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  健康全般に関するQ&A(十問十答)



 私たちのグループで、日々行っていることをここに「健康全般に関するQ&A(十門十答)」として、ここにまとめました。
 以下の問答(Q&A)は、地方のFM放送局からのインタビュー依頼に応えるため、はじめは対話原稿として作成したものです。それをこのホームページに掲載するために、大幅な削除と、若干の訂正をしました。
 ここで、は放送局の若手女性アナウンサーの問い、はその問いに対するこの会の担当者がした返答です。
 また、一つのQが放送の都合上、長くなりすぎないように、いくつかに分割をしました。ここでいう一問ごとの区切りとは、[1][2][3]によって示されている部分に相当します。


『マイフェアレディ』のイライザちゃん


[1]Q どのような目的で皆さんの健康会というグループができたのですか?


A そうですね。
 誰もが望むことでしょうが、「健康と心豊かな毎日を過ごすために、いったいどうしたらよいか?」ですよ。結構、間違った常識や個人的な判断、独断というのでしょうか、そのために身体(からだ)が不調になることが、多いのじゃないですか。
 誰もが、健康で楽しい日々を送りたいと考えるのですが、実際には、何かが間違って、病気になったりすることが、かなり多いんですよね。
 気が付かないからですよ。
 だから、私たちの会では、互いに実験をして確かめたり、いろいろ調べたりしたことを発表しあうんです。
 そうすることによって、正しい知識が得られ、おおいにメリットがあります。
 一人で調べるよりも、多くの人で調べたほうが効率がよいし、第一、楽しいんですよ。
 また、出てくる結果の信憑性(しんぴょうせい)についても、一人でやるよりは、ぐっと高くなるのじゃありませんか。そのようないきさつで、会員どうしで情報交換を行おうということになって、会ができちゃったんですよ。


[2]Q いつから活動を始められたのですか?


A はい。
 市の文化団体として、登録をしたのは、今年(2002年)の一月ですが、すでに一年前から少人数で集まって、活動をしていたのです。また、五年くらい前から、一人で、こつこつと研究をしていたものもいます。
 それが、次第に関心をもつ人が集まって増え、ちょうど七人になったところで、多摩市に会として登録したのです。
でも、私たちの会員の中には、いま言ったように、五年も実験を続けてきたものがいるんで、強いんです。
 何だか、あまりいい言葉じゃないですが、それこそ驚きの人体実験ですよ。(笑い)


Q 例えば、どんなことをするんですか?


A そうですね。食べ物の注意や、ちょっとした生活習慣の工夫によって、驚くほど、身体(からだ)が丈夫になるようです。
 肌といいましょうか、皮膚が鍛錬(たんれん)されて、生来(せいらい)の状態に戻るんです。
 いわゆる原始時代の状態とでもいったら、ちょっとオーバーかな。
 グロミューというんですがね。皮膚の下にある一種の体温調節器官ですが、それが正常に働くようになると、あまり寒く感じないのですよ。
 会員の一人に、冬でも半ズボン、半袖の開襟シャツで、素足にサンダルという格好で、歩いているのがいますよ。下に何を着ているか調べてみたら、上下とも木綿の薄い肌着でした。
 つまり、冬でも4枚だけというのですか、もう裸(はだか)同然ですよ。(笑い)

Q え! それ、本当ですか?

A ええ、それで、彼は真冬(まふゆ)の十二月でも一月でも、唐木田の福祉センターから桜ヶ丘まで、二時間ぐらい平気で歩いちゃう。まったく、すごいですよ。
 それが、すたすたと、楽しそうに歩いているんだな。そうかと言って、あまり早足でもないんです。私は、まだまだそこまでは、いっていないですがね。


[3]Q 話を戻して、会の活動の方針に、すでに前からある学説の影響はあるのですか?


A あります。私たちは、自分たちで実験をするほかにも、文献を調べたりします。
 例えば、石塚左玄(いしずか さげん)や桜沢如一(おうざわ じょいち)などの記述や言ったことは、今日でも通用する、いや現代だからこそ、改めて、考えなければならないテーマなのです。
 また、アレキシス・カレルの『人間−−この未知なるもの』などという本なども、古典ではあっても、会の研究図書になっています。健康であるために、人間、つまり自分自身の本質を知りたいからです。
 さらに、会員の中には、道元(どうげん)や宮沢賢治(みやざわけんじ)の信奉者までいる始末です。まったく、にぎやかなことでしょ。
 満艦飾(まんかんしょく)ですね。
 それでね、いろいろ文献から面白いこともわかるんですよ。


Q どんなことがわかるの?


A 明治時代に、政府が雇った外人技術者に、ベルツという人がいました。本職は医者ですがね。
 その人が日光にいったとき、おかかえの人力車に乗ったのです。だって、そのころは、まだ日光へ行く汽車は、なかったんです。
 すると、痩せた小男の車夫(しゃふ)、運転手といいましょうか、その車夫は、途中で数回休んだだけで、日光までベルツを乗せた人力車を牽(ひ)いて、すたすた軽く走ってしまったのです。
 ぜんぜん、バテたりなんかしなかったのです。
そこで、ベルツは持ち前の研究心で、その男の食事を調べました。すると、彼は毎日、玄米とわずかなおかずしか食べていないことがわかったのですよ。
 だから、ベルツもびっくりしてしまったんでしょう。
 そこで考えました。この男が肉を食えば、もっと力が出るだろうと。
 つまり肉食によって、さらに馬力、じゃない、人力(じんりき)と言わなければいけないかな、その力(りき)が上がるはずだと、確信をしたのです。
 そんなわけで、次の日から肉を中心の食事に変えたのです。住み込みでしたから、彼に外食など、ベルツはいっさいさせませんでした。
 すると、結果はどうなったと思いますか。


Q どうなったの? わからないわ。


A そう。彼は、
 「旦那(だんな)。肉を食べ始めてから、どうしたものか、まったく力が続かないんですよ。すんませんな」
と言ったのです。
 まだ、その時代には、肉をうまく消化できなかったのでしょうか。とにかく、前の粗末な食事に戻して、一件落着というわけなんです。
 もしかしたら、瞬間の力は肉食のほうが優れているかもしれないが、持久力というと、米や野菜のほうがよいのかもしれないんですね。阿闍梨(あじゃり)の千日歩行なども、同じ理由かもしれない。
 ベルツのことは、よく引用されていて有名なんですが、しかし、その部分の記述が岩波の文庫本を読んでも、どこにもなかったと会員の一人が言っていましたよ。
 もっとも『ベルツの日記』は初版のときよりも、だいぶ薄くなっていますから、削られてしまった箇所かも、しれないんです。


Q 肉を食べても、力がつかないのかしら?


A そういう意味じゃないんです。
 食べ慣れないものを食べると、最初のうちは消化ができなかった、ということじゃないかな。当時、日本人は肉食の経験が、あまり多くはなかったのだから。
 もっとも、肉の大好きだった会員の一人が、三年来の研究とともに本人自身の人体実験をして、わかったこともあります。


Q どんなことが、わかったの?


A それは、肉食よりも野菜を中心にした食事のほうが、皮膚が丈夫になるということなんです。
 肌もきれいになるんですよ。女性には、うれしいことでしょ。でも、実験をしたのは男の会員です。しかも、じっちゃまなんです。
 その男、じっちゃまですがね、風呂でよく会うんですが、肩のところや膝などが、つるつると光っているんで、驚いちゃいますよ。肌のキメが細かくなったのでしょう。だからそのことは、野菜のことですよ、事実と思います。
 旧約聖書の中の『ダニエル書』に、王様の食事をした人と、野菜だけの食事をした人を比べる話がありますが、やはり野菜だけの人のほうが皮膚が美しくなって、身体も丈夫になっていた、ということが書いてありました。
 また、宮沢賢治の作品にも、面白いことがあります。


Q 宮沢賢治って『銀河鉄道の夜』や『雨にも負けず』のですか?


A そうです。
 きょう、ここにその『雨ニモマケズ(注)をもってきたんですが、読んでいただけますか。

(Q) はい、それでは読みましょう。

  「雨にも ま(負)けず
  風にも まけず
  雪にも 夏の暑さにも まけぬ
  丈夫な からだを もち
  欲は なく
  決して 瞋(いか)らず
  いつも しず(静)かに わらっている
  一日に 玄米四合と
  味噌と 少しの野菜を たべ
  あらゆることを
  じぶん(自分)を かんじょう(勘定)に入れずに
  よく みきき(見聞き)し わかり
  そして わす(忘)れず
  野原の松の林の蔭(かげ)の
  小さな萱(かや)ぶきの小屋にいて
  東に病気の こども(子供)あれば
  行って看病してやり
  西に つか(疲)れた母あれば
  行って その稲(いね)の束(たば)を負い
  南に死にそうな人あれば
  行って こわがらなくてもいい と いい(言い)
  北に けんか(喧嘩)や そしょう(訴訟)があれば
  つまらないから やめろと いい(言い)
  ひでり(日照り)のときは なみだ(涙)をなが(流)し
  さむさの なつ(夏)は おろおろ ある(歩)き
  みんなに でくのぼー(木偶の坊)と よばれ
  ほ(誉)められも せず
  く(苦)にも されず
  そういう もの(者)に
  わたしは なりたい」


(注) 原文のタイトルは、単に横書きで「11.3」となっている。これは、縦書きの三行目の「雪」という字の上から最初の行の「雨」という字の上に、左から右に書かれていて、日付を表している。文学全集などでは、
   <詩>「雨ニモマケズ手帳」他より
として分類され、タイトルは「十一月三日」としている。昭和6年(1931年)のことで、死ぬ前々年のことである。
*原文は、
  雨ニモマケズ
  風ニモマケズ
  雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ
  丈夫ナカラダヲモチ
  欲ハナク
  決シテ瞋ラズ
  イツモシズカニワラッテイル
のように、漢字とカタカナで表記されている。しかし、ここでは文学的な鑑賞を目的としないので、ひらがな表記に改めさせていただいた。(実を言うと本音は、ワードプロセッサで入力する手数を省いたのである)
*読みにくい字は、かっこで囲って読み仮名を付けた。むろん、その表記部分は原文にはない。
*逆にひらがなで意味がわかりにくい部分には、かっこで囲って漢字を補足してある。
*文字が続いていて読みにくい部分、読み間違えを生じやすい部分は、半文字分の分かち書きをした。


A いま読んでいただいた中に、
  「一日に 玄米四合と
  味噌と 少しの野菜を たべ」
という箇所があったでしょ。
 これが、驚きなんですよ。
 そんな食事でほんとうに大丈夫かと言って、わざわざ確かめた会員がいるんです。一年間もですよ。
 もっとも、外食をするときは別だったでしょうが。


Q 大丈夫だったの、心配だわ!


A はい、大丈夫なんです。
 それが、本人の言うことですがね、かえって身体の調子がよいと言っていました。それから、つくづくと、
 「四合のめしって、四カップだろ。食いでがあって、大変だったなー」
と言っていました。
 そんなわけで、めしだけで腹がいっぱいに、なってしまったみたい。
 でも、やはりおいしい物が食べたいと言って、一年でやめてしまったようです。
 グルメの時代に、玄米なんて、ちょっと時代遅れかな。(笑い)


[4]Q 健康に関して注意をしている人と、そうでない人の違いはあるのですか?


A そりゃ、あるんじゃない。
 注意している人は、病気にかかりにくい。また、かかってもすぐに直っちゃう。
 普段から食事に注意している人は、糖尿病歯槽膿漏(しそうのうろう)、今は歯周病(ししゅうびょう)というのかな、まずそんな病気に、ならないようです。
 また、ホメオスタシスと言って、自然に治ってしまう力がとても強い。つまり抵抗力が強いんです。
 だから、そういう人は、めったに仕事を休んだりしない。できたら、誰もがそうなって欲しいなー。
 いっぽう、あまり気を使わない、ぶっきらぼうの人は病気になりやすい。また、病気になると、今度は治りにくい。
 なんとも困ったことでは、ありませんか。
 会員の中に、実はこのことは本当は秘密なんですけど、かつて医者に見放された重病人がいるんです。それで、そのころに彼はこっそりと財産なども処分して、会社も辞めて、そして覚悟して、いつ死んでもよいような状態に、身の回りを整理したんです。
 むろん、金がなくなってしまって、その結果でしょう、食べ物も粗末になって、とてもシンプルな規則正しい質素な生活に、変わってしまったのです。


Q  それで?


A それが、その人は、いつまでたっても死なない。死なないどころか、不思議なことに、いつの間にか治ってしまった。これ、本当の話なんですよ。
 本人は、そのことで生活習慣や食事内容が思ったより大切だということが、身をもってよくわかったと、しみじみ言っていました。


[5]Q 糖尿病から、最近では歯周病までが、生活習慣病などと言われていますが?


A 前のご質問にあったように、いつも健康に留意している人と、そうでない人との違いがそれらの病気に、とくに現れています。
 糖尿病も歯周病も、いったんかかると、なかなか完治しにくい病気です。そして、悪いことに、お医者様も見放す場合があるとさえ、嘆いて言う人もいるほどです。
 そんなおっかない病気なのに、結構、たくさんの人がこれらの病気にかかっています。とくに高齢者の場合には、非常に多いようです。しかし、最初からしっかりと注意さえしていれば、生活習慣病は予防ができる病気なのです、実のところ。
 そんなわけで私たちの会は、治療よりもむしろ、予防に力を入れています。
 糖尿病は食事によって、歯周病は口の中の手入れによって、というようにです。
 糖尿病は、いまこの放送を聞いておられる方も、よくご存じと思いますので、例えば、歯周病です。
かつて、この病気は歯槽膿漏(しそうのうろう)といったように、これは歯自体の病気ではありませんから、虫歯とはまったく違う考えで、かからねば治りません。そのようなことも、会員間では勉強しています。


[6]Q 歯の磨きかたに、工夫がいるということですか?


A そうですね。
 私たちは、歯を磨くというような考え方ではなく、口腔内(こうくうない)、つまり口の中のことですが、その清掃と考えるんです。したがって、口腔(こうくう)、口腔(こうこう)と言ってもよいのですが、いつも清潔にしておく努力をする。
 そんな考えから、歯茎(はぐき)やの清潔なども心がけます。
 舌の上に住んでいる細菌、舌苔(ぜったい)というのですが、それを取ることによって味を感じるところ、味蕾(みらい)が正しく働くようになるんです。
すると、あまり油っこいものや辛(から)いもの、よくいうじゃないですか、カレーの激辛(げきから)などが、や(厭)になっちゃって、むしろ薄味が好みになってくるから、不思議なんだな。
 歯周病は、歯を支える部分が細菌に侵されてダメになってしまうので、細菌がそこまでいかないようにする、そんな方法を会員の一人が考え出したのです。
 そして、何人かがやってみたら、結構いいんです。
 だって、食べ物のカスがたまって、ほっておくと口の中は、もともと不潔になりやすいところですからね。そんなわけで、原因さえ知っていれば、口臭(こうしゅう)はかなりなくせます。


Q 私、心配になっちゃった!


A だいじょうぶ、ちょっとしたコツなんですよ。
 もしも、心配になることがあったら、集会にいらっしゃい。いろいろわかっている人がいますから。そんで、そのときにわからなくても、テーマがあれば手分けをして調べるんです。
 あなたがたは、お若いから心配ありませんよ。
 しかし、じっちゃんになって、ばさま(「ばあさま」と言ってもよい)でも同じですが、臭(くさ)い臭(にお)いがしたら、もうロマンスどころでは、なくなっちゃいませんか。
 だって、高齢者にもロマンスはあるんですから、……


Q (笑い)ほんとね!


A 日本でも、身体を清潔に保つ努力は、意外に古くからなされていたようです。
 道元(どうげん)の『正法眼蔵』(しょうほうげんぞう)という本に、歯の磨きかたが、ていねいに書いてあります。その本は、会員の間で、ときどき話題になるんですが、ここでちょっと言いにくいのですが、さらに、お尻の拭きかたまでも書いてあるんですよ。
 本当ですよ。
 しかし、この話のこれ以上については、ここではちょっと言えないんです。道元の本に書いてある、お尻の拭きかたの話ですよ。
 だから、その話はやめときましょう。
 結局は、いろいろやってみてよい方法が見つかったときは、会員どうしで、互いに教え合っているわけです。むろん、会員でなくても個別にお尋ねがあれば、応えられることは協力をしますよ。
 だって、私たちのしていることは秘密ではないし、みんなが健康になることが私たちの目的なんですから。


[7]Q 多摩地区は、この季節、花粉が多いようですが、……?


A よくそう言いますが、あまり感じないですね。年代のせいかな。鈍感なのかな。それとも………
 身体(からだ)が健康であれば、少々のことでは変化をきたさないように人間の身体は作られているようです。さっき言った「ホメオスタシス」ですよ。
 しかし、いろいろの不調が重なってくると、身体の調子が次第に悪くなってきます。
 そして、具合の悪いことには、その原因が、いったいどこにあるかも、わかりにくいので、何とも困っちゃうんだ。
 花粉病アレルギーには、そんな面があるんじゃないかな。
 有吉佐和子さんが書いた『複合汚染』という本にもあるように、ある範囲を超えると、互いに悪いほうに影響をしあうということが、食べ物に入っている物質などについても、そっくり言えるんじゃない。
 思わぬ結果が、出ることがあるようです。
 それが、恐ろしいところなんですよ。
 お陰様で、私たちは今のところ、花粉病で悩まされているものはいません。


[8]Q 健康を維持するために、どんなことに注意すればよいのでしょうか?


A はい。
 やはり、水と食べ物に、注意をする必要があるでしょう。よいを飲み、よい食べ物を食べるという、もう当たり前もことなんですが、……
 本当は、それから空気にも注意がいるんです。
 そして、さらに生活習慣を正しくしなければなりません。


Q 水も気をつける必要があるの?


A そうなんです。
 人間の身体(からだ)は、半分以上が水でできているんです。つまり、ふだんでも身体は、水浸(みずびた)しなの。
 だから、いい水でないと、長い間には具合が悪くなっちゃう。身体の中にあるたくさんの細胞が、みんな疲れちゃうんですよ。
 いま言っていることは、水道の水が悪いということじゃないんだ。多摩市の水は、よいほうだと思う。
 誰でも、お腹(なか)の中に細菌がいて、腸内細菌というんですが、たくさんの種類があって、そのバランスで身体の状態が、大きく変わってくるのです。だからできるだけ、よい細菌を増やし、悪い細菌を減らすようにするために、水はとても大切なのです。
 悪い細菌が優勢になると、老化も早くなるといわれています。
 また、女性の場合、お肌の潤(うるお)いがなくなってきて、お化粧ののりも悪くなるんです。
 そんなときは、顔がバサバサしていて、粗壁(あらかべ)に塗っているような感じだと、私たちの女性の会員が言っていましたよ。
 もっとも、まだ、ばさまではありませんが、それでも中年の人ですがね。


[9]Q その他(ほか)、どんなことを調べているのですか?


A はい。
 食べ物は、米、野菜、肉、魚、卵、加工食品、さらに塩、砂糖、油、調味料など、口に入るものすべてです。
 私たちの会は、高齢者も多いので、老化はいたしかたないと考えていました。しかし、最近になって、ゆっくりと老いを進める方法がわかったので、とくに食べ物については、注意をするようになったのです。
 また、食べ物が身体に大切なことは、誰が考えても明白でしょうが、精神的にも重要な影響を与えるのです。
 それは脳、むろん脳も身体の一部ですが、いくら丈夫で、ぴんぴんしていても、ぼけてしまったら困るでしょ。
 さきほどの有吉佐和子さんの『恍惚(こうこつ)の人』という本も、よく話題になるんですが、恍惚なんて、ちょっと哀れですね。
 そうなりたくないなぁ。


[10]Q 今後のご計画は、どうなっているの?


A 会員だけでなく、できるだけ多くの人が、健康で充実した日々を送れるようにしたいという計画なのです。
 だから、私たちが見つけた方法で、誤解がなくて安全なことを次々と発表して、誰でも確かめられるようにしているのです。
 また、老人というのかな、高齢者と言ったほうがよいかもしれないけれど、いつまでも健康であって欲しいんだな。そのために、そういうところにもPRして、健康法を知ってもらう。
 誰でも、よいよいになったり、寝たきりは、ご免だからなぁ。
 また、若い人たちには、知らないために、健康を損ねることのないように、くれぐれもお願いしたいな。
 例えば、歯、永久歯(えいきゅうし)と言ったほうがよいかな、一度抜けてしまうと、絶対に生えてはこないんだから……。
 とくに、若い人たちは「ピグマリオン」つまり「マイフェアレディ」のイライザちゃんみたいに、大いに意欲的に知識を増やして、健康で、美しくなって、そして楽しい将来を築いてもらいたいんだ。
 日々健康で、若々しくありたいと考えて、それなりの注意をすれば、いつまでも青春の気持ちで、生活を続けられると思う。私は、人は年齢だけで老いるのではないと、いつも思っているのですから。
 みなさんも、がんばってください。





Kuroda Kouta (2004.07.03/2015.08.01)