗うときは塩素やダイオキシンを除いた濾過水で洗えればベストです。
 リンゴの種も食べ慣れれば、なかなかおいしいものです。カボチャの種などを食べるのなら、ぜひリンゴの種も生のまま食べてみるのはいかがでしょうか。

みかん

 柑橘類ですからビタミンCが豊富です。
 正式には「うんしゅうみかん」と言うのですから、かつて中国から渡来したものでしょうか?
 みかんの皮をむくときは、筋も残しておくとよいでしょう。そして、袋ごと食べるのです。なぜならば、袋は植物繊維だからです。

バナナ

 バナナは古くから健康食と言われてきました。確かにおいしくて、食べるとお腹の調子もよいようです。
 しかし、それは天然のバナナのことで、農薬を多量に用いて少しでも大きく作り、まだ青いうちに出荷をして、船室内で薬品によって消毒などをしながら黄色くする方式のものは、必ずしも安心とはいえないようです。
 そのようなことをポストハーベイというのでしょうか、出荷をした後で薬品を大量に用いているのも心配です。
 昔は、その土地で採れたもの以外は、あまり食べないのがふつうでした。

 しかし、そうはいってもアロエとジュースにするとなかなか美味しく、また健康にもよいのではないでしょうか。

アロエ

 野菜や果物の類に、アロエが入るかどうかわかりません。しかし、セロリなどを考えると、アロエをここに入れてもよいでしょう。また、アロエはユリ科の植物ですから、食用のユリの根などと同様に、ここで問題はありません。
 アロエは300種くらいあるといいますが、ふつう食用にするには木立アロエアロエベラです。
 キダチアロエはちょっと苦みがありますが、アロエベラのほうはすっきりした味がします。そして、その効果は同じ程度と言われています。(厳密には、少し成分が異なっていて一長一短がある)
 いずれも、そのまま食べればよいのですが、苦みがあったりして何となく抵抗があります。そこで、リンゴやバナナなどと一緒に、ミキサーでジュースにして飲むのがよいでしょう。

 ニンジンとジュースにすると効果の面では大きいようです。しかし、ちょっとパサパサとして飲みにくいので、ニンジンの場合には、蜂蜜などを入れると味がよくなります。季節によって、一緒にミキシングをする果物が変わりますが、むしろそれは好ましいことでしょう。
 いずれの場合も相当量の水を入れないと、ねばってしまうのでミキサーの負荷が大きくなります。
 アロエを食べると、便秘の解消に効果があったり、新陳代謝を促進して体調をよくしてくれます。
 また、薄く切ったアロエを傷口やニキビなどに付けると治りが早いと言います。やけどをしたときにも、救急用によいと言います。さらに、健康な肌に塗るだけでも、皮膚の状態がよくなるそうです。

 木立アロエもアロエベラも、とても育てやすい植物です。
 植木鉢に作っておくと、身近でよいでしょう。水やりは、週に1度くらいでかまいません。また、虫も付かないようです。その上、肥料なども、とくに必要ありません。
 そんなルーズな手入れでも、私のところでは3鉢のアロエベラと2鉢の木立アロエで、週に1回50グラム以上の収穫ができます。そして、新鮮なアロエジュースがいただけるのです。

干し椎茸(しいたけ)

 椎茸(しいたけ)を乾燥させたもので、料理の基本味を出すのに用います。
 もとの形のままをしたものと、スライス状にしたものがあります。また、足の部分だけを切って取り去ったものもあります。足の先には、土砂が付いていることがあるからです。
 いずれも味付け素材として用い、そのまま煮込んでしまう場合と、煮る前に数時間冷水に浸(ひた)して戻してから使う場合があります。調理後は、他の素材とともに干し椎茸も食べるようにします。

 栄養成分表示(10gあたり)は、次のとおり。
   たんぱく質……1.93g
   脂質……0.37g
   炭水化物……6.34g
   ナトリウム……0.6g
   カリウム……210mg

 なお、干し椎茸10gあたりで1日に平均所要量に対するパーセントは、おおよそ次のとおり。
   鉄……4%(0.17mg)
   ビタミンB1……8%(0.05mg)
   ビタミンB2……15%(0.14mg)

 魚・魚介類加工品・海産物

    鮭の切り身
    焼き海苔(やきのり)
    乾燥ひじき
    煮干し

鮭の切り身

 鮭の切り身も減塩ということで、むしろ甘みのあるものが増えています。
 しかし、考えてください。昔は塩を吹くほどの状態で、また非常にからかったものです。それが、塩を用いないで保存できるのは、おそらく防腐剤などが入っているからでしょう。
 塩ならば水を飲めばよいのですが、防腐剤はやがてガンなどの病気を引き起こします。
 有吉佐和子の『複合汚染』が気になる時代になったようです。

焼き海苔(やきのり)

 最近のものは、すでに焼かれてパックされているものが多いようです。そのまま食卓に出して使えるように、小さくカットしたものも売られています。
 その栄養成分表示(100g当たり)は、
   エネルギー  188kcal
   タンパク質  41.4g
   脂質  3.7g
   炭水化物   44.3g
   ナトリウム  530mg
   カルシウム  280mg
   ビタミンA  4600ug
   ビタミンB1  0.69mg
   ビタミンB2  2.33mg
   ビタミンC  210mg
となっています。

 なお、すでに焼いてある場合、袋に入った石灰乾燥剤が封入されています。これは、水分を含むと発熱をして、さらに引火をすることもあるので、注意が必要です。絶対に水気のあるところには、捨ててはいけません。

乾燥ひじき

 岩礁に密生する50cmくらいのひじきを4月ごろの干潮時に刈り取ったものを水洗いをしてから、スチーム釜で乾燥をさせるそうです。したがって、水に戻すと10倍くらいに増えます。
 栄養成分表(100g当たり)は、次のようになっています。
   エネルギー……139kcal
   たんぱく質……10.6g
   脂質……1.3g
   炭水化物……56.2g
   ナトリウム……1400mg

煮干し

 夏に梅干しや煮干しを食べると健康によいといいます。

 水・お茶・飲み物

    飲料水(飲み水)
    お茶
    コーヒー
    ココア
    紅茶
    ウーロン茶
    柿の葉茶
    ビール
    日本酒
    焼酎
    ウイスキー
    ぶどう酒
    薬用酒

    牛乳は「加工品・加工食品」の節にあります。

飲料水(飲み水)

 水は食べ物ではありませんが、私たちの健康にとって、非常に大切な要素です。したがって、いくつかの注意をここに記しておきましょう。

 最近になって、水道の水を利用しないで、飲料水を買っている人が多くなりました。
 また、常にペットボトルを携帯して、少しずつ飲んでいる人がいます。しかし、健康な人はそんなにたくさんの水を飲まなくても、大丈夫でしょう。もしも喉が渇いたら、そこで飲めばよいのです。
 昔から「一升瓶健康法」などといって大量の水を飲む方法があります。また、西式健康法のように盃(さかずき)で四六時中チビチビと水を飲む方法もありました。いずれも、それなりの理由があるでしょうが、あまり現実的ではありません。
 むろん、人体が1日に2リットルくらいの水を必要としていることは事実です。
 また、食べ物はかなり長期間にわたって取らなくても大丈夫ですが、水は絶えず補給をしないと命にかかわります。

 しかし、いっぽうでは水を正しく飲まないために糸宮(子宮ではない、男にもある器官で、糸状体ともいう)がダメになって、トイレが異常に近くなったりすることがあります。つまり、折角の濾過器が何らかの事情で犯されてしまい、ぶよぶよの状態になってしまうのです。
 現時点で心配なのは、「統計的に1年で平均4キログラムも摂取する」といわれる化学薬品が、体内でどのような作用をするかということでしょう。むろん、水がないとそれらの浄化ができないので、多量の水分を必要とするはずです。
 しかし、みそ汁やスープ、果物や野菜などからかなりの水分が摂取できますから、よほど暑い時期でもないかぎり、元来は水をガブガブ飲む必要はないのです。

 そこで、次にこの大切な水をどのようにして補給するかの問題です。
 ここのところ、水道水をそのまま安心して飲める地方は、非常に少なくなっているようです。そこで、ふつうの場合は濾過をしてから飲むのがよいでしょう。煮沸をすると、水の成分が変わってしまうからです。
 有害な物質を除くフィルターを備えたもので、水道の蛇口にセットするタイプのものが、かなり市販されています。
 それぞれに一長一短がありますが、我が家では「ハーレーの浄水器」を愛用しています。その浄水器を通した水を飲むと、何となくまろやかな感じがするからです。

 (注) ハーレーIIの特徴
 ミネラルは、そのまま残す。トリハロメタン、ダイオキシン、除草剤、殺虫剤、PCB、合成洗剤などの人体に有害な物質を取り除きます。つまり、有害な有機化学物質をほとんど取り除くことができるのです。

 水分の補給に、すべてペットボトルの飲料を利用する人がいます。
 しかし、日本のペットボトルは法律で滅菌を義務づけていますから、たいがいのものは高温殺菌をするなどして、水本来の特性が変化しています。つまり、「生水」ではなく「死に水」になっていますから衛生的ではあっても、健康に好ましいかどうかは疑問です。
 なぜならば、私たちの遺伝子は古くから井戸水や湧水などの生水を飲むことに慣らされているからです。
 フランスの飲料水、例えば「エビアン」などは煮沸をしないで、原水のままペットボトルに詰めるといいます。しかし、カルシウムが多く含まれているので、健康にはあまり好ましくないようです。なぜならば、そのカルシウムは腎臓などに結石を作る場合が多いからです。
 国や地方によって、人体に好ましい飲み水は、昔からかなり異なっています。したがって、地方や外国に旅行をするときなどは、「飲み水に注意をするように!」などと言ったものです。

 水分を身体に補給するためには、いろいろな方法があります。むろん、必ずしも水による必要はありません。
 果物や野菜から補給すると、比較的安全でしょう。しかし、その果物や野菜を購入するときは、あまり農薬を利用していないものが好ましいことはむろんです。また、ポストハーベイと言って収穫後に添加する薬品なども含まれていないものを選ばなくてはなりません。
 いずれにしても、あまり化学薬品が含まれていない食べ物や水を選ぶようにしてください。

 なお、水について仏教では「八功徳水(はっくどくすい)」といい、8つの功徳を具えているそうです。8つにはいろいろな説があるが、「倶舎論」では「甘」「冷」「軟」「軽」「清浄」「不臭」「飲時不損喉」「飲己不傷腸」を八徳としています。

お茶

 お茶にはビタミンCがあると言います。
 最近は「食べるお茶」というのが出回ってきました。

コーヒー

 ふつう、コーヒーにはミルクと砂糖を入れます。しかし、何も入れないブラックというのを好む人もいるようです。
 また、アメリカンコーヒーと言って、がぶ飲みをするのに都合のよい薄口もあります。アメリカンコーヒーは、お茶のトラブルで紅茶がアメリカに輸入できなかったときの対応策でしたが、その後このアメリカンコーヒーの味も見直されて今日に至ったようです。
 コーヒーには、砂糖を入れない方がよいかもしれません。また、ミルクも多量に入れるとコーヒー本来の味が損なわれてしまうので注意が必要です。
 アメリカンコーヒーのように薄いほうが、身体にはよいでしょう。

ココア

 ココアが健康によいといいます。
 しかし、ココアだけで飲む人は少ないでしょう。飲むときに入れる砂糖が問題になるのです。また、ミルクを入れる人もいるようです。そのミルクも問題になることもあります。
 そのようなことも、考えると必ずしも健康によいということは、どうなのでしょうか。

紅茶

 紅茶は香りで飲むともいわれました。

ウーロン茶

 ウーロン茶もお茶も紅茶も似たものです。

柿の葉茶

 柿はカキノキ科の落葉高木で、柿の葉は古くから健康維持のために愛用されていました。日本茶や紅茶を飲むと、寝付かれなくなる人にもよいでしょう。また、ビタミンCの補給にもよいと言います。
 柿の葉を急須に入れて熱湯を注いでもよいし、やかんに入れて煮出してもよいでしょう。さらに、夏期は冷やしてから飲むと、とてもおいしいようです。

ビール

 ビールは、良質の水が用いられます。

日本酒

 日本酒も少ない場合は、健康を増進させます。

焼酎

 焼酎は、糖質が少ないのでよいという人がいます。

ウイスキー

 ウイスキーも糖質が少ないと言います。

ぶどう酒

 ぶどう酒は健康によいと古くから言われています。また、小説などに気付け薬として用いる記述があったりします。
 しかし、その成分に酸化防止剤として亜硫酸塩、保存料としてソルビン酸が入っているものがあります。
 どのくらいの比率で含まれているのかは記述がないのでわかりません。しかし、微量であっても亜硫酸塩やソルビン酸などは人体にとっては化学物質です。そのようなことを考えると、ちょっと心配です。

薬用酒

 焼酎に薬用植物を漬け込んだもので、養命酒や東陶酒などという名前で売られています。もしかしたら、それらは商品名かもしれません。口当たりもよく、滋養にも効果があるといいます。しかし、アルコールをベースとしていることを忘れてはいけません。

 味付け調味料

    塩(食塩)
    *塩に関する話題
    砂糖
    砂糖と塩に関する補足
    しょうゆ
    味噌
    オリゴ糖

    干し椎茸(しいたけ)は、「野菜と果物・植物加工品」にあります。
    煮干しは、「魚・魚介類加工品・海産物」にあります。

塩(食塩)

 塩の摂りすぎは、身体によくないと言います。血圧が上がって、循環器の病気にかかりやすくなるからです。そして、何でも減塩をうたえば売れる世の中です。
 しかし、減塩をすると食品が腐敗をしやすくなることは自明の理でしょう。そんなわけで、傷みやすいものには防腐剤を入れるようです。塩を減らしても、代わりに多量の防腐剤を人体に摂取してしまったら、逆効果になってしまいます。そのような食べ物は、絶対に避けるようにしなければなりません。

 つい先日、福祉センターで食事をしていた人がお手製の弁当を自慢していました。
 買った物は好ましくないので、自分で材料を選んで作るのだといいます。そして、鮭の切り身は必ず減塩のものを買って、自分で焼くそうです。しかし、減塩の鮭が腐敗をしないのは不思議です。昔の塩だらけの鮭の切り身でさえも痛んだのですから、何らかの防腐処理がなされていなければ室温で保存ができるわけはありません。
 その人は、その辺のところを勘違いしていたようです。

 また、減塩自体の恐ろしさもあります。減塩をしすぎると、気力がなくなって病気にかかりやすくなります。また、いったん病気になったら治りにくいようです。つまり、減塩は身体の抵抗力を落としてしまうのです。それは、体液に占める塩分の効果が薄くなるからです。そのようなことを知らないで、ただひたすらに減塩をすると後になって身体に重大な問題を起こすでしょう。
 現在は違うでしょうが、かつて刑務所で凶暴な囚人には塩分を控えた食事を出したそうです。つまり、そうすると気力がなくなって、おとなしくなるからです。

 ヒポクラテスも言っているように、冬は塩分を控えめにして、夏は自然塩をある程度とるとよいでしょう。(もしかしたらヒポクラテスが言ったのは、塩分でなく脂肪だったかもしれません。間違っていたら、ごめんなさい。)
 ここで、塩は化学塩でなく自然塩を使うようにしてください。
 ついでながら、私が勤務をしていた工場のボイラーにある作業員控え室には、塩の錠剤入りのビンが常備してありました。

(注) 私が利用している自然塩は、大島産の「海の精」というものです。下記を参照してください。

 一例として、私の使っている食塩のデータを示しておきましょう。
 まず、名称が「海塩」で食塩でないことに、注意が引かれます。そして、原材料が「海水100%」となっています。袋の表には、
 「母なる海のエキス 自然海塩 海の精 伊豆大島産 黒潮から生まれた純国産塩」
と書いてあります。
 栄養表示基準による表示(100g中)は、次表のとおり。

熱量……0kcal ナトリウム……33.8g
タンパク質……0g マグネシウム……700mg
脂質……0g カルシウム……400mg
炭水化物……0g カリウム……240mg

 ここで、ナトリウム・マグネシウム・カルシウム・カリウムだけでなく、海水に含まれる60種類以上の天然ミネラルが微量に含まれていることが、健康保持に欠かせないのではないでしょうか。
 逆に、ナトリウム99.999……パーセントなんていうのは、決して人体には好ましくありません。

 塩は食べ物の味付けに用いるほかに、大切な用途があります。
 昔から、塩は清めや消毒に使われてきました。
 今でも、料理屋の入り口の両側に塩を小さな山状にして盛っているのを見かけます。また、相撲の土俵には多量の塩を蒔いて、力士の皮膚や小さい傷口の消毒に用いています。
 私は、ここ十数年、歯を磨くのに塩を用いています。間違いました! 歯を磨くのではなく、歯周病の対策として口腔内の消毒や歯茎のマッサージなどに用いるのです。むろん歯を磨くのですが、高齢になると歯を磨くだけでは、ちょっと不十分です。
(このことについては、「健康のページへ」>「今後どうすればよいのか?」>「○お医者さまにかからない方法」にある「歯のトラブルを減らす方法」をご覧ください)
 また、鼻洗のときも、重曹と塩を半々に混ぜて体温と同じくらいの水溶液として用います。
(鼻洗については、@@@)

*塩に関する話題

・ 「塩をこばす」……西洋では「塩をこばす」ことは、一般に「不運」を意味します。
 そして、これを防ぐためには左肩に少々の塩をふりかければよいのです。

・ レオナルド・ダ・ヴィンチの『最後の晩餐』……よく見ると、ユダの前の塩入れがひっくり返っているのがわかります。
 ユダの不運をレオナルド・ダ・ヴィンチは慈しんでいるのでしょう。
 もしも、ユダがどこにいるかおわかりにならなかったら、ひっくり返っている塩入れを探してくださいね。

砂糖

 かつて、砂糖が貴重品だった時代があります。それは、そんなに過去のことではありません。
 砂糖の入れ物に鍵をかけた時代や、サッカリンやズルチンなどの代用砂糖を用いた時代もありました。また、外出するときに留守番の小坊主に、和尚さんが砂糖を毒だと言って出かけたりした話もあります。
 それは砂糖が貴重だったからです。

砂糖と塩に関する補足

 調味料として、砂糖や塩が用いられます。
 しかし、すでに加工された製品にも塩や砂糖が多量に含まれていることがふつうになりました。例えば、パンです。食パンには、かなりの量の塩が含まれていますし、菓子パンには砂糖が入っているものがあります。おいしくして、口当たりをよくするためです。
 ようかんや最中などに入っているあんこで、上品な味がして口当たりのよいものがあります。
 甘くもなく、とてもおいしいのです。甘さを控えた味とでもいいましょうか。
 しかし、そのような場合にはとくに注意が必要です。砂糖を控えているのではなく、多量の砂糖を塩で加減しているからです。したがって味がおいしくても、体内には砂糖と塩を多量に摂取することになってしまうでしょう。

 砂糖や塩が、かつては防腐の目的で利用されました。しかし、現在は科学的な防腐剤が多く用いられるようになっています。塩鮭を考えたら、おわかりになるでしょう。かつては、多量の塩を用いて腐らないようにしました。
 現在では、塩を減らして防腐剤で加工をします。ふつうに考えると、減塩ですから身体にはよいように思いがちです。しかし、実際には多量の化学薬品を体内に取り入れることになるので、好ましいことでは決してなく、その影響も考えなければなりません。

しょうゆ

 しょうゆは生き物です。生醤油でなくとも、いったん栓をあけた醤油は、冷蔵庫で保管するのが原則です。机上に置いてもカビが生えたり、腐ったりしないのは、おそらく防腐剤が入っているためでしょう。

味噌

 しょうゆや味噌は、防腐剤混入のくせ者です。また、ともに大豆が主原料ですので、遺伝子組み換えの心配があります。

オリゴ糖

 オリゴ糖には、体内のビフィズス菌を増やす作用があるといいます。
 ここでは、ビートオリゴ糖について検討してみたいと思います。ビートは甜菜(てんさい)、砂糖大根の糖蜜から抽出されます。酸に強く、胃で消化されにくいので大腸にまで届くわけです。
 そして、オリゴ糖はビフィズス菌の餌になるわけです。このビフィズス菌が多くなると、体調がよく健康によい状態だとされます。

 しかし、実際にはオリゴ糖のシロップといっても、その成分は
   ショ糖や糖類  67%
   水分       22%
   オリゴ糖     11%
というような配分でした。

Kuroda Kouta (2004.02.21/2012.02.29)