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  rikの「今からでも遅くない糖尿病対策」



はじめに
糖尿病の傾向
尿糖試験紙
総合検査の一例
糖尿病の食事療法
高脂血症の食事療法


はじめに

 糖尿病にならないために、尿糖が出ないように注意しなければなりません。なぜならば、血糖値が高いままに放置をしておくと、やがて身体に不都合なことが起きるからです。


糖尿病の傾向

 まず糖尿病に関して、思いついたことを記しておきましょう。
 血液中の血糖値が高いと、血管壁の蛋白質が血液中のブドウ糖とくっつく。すると、血管壁が次第にもろくなる。その結果、脳梗塞心筋梗塞を引き起こす。
 血糖値を下げるためには、炭水化物を減らす食事療法がある。そして、それは生活習慣病に伴うリスクも減らすでしょう。
 さらに、炭水化物を減らすだけではなく、なるべく食べないようにする方法もある。パン・コメ・イモなどは、なるべく食べない。できたら血糖値の上昇が緩やかな玄米全粒粉のパンがよい。

 アトキンス式ダイエットは、痩せる方法として有名。これは、糖尿病治療が目的ではないが、長く炭水化物を抜いた食事を続けると腸相が悪化する。このダイエット法を一年以上続けている人の腸は堅くなって、内腔(ないくう)も狭くなってしまった。さらに、腸の左右に憩室ができたりして悪化してしまう場合がある。つまり、腸相が悪くなるので炭水化物を抜いた食事が身体に悪いという事実がある。
 なお、アトキンス博士は心筋梗塞を患って2003年4月に72歳で亡くなりました。

 炭水化物を摂らない方法で痩せるのは、インスリンが出なくなった糖尿病患者が痩せるのと同じ原理。
 私たちの身体は、炭水化物を摂取して血糖値が上がり、血糖値が上がったことで膵臓を刺激する。そして、インスリンが分泌されるのである。インスリンは血液中の糖を細胞内に取り入れるのを促すホルモンで、糖尿病は膵臓の働きが悪くなってインスリンの分泌が出なくなってしまった症状。

 インスリンが出ないと、血液中の糖を細胞が取り込めなくなる。そのため、身体は飢餓状態になってエネルギーを得るために脂肪を分解する。そして、糖尿病患者は痩せていく。

 炭水化物を摂らないと、蛋白質と脂質を摂ることになって、便ができないことにも問題がある。便が少ないと、腸相は悪化してしまう。動物性脂肪の摂りすぎは、血液がドロドロになってしまう。


 血糖値を急速に上昇させるのは、糖質・タンパク質・脂質のうち、糖質だけである。つまり、糖質を摂取しなければ、血糖値は上昇せず、インスリンの分泌も少量でよい。

 ここに、江部康二先生のお話を入れておきましょう。ちょっと宣伝がましいですが、いろいろと学ぶものが多いからです。

http://www.youtube.com/view_play_list?p=87193EA9D7CEC0AD


尿糖試験紙

 私は、テルモの「新ウリエースGa」(50枚入り)というのを使っています。
 尿に浸(ひた)した試験片の30秒後の色によって、尿糖の価を検出します。
 その区分は、

 −  0〜検出限界以下 ほとんど尿糖は検出されませんでした。
 ±  50mg/dl  同上。
 (+)  100mg/dl  少し尿糖が検出されました。
 +  150mg/dl  多めの尿糖が検出されました。
 ++  500mg/dl  同上。
 +++  2000mg/dl  同上。


総合検査の一例

 2007年11月28日(水曜日)、下のような報告書を受け取った。内科で行った血液検査の結果。まあまあで、やれやれ。




 クレアチニンと尿素窒素は、ふつうと比べると少なすぎるくらい。そして、LDL-choが高めで、ヘモグロビンがほんのちょっと高いだけ。いったい、何のことかわからない。

 K先生の発言から、「糖尿病や高脂血症になりかかっている」らしいことがわかった。もしかしたら、すでに軽い糖尿病かもしれない。でも、気をつければ大丈夫らしい。それでも、上記の関係のある箇所(*が付いている項目)について理解をしておかねばならないだろう。簡単に調べてみた。


・ ヘモグロビン

 後に付いている「A1c/LA」は、何を意味するのかわからない。しかし、何かの比率を言っているのだろう。ヘモグロビン(血色素(けっしきそ)・血紅素 hemoglobin)の意味は、次の通り。
 赤血球に含まれている鉄を含んでいる色素(ヘム)と、蛋白質(グロビン)からなる複合蛋白質。各組織に酸素を運ぶ。酸素と結合すると鮮紅色、酸素を離すと暗赤色になる。


・ コレステロール

 表の「HDL-Cho」「Ldl-cho」というのは、おそらくコレステロールでしょう。
 コレステロール(コレステリン cholesterol)は、体内にある脂肪に似た物質で、肝臓で作られる。細胞膜の構成成分であり、胆汁・ステロイドホルモン・ビタミンDの前駆体。老化に伴って血管壁に沈着し、動脈硬化症を起こす。


・ クレアチニン

 クレアチニン(creatinine)は、クレアチンの代謝産物。筋肉で生成され、腎臓から尿中に排泄。腎機能不全になると、血液中のクレアチニン濃度が上昇する。
 クレアチン(メチルグリコシアミン creatine)は、筋肉中にクレアチン燐酸の形で多く含まれていて、筋収縮のためのエネルギー貯蔵の役割をする。運動をすると分解し、エネルギーを供給。
 どうもよくわからないけれど、クレアチニンは少ないので問題はなかろう。


糖尿病の食事療法

 インスリンが関係をするらしい。したがって、次のような注意が必要。


・ 一日に三食

 まとめ食いやドカ食いはダメ。なぜならば、たくさん食べるとインスリンも大量に必要であり、膵臓に負担をかけちゃう。
 主食はできるだけ、玄米。パンなら全粒粉。玄米や全粒粉のパンから得られる糖は、ゆっくりと分解されてインシュリンを有効活用する。

・ 副食にも配慮

 ご飯よりも、おかず。魚・肉・卵など。大豆・小豆などの豆類をたくさん摂る。
 穀類・芋類・豆科の繊維の多い食べ物は、糖尿病に効果的。繊維は炭水化物の吸収を遅らせて、食後にブドウ糖値が一気に上昇してしまうのを押さえる。
 玉ねぎは、血糖値を下げる。
 また、1日に一片の生にんにくを食べると、尿中に流れる糖の量を減少させる。


・ 野菜は毎食

 どんぶり一杯くらいの生野菜を食べる。すると、血糖が急激に上昇するのを抑制できる。
 繊維の多い食物が好ましい。繊維質の多い食事は、食後の血糖値を下げる。つまり、インシュリンの必要量を減らすことができる。糖尿病の患者は、長期にわたって精白された穀類(白米・白パン・砂糖菓子など)を食べていた。


・ 油や牛乳や果物に注意

 油は高カロリーだから、摂り過ぎに注意。
 牛乳や果物にも、かなりカロリーがあるので、間食にして食事と別に摂ったほうがよい。
 人体に脂肪は必要であるが 摂りすぎると肥満を引き起こしたり、高脂血症・動脈硬化・糖尿病・高血圧など生活習慣病の原因となる。日本食でも、年々脂肪の摂取量は増えてきた。外食やファーストフードを利用することによって 脂肪摂取量は急速に増えている。
 それに、運動不足が追い打ちをかけるように、エネルギーの貯蔵源であった脂肪が溜まりすぎて、現在の生活習慣病を引き起こしている。


・糖質・ジュース類

 糖質は身体に必要であるが 摂りすぎると脂肪として貯えられて 肥満の原因となる。 また ごはんやパンなどの複合糖質ではなく、ジュースや菓子や果物などの単純糖質で摂り過ぎると吸収が速くなり、血糖値の上昇を早める。そして、それが糖代謝異常つまり糖尿病を招き、さらに合併症を促(うなが)す。
 さらに、血液中の中性脂肪の上昇、脂肪肝などの原因になる。摂りすぎには注意が、必要。


高脂血症の食事療法

 血液中の脂質が多いと、高脂血症である。
 食事についての注意をいくつか。


・ エネルギーを摂り過ぎない

 高脂血症の人は、食べ過ぎていることが多い。肥満している人は要注意。


・ 油料理は少なめに、肉より魚

 脂肪の摂りすぎに注意。脂肪には、肉に多い飽和脂肪酸と魚に多い不飽和脂肪酸がある。
 飽和脂肪酸はコレステロールを増やし、不飽和脂肪酸はコレステロールを減らす。


・ コレステロールの多い食品に注意

 卵・魚・貝・エビ・イカなどを多く食べない。


・ 植物繊維を摂る

 植物繊維は胆汁酸とくっついて排泄される。したがって、胆汁酸のもとになるコレステロールを減らす。


・ ビタミンE・C・カロチンなど

 果物を一日一個。芋類・緑黄色野菜・果実などを不足しないように摂る。


・ タバコ・アルコール

 タバコはHDLコレステロール(動脈硬化を抑えるコレステロール)を減らして、ビタミンCを破壊する。その結果、やがて動脈硬化。
 アルコールも摂りすぎると、中性脂肪を高める。


・ 適度な運動

 運動は、HDLコレステロールを増やして、健康を増進する。


 Kuroda Kouta (2007.11.28/2011.03.16)