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○じゃんじテスト(麻雀ゲームのあらまし)


 高齢になると、脳に対する刺激が少なくなるためであろうか。度忘れや記憶違いが激しくなる。
 また、自分で書こうとすると漢字なども忘れている。平素はワープロの辞書に頼るので何でもないことが、いったん自筆で書こうとするとわからない。
 いずれにしても、脳に適当な刺激を与えるにはどうしたらよいか。

 私は、勝負・競争・賭(かけ)・籤(くじ)などが大嫌(だいきら)いです。
 だから、宝くじも買いません。まして、競馬や競輪もしたことがないのです。むろん、パチンコ屋などにも行きません。お年玉くじ付きの年賀はがきさえ、買わなくなりました。
 いつごろからでしょうか。若かったころは、いろいろとやったのですが、……

 でも、パソコンのゲームはプログラム内部のことですから、いわゆる勝負ではないと考えます。それよりも、脳のトレーニングに近いツールと考えてもよいでしょう。そんなわけで、私はソリティア麻雀などをときどきやってみます。

 しかし、ちょっと困ったことがあります。ソリティアはいいんですが、麻雀です。学生時代や社会人のときによくやりましたが、そのルールは何となく覚えているものの、言葉などは忘れています。
 ここで、麻雀の用語の漢字テストをしてみましょう。
 例えば、
    平和
    一盃口
    清一色
    混一色
    対々和
    海底
などは、最初に見たときには何と読むのかがわかりませんでした。

 ソリティアや麻雀が脳のトレーニングや活性化によいと言っても、それはゲームに素直に熱中できるときです。実際にやって、最初のころは一所懸命にカードを並べ替えたり、パイをつもっているのでいいでしょう。
 しかし、やがて相手がプログラムだということを認識してしまうと、何となく飽きちゃいます。つまり、自分が単なる「つもりマシン」をしているのではないかと考えてしまうのです。

 さらに、ゲームの仕組みには、
    まったくちょんぼが発生しない
     (間違って上がったり、ふりてんなどは絶対にしない)
    当たりを見のがさない(ピポッと音を鳴らして、牌を点滅)
     (自分でも気づかなかった数面ある複雑な待ちのときでも大丈夫)
    点数計算を正確にしてくれる
    ふりてんのときは親切にメッセージが出るので、違反にならない
    ポンやカン、そしてロンのときに該当パイをチラチラと点滅させてくれる
    リーチなしのダマテンあり
など至れり尽くせりのルールは、かえって煩わしくなってきます。
 ゲームの勝敗は、点数によって行います。最初、25,000点持ちで、30,000点返しになっています。いわゆるウマは10・20です。すでにハンディが5,000点ずつ付くので、結果的にポイントは
    トップは+40  二着は+10  三着は−10  ラス(ラストの人)は−20
となります。
 したがって、トップになったときは大きな点数を得ることができます。

 そんなわけで、自分自身が単にパイをつもっては捨て、つもっては捨てているオートマトンになったような錯覚をして、疲れてしまって投げ出してしまうことがあります。すなわち、「楽しむよりも面倒」になってしまうのではないでしょうか。
 もっとも、それは実際の麻雀ではなく、パソコンのゲームだからできることでしょう。

(注) 「平和」は「ぴんふ」、「一盃口」は「いーぺいこう」、「清一色」は「ちんいつ」、「混一色」は「ほんいつ」、「対々和」は「といとい」、「海底」は「はいてい」と読みます。この「海底」は「上海」を「しゃんはい」と読むことを思い出せばわかるのですが、なかなか気づきません。山にある最後の牌(パイ)を「海の底」と考えて、そこをつもって上がることです。おなじ「はいてい」でも、最後のときに誰かが振り込んだ場合は、「河底」と書きます。
 さらに、「1翻(いーはん)」「役牌(やくはい)」「七対子(ちーといつ)」などがあります。

 「嶺上開花」は、「りゅうしゃん かいほう」だったと思いますが、記憶に自信がありません。「明カン」(みんかん)をして、そのつもった補充牌で上がって1翻増えることです。「嶺」とう字は、「みね」「ね」「レイ」「リョウ」などと読むのですが、麻雀の呼び方は国語と違って、古く中国で行われていた読みが、そのまま用いられているのではないでしょうか。そしてこのときは、カンをされた人の責任払いになるのではなく、他の三名の分担支払いになります。
 また、「槍槓」(ちゃんかん)というのがあります。「槓」は、「コウ」と読み「てこ」のことです。しかし、「槍槓」を麻雀では「ちゃんかん」と言って、誰かが「明カン」(みんかん)をしたときに、その牌(パイ)で上がることを言います。「明カン」は、他の人が捨てた牌を自分の手持ちの三枚に加えることです。
 私には、いまだにこの「嶺上開花」と「槍槓」の区別が、よくわかりません。もしかしたら、どちらかが「海底」(はいてい)、つまり最後の牌のときだったかもしれません。

 しかし、この麻雀では「ポン」「チー」「リーチ」「ドラ」「ノーテン」などはカタカナ表記。なお「ノーテン」とは「点ぱっていない」こと、つまり「まだ上がれる状態にまで牌が揃っていない」という意味です。
 漢字とカナがちゃんぽんに混ざっているものに「明カン(みんかん)」「全員ノーテン」などがありました。
 また、略語などもあって、例えば「ダブリ」は「ダブル・リーチ」のことです。役(やく)についても、なぜか「国士無双」を「こくむ」とは言わないで、習慣的に「こくむし」と言うようです。



Kuroda Kouta (2007.02.14/2007.05.23)