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 あなたが日々健康であるために!

 健康のページ(2)自己家畜化をしてしまった人類


      音楽(BGM)は大庭 加奈子が演奏をした「パガニーニの旋律による練習曲」です。
     
 左のスライド音を小さくしたり、止められます。


 このページの内容

     恐るべき事実?=食料自給率
     現代人の置かれた状態
     たびとふんどし
     健康と幸福
     不思議な現象?
     還暦からの体質改善
     化学薬品を食べている現代人
     『化学薬品症候群』または『化学薬品シンドローム
     食べ物に含まれる化学薬品
     身体から化学薬品などを取り除くと?
     外食について
     小説に書かれた食事
     安全な食べ物を全体食しよう
     飲み水に注意をしよう!=飲料水の塩素に注意
     『複合汚染』と『恍惚の人』(1)
     『複合汚染』と『恍惚の人』(2)
     利便性を重視した生活の道具
     アルミニウムやプラスチックの食器
     電子レンジ
     私が利用をやめた道具や品々
     自己家畜化とは?=自給自足ができない
     金銭に関する考え方=金の効用
     アトピーに関する問題
     爪の三日月と掌(てのひら)の線
     ささくれとあかぎれ
     不思議な病状?
     院内感染の不思議?
     度忘れ・勘違い
     のらくろの上司と連隊長=田河水泡の忠告
     4人に1人が老人?
     寝たきりの人
     委任状や処置の委任


 自己家畜化をしてしまった人類

恐るべき事実?=食料自給率

 先日行われた国の選挙です。(投票日が2005年9月11日でした。)
 今回は大きく政治の波が変わると、事前に予想した人がいました。しかし、それまでの状況を一変するほどの結果は、私が見たところでは何もありませんでした。むしろ、そのテンポを速めるような結果になったでしょう。いろいろと意見や批判があるところですが、ほんとうの事実を真剣に考えなければなりません。
 それが真実であるかどうかは、歴史の判断にまかせざるをえませんが、ここに後日のため、思い切って私の意見を述べておきましょう。

 それは、日本人のほとんどに自己家畜化が進んでしまったためなんです。
 いくつか資料がありますが、ここでは一つだけ。
 あなたは、日本の食料自給率をご存じでしょうか?
 穀物自給率でいうと、28パーセントです。これは、世界の国々でも130番目で、まったく驚くべき数字なのです。先進国はむろんのこと、アフガニスタン、北朝鮮よりも低い数字だからです。そして、その28パーセントという数字は、北朝鮮の半分以下なのです。(農水省食料自給率調査、2001年現在)

 統計がちょっと古くてすみません。しかし、その後に事態はもっと悪化をしているといいます。
 そもそも私たちの「いのちの源(みなもと)」である食料の安定供給を国内ではかり、安全や安心を保証するのは、もともと国の責任です。しかし、現実には「残留農薬」や「遺伝子組み換え食品」、そして「BSE(狂牛病)」や「鳥インフルエンザ」などの問題は、外国産の輸入食品から始まっているようです。それは、世界中の学者が心配をするほどの異常な状況なのです。
 そんな中で、日本は安定をしているといいます。

 現実を考えてみれば、危ない綱渡りをしているのでしょう。しかし、それに慣れてしまえば平気なのです。政治家の巧みな政策のために、今のような状態でいられるのです。したがって、「飽食の時代」などと言っているのは、ふつうには考えられないほど幸福なことです。そして、この状態を失いたくないのは、正直のところ国民のほとんどでしょう。
 私も妻も、例えばシェイキーズの「食べ放題ピザ」や「1.8リットル入りのピッチャー生ビール」が大好きです。そして、それを食べたり、飲んだりができないようにはなってほしくありません。

 もしも、それができなくなったら、モーセがエジプトの支配から逃れて連れ出したアロンたちが、ちょっとひもじくなると「エジプトへ帰りたい。」と言ったようなグチが、私たちから出るかもしれないのです。つまり、アロンは少々の苦しさがあっても、生殺与奪をもっているパロ(ファラオ)の支配下にあったほうがよいと言うのです。
 そのように、飼われている「豚」や「鶏」のような感じになってしまうのが、「自己家畜化」の特徴です。飼われている豚や鶏たちも、何が日々の安全かを本能的に知っているのです。自分たちが最後に肉にされても、またカラクリは知らなくても、何となく生きながらえる方法を知っていました。アロンも、豚も鶏も。それは、ちょうど「湖が干上がっていくときに、魚が深いところを求めていく」ように。

 いっぽうでは、いつ爆発するかもしれない「戦争の危険」や「オゾン層の破壊」などのような大問題をかかえ、それでも束の間の安らぎを求めようとしているようです。福音書に書いてあるイエスが、豚を山から落としたような状態になるのです。しかし、落ちる前の豚には、それぞれの言い分があって、それをイエスに説明をしていましたが、……

 その後、2007年7月の神農の高橋康雄会長の挨拶で、私が知ったことを下記に書き加えておきましょう。
 日本の食料自給率は12パーセントになろうとしている。日本の人口は世界の2パーセントであるのに、世界の全食料貿易量の10パーセントを日本が輸入している。これでは、食料のグローバル化どころではない。食料は、食料の不足している国に移っているのではなく、単に金のあるところへ移っているということ。食うに困っている人たちのところへ、食料が行っているわけではない。


現代人の置かれた状態

 現代は、あまりにも急速な進化を遂げている時代といえるでしょう。また大げさに言えば、おそらく人類がいまだかって経験をしたことがないような激しい変化の中に、私たちがどっぷりと浸かっている時代とも言えるのではないでしょうか。
 その原因は、急速に発達をした科学技術が、生活の様相を一変してしまったからです。そしてその結果、人類の歴史で初めて経験をするようなことが、私たちの日常茶飯事に行われているのです。

 悪いことに「儲かれば何でもする」というような風潮が、企業などにあることです。つまり、金のためには「食べ物の安全性」や「健康の保持」などに対してさえも、私たちは欺かれたり、犠牲にされかねない危険性があるのです。なぜならば、近代の資本主義が一人一人の幸福や健康を大切にするよりも、利益のほうを優先させて考えることは、足尾や水俣の場合を見てもわかるでしょう。どうやら原発なども、そのような考えで建設、運営されているのではないかと思い、私は何となく恐ろしさを感じてしまいます。

 一人一人が部品と化してしまったような社会では、全体の機能を支えるために、自己否定をしなければならない人もいるようです。そのようなことは、製造業の大メーカーの中では日常茶飯事のように行われているのかもしれません。しかし、大企業の中にいない学者や作家などについても、その例外ではありません。
 老いてはじめて、冷静になって観察をしてわかった不思議なことも、かなりあります。そして、何となく活発に動いているように見えても、その反面では問題を内在している現代社会の愚かさがわかってきた次第です。

 今日のように空気が汚染され、水も汚濁してしまった中で、都会に密集して生活することにも問題があります。冷暖房も室内を快適にする反面、戸外には好ましくない影響をもたらしているでしょう。また、農薬や食品添加物が入った食べ物をとり続けているという事実も、長い目で見るとやがて大きな問題になります。人体に好ましくない物質を長期的にとり続けると、決してよいことはないからです。

 身の回りの人に聞いてみると、意外にも具合の悪い人が多いようです。1日おきに病院に通っている人とか、1週間ごとに通院をして薬をもらっているとか、売薬にたよっているなどの病人がかなりいるのです。そして、その症状がいっこうによくならないことも心配です。また、若い女性に慢性になった水虫があったり、中年の女性に痔(じ)が多いのにも、まったく驚きました。
 最近の病気は、あらゆるところに入り込んでくるのでしょうか。

 何万年とつちかってきた私たちの遺伝子の情報が、とても対応しきれないほどの変化の中にいるということを、改めて考えるべきではないでしょうか。当然の結果として、その激しい変化に対して肉体的についていけなかったことの矛盾や症状などが、かなり多方面で少しずつ露見してきました。ストレスを蓄積させて失調をしてしまった人や化学薬品を体内に取り込んでしまったためにホメオスタシスを失ってしまった人が多く見られるのが現代社会の特徴です。
 あなたは、そのようなことに注意を払ったことがおありでしょうか?


たびふんどし

 もはや、たび(足袋)やふんどし(褌)という言葉は死語かもしれません。 和装のようないでたちの特殊な職業をしている人を除いては、たびなどを履いたりはしないでしょう。したがって、下駄などもほとんど利用されなくなってしまいました。さらに、和装でもふんどしをする人は、もはやいないのではないでしょうか。
 しかし、日本に古来からある風俗や習慣は、それなりに理由があったと思います。西洋文明の取り入れとともに、ほとんどの習慣を捨ててしまったのは、かなり残念なことでした。

 三島由紀夫のように、ちょっとアナクロニズムがかった人でなくても、褌(ふんどし)はなかなかいいものです。しかし、スーパー銭湯によく行きますが、まだやっている男を一回も見たことがありません。もっとも、女性が褌をするかしないかはわかりませんが、妊娠したときにする腹帯(はらおび)という習慣は素晴らしいものだと思います。西洋でも、そのようなことをしているのでしょうか。

 むろん私たちの生活が合理化したことがほとんどでしょう。
 例えば、ホッチキスなどはそれまでの「かんじより」などと比べると、数段に能率がよいでしょう。日本全国の会社や個人が使うことによって、どれほど多くの時間やムダが省けたことでしょうか。

 ついでながら、わからないことがあります。
 あなたがご存じでしたら、どうぞ教えてください。それは、何となく「長いものの例え」として用いる
  「天(てん)から褌(ふんどし)、長崎から強飯(こわめし)」
という言葉のいわれなんです。


健康と幸福

 誰もが、いつも健康でありたいと願っているでしょう。
 しかし、ちょっとした不注意で健康を損なってしまうようです。でも、そのことは「ちょっとした注意をすれば、健康になれる。」ということではないでしょうか。事実、そのようにして健康な人も多くいるんです。そして、このページにはその「ちょっとしたヒント」が多く書かれています。
 どうぞ、一つずつあなた自身で確かめてください。あまり危険なことはないと思いますが、個人差が大きな問題ですから、どうぞ慎重に願います。

 私たちは、幸福な日々を送りたいものです。
 好んで不幸になる人はないでしょうが、やはりついついの不注意で幸福を逃してしまいます。どんな状態が幸福かということを自分自身でイメージに描き、それを願うようにもしてください。ポール=マイヤーという人は、「イメージを強く心に描くと、やがてそれが実現することが多い」と言っています。
 そのようにして、実際の幸福を次々と実現していった人も、私の知人に何人かいます。

 ヒルティは「理想的な幸福」として、4つの条件をあげています。それは、
(1) 健康であること
(2) 結婚をしてよかったと思える状態
(3) 一生をかけても悔いがない仕事をしていること
(4) しっかりした世界観をもっていること
です。
 あなたの場合は、いかがなものでしょうか?


不思議な現象?

 近年になって科学技術や医学が急速に進み、また教育制度なども徹底してきました。
 そして、国や行政の組織にも健康に関する部署があって、日々何らかの活動をしているようです。さらに、健康診断なども無料で行って、政治が国民一人一人の健康をおもんばかっています。
 さらに、NHKテレビなどでは多くの「健康法」が紹介され、それぞれにていねいな解説までを付けています。また、薬やサプリメントなども手軽に入手できるようになって、食べ物も栄養価の高いものがあったり、不足をしている栄養分を補ったりしているものさえ出ています。

 そのような状況が、ここ数十年続いたわけですから、本来ならば「今ごろは国中に健康な人で満ちあふれていてよい」はずです。繰り返しますと、国や行政が力を入れたり、NHKテレビなどで大々的に健康法のPRをしたり、健康に関する本がベストセーラーになったりしているのですから、……
 しかし、現実には原因不明な病気や痛さを伴わない不定愁訴などを含めると、日本全国に3万人くらいの病人がいるといいます。国の人口よりも多くなっているのは、一人で複数を病んでいる人がいるからでしょう。

 朝から晩まで、また深夜でも明け方でも、ひっきりなしに走っている救急車のことも気になります。いったい誰がどのような形で、その費用を負担しているのでしょうか。また、病院がいっぱいになってベッドの空きがないために治療が受けられなかったり、大繁盛をしている大病院や診療所のことを考えると、私はいったいどうしたことかと、ふと考えてしまいます。

 もしも、私よりも天の邪鬼(あまのじゃく)な性格の人だったら、「誰かが、病人を増やす活動をしているのではないか?」などとも考えてしまうでしょう。そして、さらに「わざわざ間違った健康法をNHKテレビなどで、広めているのではないか?」などとも疑ってしまうもしれません。
 そして私は、個人的にその理由が、もしかしたら日本人の多くが自己家畜化をしてしまったことにあるのではないかと思っています。


還暦からの体質改善

 還暦の年に、市から案内が来たので、無料健康診断をしました。
 すると、若くて優秀そうな医師が、私の結果を見て「もしかしたら、長寿の体質があるのかもしれない。」と漏らしたのです。その言葉は、私にとって正(まさ)に「青天の霹靂」だったのです。なぜならば、人生の計画が狂ってしまったからです。
 父は、61歳で死んでいます。したがって、私もせいぜいあと数年しかもたないと考えていました。
 それが、そんなに長生きをするのであれば、何とか現在の体質改善をしなくてはいけません。それなりのメンテナンスをしながらでも、故障のない余生を送らなければならないとも考えたのです。「寝たきり」や「よいよい」、さらには「植物人間」にはなりたくないからです。

 植物人間になってしまうと感覚だけで、思考はあまり働かなくなるといいます。しかし、よいよいの場合には、回りのことがはっきりとわかるようです。むろん、自分自身が襁褓(おしめ)をしていることなどはわかりますし、病院に寝かされているようなときには、回りの患者の状態などもわかるそうです。寝ていても、言葉などは正常に理解できるからです。
 したがって考えるまでもなく、よいよいになると精神的に非常に苦しい立場に置かれることになるでしょう。
 そんな意味で、私はよいよいだけには、何としてでもなりたくないと思っているのですが、……

 この「よいよい」という言葉は、かなり古くからあるようです。すでに、江戸時代の小咄に次のようなものがありました。
 <よいよいになっちゃた男がいて、世話をしてくれるものもいないので、家財を売って生計をつないでいた。ふとんもすでにないので、寒くてしかたがない。そこで、ただ一つ残っている長持ち(衣類などを入れる大きな箱)の中に入って寝ていた。
 その夜更けに、盗賊が数人でやってきた。親分は、長持ちの中に金目のものが入っていると考えて、子分にかつがせて盗み出した。かついでいると、かなり重い。そこで、「よいよい、よいよい、よいよい」と子分はかけ声をかけた。
 すると、中から「おれを呼ぶのは誰だ?」と声が戻ってきた。>

 いろいろ考えてみると、自分自身の責任で、自分自身の健康を守らねばならないことがはっきりしました。国や行政の指導を受けたり、NHKテレビなどの健康番組によって知識を得て、それなりに頑張ってみてもしかたのないことだと悟ったのです。むろん、しないよりはましでしょう。しかし、そんなことでは一向にダメなのです。
 なぜならば、そのようなことが有効であれば、今ごろは国中が健康な人で満ちあふれているはずなのです。しかし、現実には「1億総病人」などと言われるほど、国民が病んでしまっているのです。むろん、国や行政がいままで何もしていなかったということではありません。医療行政や医療機関も同じことでしょう。

 そんなわけで、これから死ぬまでの何年か使わなければならない自分の身体を、何とかして故障のないようにしたいと考えました。そして、その研究を自分なりに、自分の責任ですることを決心したのです。そこで、万一のことも考えて慌てなくてもよいように引っ越しをしました。そこは、消防署の左隣、大学病院の前、スーパー銭湯の前、スポーツクラブの右隣です。
 スポーツクラブには、むろん毎日通います。また、スーパー銭湯のサウナでは、体内に入った化学薬品や界面活性剤、環境ホルモンなどを老廃物とともに週に1回くらいは除きます。大学病院や消防署は、もしも健康をそこなったときの用心です。消防署は救急車、大学病院は手術、そしてそこで死んでもよいと安心できる場所でしょう。


化学薬品を食べている現代人

 現代は、食べ物が豊富です。スーパーやコンビニなどに行くと、非常に多くの種類の食べ物が売られています。
 しかし、一方では加工や防腐のために、これまでになかった多くの化学物質が用いられるようになりました。そんなわけで、現代人はかなり多くの化学薬品を食べているのです。
 むしろ、「食べている」というよりか、「食べさせられている」と言ったほうが適当かもしれません。なぜならば、自分の意志で食べているのではなく、食べ物に伴って口に入ってしまうからです。

 化学薬品環境ホルモン界面活性剤などが人体に入ると、やがて身体のバランスが崩れてくるでしょう。つまり、誰もがそれまでに持っていたホメオスタシスが正常に機能しなくなるのです。その結果、人体の健康な状態が保てなくなってしまうのです。
 ある統計によれば、日本人一人当たり1年間に4キログラムの化学薬品を食べているともいいます。そんなに多量の化学薬品を食べれば、次第次第に体調が崩れてしまうのは、むしろ当然のことでしょう。

 化学薬品、環境ホルモン、界面活性剤などは人体にとってはまったくの異物であり、また毒物であるからです。
 直接に食材として食べる以外にも、洗剤が皿に残っていたり、また水道水さえも有害な異物を含んでいることがあるのです。さらに、身体を洗うときの石鹸やシャンプーなど、洗濯時の洗剤などにも有害な物質が含まれているかもしれません。そして、衣服や建築材料など自体からも人体に悪影響をもたらす物質の影響があるようです。

 そのような人体に有害な化学物質は、体内から一刻も早く排出をする必要があります。なぜならば、有吉佐和子著『複合汚染』のテーマのような問題が、すでに体内で発生をしてしまった人が見受けられるからです。そして、原因不明のアトピーやアレルゲン、おできや皮膚病にかかっている人が、かなりいるのです。その人たちは、なかなか治りにくく、医者に通っても原因が特定できないので、病状が長期化してしまいます。
 そのようなときは、まず、体内の毒素を取り除くのが先決でしょう。


化学薬品症候群』または『化学薬品シンドローム

 アレルギー・アトピーや花粉症の人、おできができたり皮膚に疾患がある人、いつも頭痛がする人、体調の優れない人、疲れやすい人は体内から化学薬品などの毒物を除いてください。また、肌の荒れる人、体臭のひどい人、手足がしびれたり、足がつったりする人も注意が必要でしょう。毒物を除くと、夜眠れない・日中にうつらうつらする、そのような場合でも症状が治るかもしれません。

 これらの症状は、体内に蓄積をした化学薬品・環境ホルモン・界面活性剤などが原因とも考えられるので、私は『化学薬品症候群』または『化学薬品シンドローム』と呼んで以前から注意をしています。その方法などを私が20年来やってきたことについて、ここに改めて皆さんにお知らせいたしましょう。現代人の置かれた宿命的な立場による問題なのです。

 それを、逃れるためには
(1) 体内に、毒物を入れない。
(2) 体内に入った毒物は、取り除く。
ことが、どうしても必要になるのです。

 そのような努力をしないと、
(1) 生きているうちは息が臭(くさ)い。
(2) 死んでも臭(くさ)くならない。
ようになってしまします。

 その理由を簡単に記しておきましょう。
 息が臭(くさ)いのは体内の滅菌力が減ってしまい、口腔内の微生物などが繁殖をしてしまうことが原因のようです。
 また、死んでも臭(くさ)くならないというのは、体内に蓄積された防腐剤が影響をするためです。アパートで孤独死をした老人が腐敗をせずに、ミイラ化してしまうのは、すでに身体がふつうではありません。葬儀屋さんも、最近はドライアイスが不要なほどであると言っています。そのような身体では、生きていても正常な活動ができないのは明白でしょう。

 詳細については、rikの「化学薬品症候群」をご覧ください。


食べ物に含まれる化学薬品

 食べ物に含まれる化学薬品は、大きく分けて
(1) 植物や動物の成長を早めるもの
(2) 植物や動物が病気にならないようにするもの
(3) 保存や流通のために用いるもの
(4) 商品の見た目をよくするもの
などです。

 しかし、それらを多く用いるとそれを食べる人体にも悪影響があるようです。
 ポストハーベイといって収穫後に用いる薬品は、あまり戦前にはなかったようです。また、ジャガイモやニンジンなどに用いる発芽防止剤や放射線照射なども、ほとんど行われませんでした。流通が大規模になって、さらに保存の期間が長くなったことによって考えられた方法でしょう。
 いずれにしても、合成保存料、防腐剤、着色料、香料などが大量に用いられている植物や動物を長い間食べ続けることは、健康には好ましくないでしょう。
 なお、(4)としては、ワックスやアトピーの原因になる香料などが大量に利用されるようです。なぜならば、その費用がかかっても大量に売れて利益が上がるからです。


身体から化学薬品などを取り除くと?

 私たちの身体から、有害な化学薬品・環境ホルモン・界面活性剤などを取り除くとどうなるのでしょうか。
 体内が浄化されて、ホメオスタシスが正常に機能するようになります。その結果、当然のことながら快適な生活が可能になるでしょう。また、皮膚の下にあるグルミューも再生して、暑さや寒さに対しても影響を受けにくい健康で丈夫な身体になるようです。

 その他、やってみたら細かいことですが、いろいろな変化がありました。
 それらを思いついたままに、ここに記しておきましょう。

・ 年間を通じて薄着でOKになる。つまり、グルミューが再生をして皮膚の耐寒構造が回復する。そのために、衣服の厚着を必要としなくなる。逆に、着すぎると汗をかいてしまう。

・ 毛・髭・爪などの伸びが早くなる。……新陳代謝がよくなるためでしょうか。爪などの伸びが早くなったようです。

・ 蚊に刺されやすくなる。……知人と夏に林を歩いたりすると、私ばかりが蚊に刺されるようです。おそらく、血液が浄化をしたために蚊の好みに合うようになったのでしょう。

・ 皮膚のキメが細かくなって、光沢をもつ。……身体中の皮膚のキメが、非常に細かくなります。そして、光ってくるのです。しかし、脂ぎっているわけではありません。

・ 肌着が汚れにくくなる。……汗をかかないときは、あまり肌着が汚れません。また、臭くもならないようです。

・ 水虫などが皮膚にくると、すぐにわかる。……身体中の皮膚が敏感になるのでしょうか。白癬菌などが侵入してくると、足の指の間が、じめじめと感じるようになります。そのようなときは、すぐに空気に触れるようにします。すると、水虫になったりしないようです。

・ 男性の場合、身体中の体毛が毛深くなる。……毛は太くなりませんが、何となく密集をしてくるようです。体温のカバーなどの意味もあるのでしょう。女性の場合は、どうなるかはわかりません。いわゆる産毛が増えて、美しい肌になるのではないでしょうか。

・ オシッコが近くなる。……新陳代謝がよくなるので、環境によってはオシッコが近くなります。つまり、歩いているときや人と話をしているときなどは問題がないのですが、一人だけでじっとしているときです。不要な体温をオシッコとして外部に出すために、仕方のないことかもしれません。しかし、乗り物の中でオシッコが近いのは困ったものです。


外食について

 外食は、とても楽しいものです。ふだん家で食べているものよりも、ずっとおいしいからです。
 しかし、ここのところ外食に対しても批判的な人が増えてきました。この間(2004年秋ごろ)、サウナでテレビを見ていたら山口紗弥加というタレントが、
 <外で食事をすると湿疹ができる。>
とタモリに言っていました。
 若いタレントで、すらっとしてスタイルもよく、素敵な人でしたが、ちょっとデリケートな感じもしました。

 個人差があるので、何をどのくらい食べたら身体に異常をきたすのかはわかりません。
 しかし、次のような外食はしないほうがよいでしょう。

(1) 皿を洗うときに、洗剤がたっぷり入っているシンクにどぼんと浸ける。そして、すぐに出して水のシンクを通し、そのまま皿の底を下にしておく。
 そのような方法では、次の料理を盛りつけるとき洗剤が残っているでしょう。とくに、ラーメンなどは汁(つゆ)となってしまうので問題です。せめて、皿は横にして保管をすべきでしょう。そのような店も、あることはあるのですが、……
(2) 調味料をたくさん使う店には行かないほうがよい。
(3) 砂糖と塩をそれぞれ多量に使う店も敬遠する。
 そのようにすると味にコクが出て、とてもおいしいのです。しかし、人体に多量の砂糖と塩が入っているという事実は健康に好ましくありません。
(4) 材料に安全性の高いものを利用していないお店。


 『今昔物語』の「本朝部」に、「酒に酔った販婦(ひさきめ)の所行を見る語(こと)」というテーマで、
 <私が歩いていると、自分がいつも買っている弁当屋のおばさんが木のところで、かがんでいます。どうしたのかなと思って見ると、昼間から酒に酔っているんです。そして、苦しそうに風呂敷の上に「げろ」を吐(は)いています。しばらくして、気分が治ったのでしょうか。きょろきょろと、回りを見渡しました。とっさに私(この筆者)は木の陰に隠れました。
 すると、その「げろ」をいつも売っている大きな入れ物の中へ、さっと入れてしまうではありませんか。
 私はびっくりしてしまい、それからは弁当を決して買いません。>
というような話があります。

 なお、「げろ」とは嘔吐物(おうとぶつ)や反吐(へど)のことです。
 ずいぶんと古い話で、よくもまぁそんなくだりが書き残っていたものと、私(黒田康太)は感心をしました。


小説に書かれた食事

 小説の中に書かれている主人公や登場人物の食事について考えてみましょう。
 例えば、
   有吉佐和子『恍惚の人』
   村上龍『共生虫』
です。

 『恍惚の人』では、まだいわゆる常識の範囲の食事ではないでしょうか。
 それが、『共生虫』ではインスタント食品が多くなって、そのような食事を長期間していたら頭脳まで正しく働かなくなってしまうのではないかと危惧するほどの内容になっています。2002年の3月発行ですが、「引きこもり」の実態なども述べられているので、何となく近未来を予言するような内容で、読んでいて恐ろしい感じがします。

 『共生虫』の登場人物をいちおう示しておきましょう。

   (父)─┐  ┌─(兄)キヨ(モトハシ キヨカズ?)
        ├─┼─ウエハラ ヒロシ……不登校児(ニックネーム)
   母──┘  └─妹

 そして、ウエハラ ヒロシの回りには、
   年寄りの女
   サカガミ ヨシコ(ニュース キャスター)
   RNA
   ワタナベ(「インターバイオ」グループ)
   板垣 卓(すぐる)
   KKK
などがいます。

 食べ物などに関係する部分を抜き書きしてみましょう。
 ウエハラが、
 <……鮭のおにぎりを食べた。梅干しのおにぎりを半分食べた頃に、……年寄りの女が、足を引きずるように歩いてやってきて、ウエハラの隣に坐った。坐るときに女は、よいしょ、と声を出し、その声がかなり大きかったのでウエハラはぎくりとした。>
 <不釣り合いな編み目の黒いストッキングを穿いている。…… 片方の足首が異様に太い。足首が瘤状に盛り上がって、ほぼ倍の太さに腫れているのだ。>
 <「食べ物のカルシウムが溜まって、足首のとこで瘤になって、それがどんどん腫れ上がっていくから痛いんだって。すごい痛いんだって。だから、絶対に牛乳とか飲めないんだよ。間違って牛乳とか飲んだ日にはえらい目に遭うんだよ。」>
 <薬のせいもあるのだろうが、味覚が鈍っていて、甘いものだけを食べていた。ウエハラが喜んで食べていると勘違いしている母親は甘いものをよく買ってくる。ショートケーキを十二個食べたこともあるし、マロングラッセを二十一個、イチゴ大福を十七個、ハーゲンダッツのヴァニラファッジを1キロ食べたこともある。…… 甘いものはなぜか喉を通りやすいというだけだ。>

 このような記述が何ヶ所もあって、私は読んでいても、ウエハラが健康を損なってしまうのでないかと心配をしてしまう。また、身体だけでなく精神的にも異常になってしまうのではないか。
 この『共生虫』には、非常に細かい記述の配慮があるので、もしかしたら作者は女性かもしれません。

 また、食事は例え一人でするにしても、楽しくしなければなりません。消化をよくして、体力の源にするためです。
 関心がある人は、一度上記の2冊を読んでみたらよいでしょう。
 自分自身の食生活についても、思い直すところが出てくるかもしれませんよ。


安全な食べ物を全体食しよう

 農薬をあまり使用していない安全な食べ物を使いましょう。そして、なるべく全体食をしたいものです。
 例えば、
・ トマトのへたなどは、汚れていないときはそのまま食べる
・ ピーナッツの薄皮は食べる。むろん、外の皮は食べられません。
・ みかんの中側の薄皮は食べる。
・ リンゴの種もときどき食べる。
・ ブドウの皮も食べる
などを行うと、健康によいようです。


飲み水に注意をしよう!=飲料水の塩素に注意!

 水道水には、浄水場で殺菌のために塩素を投入します。屎尿(しにょう)などで汚染されている水ほど、塩素を多量に投入しなければなりません。汚染された水には、アンモニアや大腸菌の量が多いので、その殺菌が目的だからです。
 しかし、この塩素は野菜などのビタミンをあっという間に破壊。また、塩素は水道水の中の有機物質と結びついて、トリハロメタンを作ります。そして、そのトリハロメタンは発癌性の有機塩素化合物なので要注意です。

 塩素の蛇口法定濃度は、最低基準で0.1ppm。
 そして、学校のプールでの塩素規定濃度はさらに多く、0.4~1.0ppm。

 水道の水質も、ここのところかなり悪くなっているのではないでしょうか。
 私のところでは、すべて地下水を利用しているということです。したがって、秋から春にかけては、とてもおいしい水です。しかし夏場などは、水道水が何となくおいしくありません。おそらく、殺菌のための塩素などを多量に入れるからではないでしょうか。

 この地域に引っ越してきた当時、ちょっと身体が痺(しび)れたことがありました。また、目がチクッとすることが何回かあります。目がチクッとするのは、おそらく目の毛細血管に一時的に血液が詰まったためではないでしょうか。
 「水」が変わったためか、それとも疲労が蓄積したためか、その原因はいまだにわかりません。
 また、この地域の水道の水が危ないなどという話は、聞いたことがありません。

 そこで、私は自分自身が住んでいる場所の立地条件を調べてみました。
 聖蹟桜ヶ丘駅前の超高層マンションの一部屋に住んでいるのですが、回りには6つのゴルフ場。
 そのうち一つは、米軍のリクレーションセンターです。しかし、そこは元陸軍の施設で、かつて風船爆弾や化学兵器を作っていたそうです。そして、それらの資材は今でもトンネルの中に置いたままになっているのではないかという話もあるのです。そこは治外法権ですから、詳細な調査などができません。

 いずれにしても、それらのゴルフ場はすべて私の住んでいるところよりも高台にあります。つまり、私の住んでいるところは多摩の横山という高台に囲まれているのです。
 その6つのゴルフ場とは、多摩市役所から
(1) 東北へ2キロメートル  桜ヶ丘ゴルフ場
(2) 東へ2キロメートル  米軍ゴルフ場
(3) 東南へ3キロメートル  多摩ゴルフ場
(4) 東南へ4.5キロメートル  よみうりゴルフ場
(5) 西南へ4.5キロメートル  東京国際ゴルフ場
(6) 西へ4キロメートル  府中ゴルフ場
なのです。

 そして、その外にも4つの大煙突と3つの交通量の激しい工業道路があります。しかし、煙突と道路は空気汚染を発生しますが、水にはあまり関係がないと思われます。ここでは、水に関する記述だけをしておきましょう。

 多摩市の団地には、従来の水道水だけでは不足してしまって供給できません。そこで、はるばると江戸川から取水しています。さらに、最近になって相模川からも補助的に供給を受けているようです。そんな中で、団地ではない従来の多摩地区は、今でも地下水を利用しています。(2003年8月現在)
 地下水ですから、夏は冷たくて喉ごしもよく、冬は暖かいのでありがたいです。
 しかし、ゴルフ場の雑草がまったくない光景を見るたびに、私は心配になってきます。そんな中に住んでいるので、万一のことを考えます。そこで、水道水は濾過してから飲んだり、調理に使ったりするようにしました。すでに私も自己家畜化をされていますので、その程度の安全しか確保できないのです。

 でも、注意をするに超したことはないのです。なぜならば、もしも除草剤枯れ葉剤などが多量に使用されていると、ベトナム戦争を思い出すまでもなく、問題が生じるからです。また、微量でも継続的に除草剤を摂取すると、生命の危険まではらんでいるのです。

 除草剤は、農業に用いると人手が省けて便利です。だから、安易に用いる農家もあるようです。しかし、人体に関する影響を考えないと、後で取り戻しのつかないことになるでしょう。
 枯葉剤を戦略として大量に使用したのがベトナム戦争です。その結果、二人の赤ちゃんが背中でくっついて一体となった奇形児が生まれたりしたことは有名です。また、その分離手術を日本でしたことも話題になりました。その結果、いっぽうのベトちゃんは何とか独り立ちをしましたが、もう一人のドクちゃんは植物人間のようになっちゃったそうです。そのドクちゃんも、2007年に亡くなったニュースがありました。

 私がいつも食べものでお世話になっている神農から連絡が来ました。(2007年02月26日付け)
 それは、「発足から20年間、水稲以外の野菜や果物に除草剤を使わなかったのではあるが、農家に高齢者が増えたため、草刈り作業が重労働になってしまった。そのために、年1回の使用は認めて欲しい。」という内容でした。
 ここのところ、農村も高齢化をしてしまった事情を考えると、仕方のないことでしょう。なぜならば、もしも「ダメ」と言ったら「それじゃ、お前が来て除草をしてくれ」と言われそうです。

 私は、ずっと今まで農薬まみれの「食材」を使わないようにしています。
 それは、「贖罪」の逆の場合で「お金を出してまで、自分自身を病にする」ことだからです。さらに「殖財」の反対で「その結果、医療費を大幅に増やしたり、薬漬けになってお金を使うこと」になりたくないからです。
 関係のない話ですが、『クロフツ短編集 I』(創元社推理文庫 p301)に、「除草剤で計画的に殺す」というあらすじのストーリがありました。


『複合汚染』と『恍惚の人』(1)

 よく話題にあがる有吉佐和子著『複合汚染』です。
 私が持っているのは、
  有吉佐和子『複合汚染(上)』 昭和50年4月 新潮社発行
  有吉佐和子『複合汚染(下)』 昭和50年7月 新潮社発行
の2分冊になっているものです。

 いずれも初版本ですが、考えてみれば昭和50年(1975年)の発行ですから、かれこれ30年近く昔のことなのです。そして、いつも私が不思議に思うのは、それがかなり売れて一時は評判になった本でしたが、その内容が特殊な個人を除いて、現時点でもあまり反映をされなかったということです。

 現在、多くの病人が発生をしているという現実は、すでに『複合汚染』のような状態が、私たちの人体の中でも起こっているのではないでしょうか。つまり、多量に摂取して体内に蓄積をした化学薬品などの有害物質が考えてもいなかった複雑な働きをしているようだからです。いくら微量だと言っても、防腐剤や着色剤などの食品添加物が体内に入ると、それが外部から来る花粉や粉塵などの有害物と化学変化をして、体調をいちじるしく削ぐことになるのではないでしょうか。

 有吉佐和子氏の書いたことが、かなり重大な現実になってきたようです。そして、『複合汚染』のような素晴らしい「警告の書」があったにもかかわらず、事態が悪化をしてしまったのは、つくづく人間の愚かさではないかと思う今日この頃です。


『複合汚染』と『恍惚の人』(2)

 ついでながら、有吉佐和子氏には『恍惚の人』という優れた小説があります。
 この「恍惚」という言葉も、もはや多く用いられるようになりましたが、本当によく言ったものと思います。私は、それまでは「恍惚」という言葉については、有吉佐和子の意味合いではなく、むしろ太宰治の言っているような内容だとばかり思っていました。
 また、『老子』にある
 <道は姿のない形であり、物体のない象(かたち)であるから、これを恍惚といおう。>
という記述の恍惚、つまり「あるような、ないようなすっきりとしない状態」を思い出すことも多いんです。

 参考までに『恍惚の人』の登場人物を記しておきましょう。

 (立花家)
           昭子(主人公)
   茂蔵      ├─── 敏
    ├─── 信利
   ○○(故人)

 (間借り人)
   山岸○○
      エミ

 ここのところアルツハイマー病などと並んで、脳の冒される病も多発するようになりました。
 小説の中に描かれているようなパターンは、もはや多くの家庭で見られる現実の光景になってしまったようです。
 『恍惚の人』はともかく、『複合汚染』について真剣に対処をしておいて、私はとても幸福でした。そんなわけで、有吉佐和子氏には、心から感謝をしている次第です。
 『複合汚染』上巻750円、下巻700円、そして『恍惚の人』美麗箱入りのビニールカバー付き690円は、私にとって現在の健康を考えると1000万円以上の投資に値するものでしたから。


利便性を重視した生活の道具

 現代は大量生産、大量消費の時代だと言われます。
 そのために流通に主眼が置かれて、健康の問題がなおざりにされたり、犠牲にされたりするようです。仕方のないことと言ってしまえばそれまでですが、何となくアメリカの作家ニコラス=ジョンソンの言葉を思い出します。
 その言葉は、
 <かつては、人が生きていくために製品(もの)を必要とした。しかし現在は、製品が生き残るためには人が必要になった>
というのです。

(注) ニコラス・ジョンソンの言葉については、『笑いの話題 健康訓』にありました。


アルミニウムやプラスチックの食器

 アルミが脳に悪い作用をするので、アルミ鍋を使わないようにしたほうがよいと言った学者がいました。
 しかし、今日では缶ジュースなどは、そのほとんどがアルミ缶でできているというのが現状です。安全よりも、加工のしやすさやリサイクルなどの利便性を考えた結果なのでしょう。もしかしたら内部にコーティングなどの処理がしてあって、安全なのかもしれません。しかし、プルトップの蓋(ふた)を引いて開け、そこの切り口を通して中の液体を飲むというのは、いったいどうなのでしょうか?

 アルミとアルツハイマー病との関連性が言われるようになって久しくなりますが、やはり危険なものは避けるようにしたほうがよいのではないでしょうか。アスベストの病気のように、かなり後になって思わしくない結果が出てくるようなこともあるからです。
 雪平鍋のように強い火力でアルミを加熱するのも、何となく不安です。常温であっても、昔のアルミ弁当箱などは梅干しによって化学反応を起こしたり、酸化をして穴が開いたりしたものです。

 プラスチックの食器も何となく不気味です。環境ホルモンなどという言葉があるからです。常温で利用するときにはあまり問題がないかもしれません。しかし、高温で使うと変形をしたり、成分が変化をするのではないでしょうか。
 そのようなことを考えると、従来から使っていた自然界のものが無難なような気もするのですが、……

 私の食器は、ほとんどがフランス製の瀬戸物(?)です。表面加工がしっかりとしていて、すべて白色のものを使っています。模様や文字はいっさい付いていません。コーヒー茶碗などで金色の塗装がしてあるものは、何となく鉛が抽出されるのではないかという心配があるからです。
 かつて、中国の景徳鎮(けいとくちん)の高級瀬戸物から多量の鉛を検出して、問題になったことがありました。


電子レンジ

 また、電子レンジや携帯電話の電磁波は、人体には影響がないのでしょうか。
 電子レンジは、過去の歴史上にない物体の加熱方法ですし、携帯電話は脳の近くでかなり強度の電波を用います。
 そんなことを心配するというのは、私一人の杞憂なのでしょうか。

 話はまったく違いますが、大根や人参などの日常的に使う野菜なども規格があるそうです。
 その規格のものでないと、自動洗い機に通らないので捨ててしまうそうです。また、洗い機に通すために葉の部分を切り捨ててしまうそうです。そのような処置は、私たちの今日の生活を支える大量の流通を可能にするためには、仕方のないことなのでしょうか。
 どうも利便性を重視しすぎると、何となく本末転倒のような状態になってしまい長い目で考えると、やがて問題を生じるように感じるのですが、……


私が利用をやめた道具や品々

  自動車
  テレビ(ラジオは聞く)
  新聞
  味噌
  化学塩(自然塩「海の精」は、味付けではなく歯磨きと風呂に利用)
  化学調味料など(例えば、味の素・マヨネーズ・トマトケチャップ、……)
  インスタント食品(例えば、カップラーメン・ポテトチップ・えびせん、……)
  砂糖、チョコレート
  パン、ジャム、バター
  肉(外食の場合を除く)
  魚(ただし、煮干し・コウナゴはOK)


自己家畜化とは?=自給自足ができない

 「自己家畜化」という言葉が使われています。
 厳密な意味での学問的な定義は知りませんが、私はすでに「人類は自己家畜化してしまった」のではないかと考えます。つまり、自給自足ができなくなってしまったのです。互いに依存して生活ができるのは、近代文明の特徴と考えられますものの、もはや生殺与奪までも自分自身にはなく、どこかへ行ってしまったようです。
 つまり、すでに「私たちは誰かに、あるいは何かに飼われている状態」と同じになってしまったのではないでしょうか?

 それは、ちょうど飼育されている家畜の場合と似ています。
 例えば、鶏の飼育場を考えてください。広い場所で放し飼いになっていることはもはや少なく、狭い檻籠(おりかご)に入れられてベルトコンベアで餌が運ばれてきます。そして、その餌は好むと好まざるとを問わず、食べなければならないのです。その中に何が入っているか、またそれが健康にどのように影響するかなどは、むろん選択できません。また、それを考えても仕方のない状態になっているのです。
 鶏だってストレスがたまると、悪い結果を生じることでしょう。

 人間の自己家畜化は食べ物ばかりではなく、生活のすべてに及びました。それが、近代文明の特徴や宿命と言ってしまえば、そのとおりかもしれませんが、……
 例えば、すでに完全な皮膚呼吸のできない現代人が多いそうです。また、皮膚呼吸の機能が完全に働かない子供も多くなっているといいます。つまり、グロミューが完全に機能しなくなった人が多いのです。化学製品であるシャンプーや石鹸などを用いたり、界面活性剤などが原因とも言われています。食べ物として化学薬品を食べるばかりでなく、身体の外部からも有害物質が体内に入り込んでいるのです。

 むろん、自己家畜化は私たち人間にとって好ましい状態ではありません。自己家畜化を改めたほうがよいということは、人類にとってもゆるぎのない事実なのです。そこで、宗教の団体などで特殊な目的をもっているグループは、そのような状態を独自に改めようとします。
 例えば、山岸会というグループは集団農業を営んで、自給自足の生活をしようとしています。しかし、その理想は素晴らしいのですが、かつて200億円の税金申告漏れがあったり、数件の寄付返還訴訟を行っていたりしました。
 現在は、どうなのでしょうか。

(注) グロミュー……毛細血管の先にある一種の弁。急に寒気にあったときなど、一時的に弁を閉じて、血流をバイパスする。静動脈吻合枝ともいう。


金銭に関する考え方=金の効用

 自己家畜化をして、もはや自給自足ができないという状態になってしまいました。したがって、貨幣経済が発達をします。それが、唯一の交換手段になるからです。つまり、金銭がなかったら何もできないような状態になっているのです。いわば、金銭が人間を生かしているような次第です。
 そんな状態になってしまったものの、お金を尊いとする考え方、「金銭至上主義」「尊金思想」というか、そんな態度のほかにも、金銭は汚いものと考えてそれに執着することをいやしいと思っている人もいるようです。
 もっとも、物質としての貨幣や硬貨には細菌が付いていて不潔であることから、そんな考え方が出てきたのかもしれませんが、…… ギリシア時代には、金貨を口にくわえて運んだといいます。


アトピーに関する問題

 近年になってアトピーの症状の人が増えてきました。
 アトピーに関しては、
  アトピーを治すためには?
を参考にしてください。


爪の三日月と掌(てのひら)の線

 必ずしも根拠のないことが信じられている場合があります。いわゆる健康に関する迷信です。
 爪に三日月があるのは、健康な証拠といいます。おそらくカルシウムの代謝などがよいためでしょう。しかし、その三日月がないときに、必ずしも健康に異常があるとはかぎりません。なぜならば、健康な人でも三日月が出ないことがあるからです。
 『西健康宝典』には、「三日月のない爪のときは注意をしなさい」と書いてあります。それは、安全を考えた記述で中には三日月がなくても注意の必要のない人もいるのです。

 手のひらを開いて、横に一本の線が通っている人がいます。片手のときもあるし、両手がそうなっている人もいるようです。弘法大師の手がそうなっていて、賢い人の吉兆だという人もいるようですが、中には「猿手」と言って好ましくないと考える人もいるようです。『五次元療法』のヘルシーライフという章に、そのような記述があったと思います。

 おそらく手のひらの線は、母の胎内で手をどう握っていたかによるのではないでしょうか。親指を外にして握っていれば、横に一本の線ができるでしょう。それに反して、親指を中に入れて握っていれば、ななめに線ができるであろうということは、常識的にも明らかではないでしょうか。

 迷信や言い伝えをそのまま信じると、間違ったことになることもあるので注意が必要です。
 例えば、「食後に横になると牛になる」ということを聞いて、実際に自分が牛になりたいときにそうしたとします。でも、いつまでたっても牛にはならないんじゃないでしょうか。


ささくれとあかぎれ

 爪の回りに「ささくれ」ができたり、足の裏に「あかぎれ」ができることがあります。
 とくに冬季は、ささくれやあかぎれが多いようです。おそらく、乾燥をしてしまって皮膚に油分がなくなってしまうためでしょう。
 皮膚を清潔にして、乾燥をさせないようにするとともに、油成分も食事から摂るようにします。ヒポクラテスも「冬季は少々脂っこいものを食べるとよい」と書き残しています。


不思議な病状?

 複雑で不思議な病状があります。
 それは、
  自律神経失調症
  心因性……
  本態性……
  心身症
などと言われる症状です。
 また、かつて言われた不定愁訴症候群なども何となくわかりにくい症状のようです。

 心因性というのは、その言葉から想像ができるように神経的な影響によって、病気が引き起こされている場合ではないでしょうか。おそらく、現代の医学でも解明がしにくような自体が、すでに私たちの身の回りに起こっているのでなないかという心配があります。
 なぜならば、長年にわたって体内に取り込んだ化学薬品などの影響が出てきても、おかしくない時期にきているからです。むろん、摂取した分量についてはすでに反応があってもよいと思われるからです。


院内感染の不思議?

 私は、最初に「院内感染」という言葉を聞いたときには、何となく不思議な思いがしました。
 あなたは、いかがでしょうか?
 だって、そもそも病気を治す病院の中で、新たに「治らない病気」にかかるなんて信じられなかったのです。でも、説明を聞いて「なるほど、さもありなん」と考えが変わりました。MASA(マーサ)と呼ぶのでしょうか?

 抗生物質がまったく効かなくなったブドウ球菌をいいます。つまり、だんだんと薬に対して抵抗力をたくわえて、強くなっていった菌です。その症状は、まず高熱・下痢が続いて、さらに肺炎や敗血症によって死亡するケースが多いようです。つまり、しばらくして致命的な病気を併発してしまうのです。
 アシネトバクターも、抗生物質がほとんど効かない菌で、院内感染によって死者を出しています。

 緑膿菌などの菌を殺す抗生物質を使いすぎたために、黄色ブドウ球菌が繁殖して、抗生物質が効かない種が出現したのです。何となく盲点を突かれたような話で、困ったことだと思います。
 私ばかりではなく、あなたも医療の限界を垣間見た感じがしませんか?


度忘れ・勘違い

 「勘違い」は若いときにも起こりがちですが、「度忘れ」は老人特有のものと考えられていました。しかし、最近になって若い人たちの間でも、度忘れが非常に多くなったようです。
 度忘れは、なかなか困った現象です。おそらく、脳の中の記憶に関係する部分の故障ではないかと思いますが、その原因が化学薬品などの摂取によるのではないかと、私は以前から危惧しているのです。例えば、アルミニウムなどの物質が脳に働きかけて、そのような症状を起こしているのかもしれません。

 とくに人名や物の名前などについては、その人の顔かたちがわかっていたり、品物の形のイメージはしっかり覚えているのですが、それをあらわす言葉がなぜか出てこないのです。思い出そうとしても、どうしてもダメなのです。そして、後になって必要のなくなったときに、ひょこっと思い出したりするのです。いったい、どんなメカニズムになっているのでしょうか?

 もっとも、度忘れにはなかなかなりそうもない覚えやすいイメージの言葉と、逆にそうでないものがあります。
 なおついでながら、私は最初「勘違い」を「感違い」とばかり、勘違いしていました。


のらくろの上司と連隊長=田河水泡の忠告

 例えば、田河水泡『のらくろ』のマンガです。
 のらくろの直属の上官である「モール大尉」の名前は忘れやすいですが、「ブル連隊長」の名前はなぜか忘れにくいようです。もしも、あなたが古い時代の人なら、お友達に「のらくろの上官の名と階級は? それでは連隊長の名は?」と聞いてみてください。きっとモール大尉を言えなくても、ブル連隊長は言えるでしょう。
 おそらく、言葉には記憶インパクトの強さともいえる効果があるのではないでしょうか。そして、ある程度覚えやすい言葉と、そうでなく忘れやすい言葉があるような気もするのですが、……

 ついでながら、『のらくろ』の作者である田河水泡は、面白いコメントの方法を作品中でしていますので、2つほど紹介をしておきましょう。
(1) 一万人にひとりくらいページをめくるときに指をなめる人がいるけれども不潔だからやめるように。
 (1ページ大のコメント)
(2) ポケットに手を入れて歩くやつにろくなものはいない。
 (作品の中の吹き抜きに書いてあった。連隊の向こう側をオオカミの顔をした便衣隊のような男が、ポケットに手を入れて手持ちぶさたに歩いている。それを見て言った会話)

 なお、田河水泡は漫画家の中でも長命だったということです。
 町田から、多摩川学園の反対側の山の住宅街を抜けるところに、ご自宅があったようです。私が町田の専門学校に通っていた時代に、何回もそこを通ったのですが「のらくろをデザインした表札」が出ていました。もしかしたら、そのころはまだご存命だったかもしれません。

 『どらくろ』と『のらくら』について。似たスタイルで、漫画を書いた人がいました。


4人に1人が老人?

 やがて、間もなく「4人に1人が老人」という時代になると言います。
 それは、少子化が進んだためでしょう。そして、老人が老人を看病しなければならない時代になると言います。また、そのことに関して、多量の看護婦さんやヘルパーさんを海外から招聘するという計画もあるようです。つまり、一国の中では問題が解決できないのです。
 軍についても傭兵制度を用いている国もあるのですから、そのことについて私が言うべきではないでしょう。それが、国の政策であれば、それはそれで素晴らしいことだと思います。

 しかし、もっと本質的な隠された事実があるのではないでしょうか。その「少子化が進んだ」ということの裏には、食べ物と生活習慣の変化があるのではないかと、かなり以前から私は疑っているのです。証明をしたわけでないので、仮説の段階と言わざるをえないのですが、それは次のようなことです。
 近年になって、食品添加物などのように体外から化学薬品や環境ホルモン、界面活性剤などを人体に多量に取り入れるようになったために、ヒトの身体自体が変化をしてしまって、生殖能力をいちじるしく低下させたのではないかということです。

 そして、心配は始まった現象がされにエスカレートして、女性が「10人に1人くらいの割合でしか、子供が産めない身体」になってしまい、さらには生殖能力さえも損なってしまうのではないかという危惧なのです。
 むろん、それは女性だけの問題ではなさそうです。
 男性について言えば、もしかしたら1回で発射する「精子の全体数」が大幅に減ってきているのではないでしょうか。そのために、女性を妊娠をさせることができなくなったのではないかとも考えるのです。私は、その道の専門家ではありませんので、どこでどう調べたら、そのような事実がわかるかも現時点ではわからないのです。

 何となく私は、「食べ物と生活習慣の急激な変化」が、その原因ではないかと思うのです。
 ただ、そのようなことが何となく現実のように感じられるのであって、大いに先行きが心配になってくるのです。ここで、先行きと言っても、あまり遠いことではなく、ちょっと先のことであり、そこには国の破滅さえ見え隠れするようになってきたのです。
 それが私一人だけの杞憂であれば、いいんですが……。


寝たきりの人

 最近になって、不幸にも寝たきりになってしまう人が多いようです。救急医学が発達をしたので、かつてなら死んでしまうような場合でも助かるからかもしれません。

 私の知人に「オレは絶対に寝たきりやよいよいにはならんぞ!」と言った人がいます。素晴らしいことと思って、その方法を聞いてみました。すると、彼の答えは簡単で単純で、
 「その前に自殺をする。」
ということらしいです。
 しかし、その考えは少し甘いんじゃないでしょうか?

 自分が倒れて意識不明になって、だいぶ時間が経ってから、ふと気がつくと自分は病院のベッドに寝ているらしい。
 「あれっ、ここはどこだろう?」などと考えながら、きょろきょろと見ると点滴が行われている。そして、オチンチンの回りもお尻の回りも、何となくゴワゴワしている。そうだ、襁褓(おしめ)をされてるんだ!
などと気づくのが、現実だからです。
 つまり、倒れて失神をするとともに何もわからなくなります。しかし、その間に救急車に乗せられて緊急入院をしたのです。そして、数日後に病院のベッドで意識を取り戻したわけです。
 結局、倒れること以外に自分では、何もしなかったことになるんです。

(注) 点滴(てんてき)という言葉は、もっぱら治療に使われていますが、もともと「点滴、岩を穿(うが)つ」というような意味だったんです。

 上の話は、幸か不幸か病院だったから、そうなるんです。もしも、病院ではなくストレートであの世に行っていたら、閻魔大王の前にいたりして「ここはどこじゃい?」と不思議に思ったりするんじゃないでしょうか?
 いや、冗談で失礼しました。
 とにかく、寝たきりになると自分の世界が狭くなってしまいます。廃用症候群とでもいうのでしょうか。できたら、寝たきりにならずに、まず座るようにしたいものです。
 そして、さらにできたら背もたれを使わないで、……


委任状や処置の委任

 病院に入院をするときや、高齢者養護ホームに入所するときは、契約書や委任状を書かされます。
 その内容は、たいてい病院やホームに有利になっています。つまり、入院するほうや入所するほうには、あまり有利ではない記述が多いようです。

 私のパソコンやデジカメの先生だった大岩さんは、入院をしたときにはいつでも小さい手帳をもっているそうです。そして、注射などがなされると、必ず「看護婦さん、いまの薬は何ですか?」と聞くそうです。そして、何とかそれを手帳にメモしておくのだそうです。
 そのようにすると間違った処置をされる心配が、わずかですが減るのだといっていました。しかし、その手帳を後で見ても、みみずがのたくっているような文字が書かれていて、実際には何と書いてあるかが自分自身でもわからなかったということです。


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なぞなぞの答え(心と身体=こころとは=身体とは)
 心があって身体がないものは、いったい何でしょうか?……幽霊(ゆうれい)
 それでは、身体があって心がないものは、いったい何でしょうか?……死体
 バカバカしい回答で、ごめんなさい。

人間の器官のなかで正式な名称として動物の名がついている「犬歯」のほかの一つ……鬼頭(きとう)


Kuroda Kouta (2004.07.03/2015.07.08)