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  rikの「院内感染の話」



 「院内感染」という言葉がある。
 学問的な意義は知らないけれど、何となく「病院で悪い菌に感染をしてしまう」ことらしい。
 これでは、トゥトロジー(同義反復)と言われても仕方ないかもしれないが、「院内で感染をする」というよりはましだろう。いったいどんなことかが医学的にはわからないものの、ここに私の体験をメモをしておこう。あくまで、私の場合であって、参考までに記録をしておくのである。
 当たり前のことではあるが、このようなことは個人差があっていちがいには言えない。

 実は昨年6月の早朝に、前立腺肥大症のためにオシッコが出なくなり、救急車で総合病院に運ばれた。
 病院に着くと、宿直をしていた皮膚科の先生が、直ちにカテーテルを通してくれた。すると腎臓に貯まっていた尿が出て、何とか楽になった。担当外の先生だったので、朝9時になってから泌尿器科の外来として専門の先生の診察を受るように言われてた。
 数日後にカテーテルを抜いてもらったのだが、その日のうちにふたたび詰まってしまい、もとの苦しい状態になった。もう一度カテーテルを通してもらい、その後数ヶ月は入院・手術待ちを余儀なくされた。重度のガンの患者などの予約が多くあったようだ。

(注) その間の事情は、「rikの「前立腺肥大症」一部始終」とその「rikの「前立腺肥大症」参考資料」を参考にしていただきたい。


 どうやら、その間にカテーテルから感染をしたらしい。
 前立腺自体の具合は、手術をしてもらったお陰ですこぶるよい。オシッコも気持ちよくジャージャー出るし、膀胱にも300ccくらい貯められるようになった。

 実際には、それが「院内感染の症状」か「急速に進んだ老化現象」であるか、何(いず)れかがまだはっきりとしない。しかし、退院後は何となく体調が優れないのだ。ホメオスタシスが失調してしまったのかもしれません。
 救急車で運ばれてから手術をするまでに、ほぼ三ヶ月の待ち時間があった。実は、症状が出る前から、すでに糖尿病の症状が出て、血圧も高かったのだ。そこで、体重の減量をした。「三ヶ月に約20キログラム」である。事前の検査で糖尿病が発覚したり、血圧が高いと手術を受けられないからです。そんなために、必死であった。

 そのようなことも、結果的には感染をしてしまう原因だったかもしれない。むろん「過度の減量は、身体の免疫をこわしてしまう」ということは知っていた。いずれにしても、手術が無事終わってから何となく体調が少しずつ崩れてきたみたい。そして、全体的に体力が落ちてしまったことは否めない事実。そして、身体の調子が失調をしてしまうことが多くなった。ちょっとしたことから鼻がグスンとして、風邪などをひきやすくなったのである。
 その私の場合の症状としては、

  眠い……テレビを見たり、パソコンをやっているとトロトロっと眠ってしまう。電車の中でも、そう。
   とくに読書中は、そうなりやすい。文字ばかりで、刺激が少ないためだろうか。
  懈(だる)い……身体が全体的にかったるく、以前ほどの意欲がなくなったようだ。
   眠くて、懈いのは重篤な病気にかかった場合の症状のようでもあり、とても心配だ。
  汗をかく……ちょっと動くと汗をかくようになった。
   単に新陳代謝がよくなったのであれば問題がないのであるが、息切れなどもするので心配。
   とくに夏場は、じっとしていても大汗をかいてしまう。そして、身体が疲れやすく懈い。
  疲れやすい……ちょっと何かをすると、疲労が激しい。すぐ疲れちゃう。
    何となく疲れやすく、飽きやすくなったようだ。そして、いつもバテ気味。
    いつも疲憊(ひばい=疲弊困憊(ひへいこんぱい))気味である。
    人生に疲れた感じ。気力が失われたというか、衰えた感じ。
    退院後の体力不足が、もしかしたら原因だろうか?
  倦怠感……面倒くさい、億劫(おっくう)、やる気がないなどの気分。
    何事も面倒くさくなってしまうことがある。倦怠感とでもいうのだろうか。
    また、何となく意味のないことをしている愚かさを嫌(いや)になってしまうことがある。
  終末感……ちょっとオーバーではあるが、何となく人生の先行きがない感じ。
   自分のムダが多かった過去やその背景である世の中などに嫌気(いやけ)。
   さらに、ムダの多い一生などが何となく負担に感じる。
   身の回りのものを一つずつ整理をしていかなければならないというような不安感。
   いらいらすることも多くなったし、また投げやりになってしまうようだ。
  
  眠りが浅くなった……以前のようにオシッコがしたくて、しばしば目が覚めることはありません。
   なぜならば、多いときには300ccものオシッコを貯められるようになったからです。
   以前のように、50ccくらいで尿意をもよおすことは、お陰様でなくなりました。
   このことに関しては、前立腺の手術をしてくださったO先生に大いに感謝をしています。
   しかし、朝まで熟睡ができません。4時間くらい眠ると目が覚めてしまうのです。
   ちょっと「浅き夢見し」とうような感じなのです。
   いったん目が覚めると、なかなか眠れないことがあり、そんなときは起きてしまうのです。
  夢を見るようになった……もしかしたら、眠りが浅くなったためかもしれない。
   脈絡のない夢を見るようになった。しかし、それがあまりにもリアルで現実的である。
   そんなわけで、実際の記憶と夢とが混同をしてしまうことがある。
  立ちくらみ・目眩(目まい・めまい)……歩いているときに、何となくふらふらすることもある。
   まっすぐ歩けなくなって、ついよろめいてしまうこともある。よろめくことなどは、かつてなかった。
   また、座っている場合は身体が揺れて、弱い地震のときのような感じがする。
   なぜだろうか、歩いているときに強い風が吹くと、身体が飛んじゃうんじゃないかと思う。
   自分自身の体重から考えると、そんなことはありえないのだが、気持ちがそうなる。
  目が疲れやすい……視力が、かなり悪くなったようだ。
   目が疲れやすく、物を見ているときに目がかすむことがある。
   さらに、目のかすみの他にも焦点が合いにくくなったようだ。とくに、目の近くでは。
   今までになかったことだが、物がぼやけて見えることがある。
   朝起きると、目脂(めやに)が出ていることが多くなった。
   もしかしたら、めしいてしまうのではないかと心配だ。
  目が痛い……目の奥というか、付け根の部分が、ちょっと痛く感じることがある。
    また、ときどき目が針で刺されたようなチクッとする軽い痛みがする。
    これとは別に、視界にキラキラと水が流れるような状態になることもある。
    もしかしたら、単に疲れ目かもしれない。
  頭痛・肩凝り・腰痛……軽い頭痛が続くことがある。頭痛持ちになったみたい。
    風邪などを併発すると、頭がキリキリと痛むことがある。
    偏頭痛とでも言うのだろうか。左右いずれかの眼から始まって、ズキズキすることも多い。
    また、肩が凝ることがしばしば起こるようになった。目の疲れとも関連があるかも。
    床に座って前屈みになって本を読むと、腰が痛くなり安い。
  頭なり・耳なり……頭なり(ず鳴り)というかどうかわからないが、何かが鳴っているみたい。
    耳鳴りはしばしば。静かなときは「キーン」と金属音が響いている感じ。
    もしかしたら、血圧の関係かも知れない。
  歯の鈍い痛み……ときどき歯が痛む。歯全体が、だいぶ悪くなったような気がする。
    もしかしたら、歯周病も悪化しているかもしれない。
    何となく、頭痛・肩凝り・腰痛などや頭なり・耳なりといっしょに起こることが多いみたい。
  皮膚が痛む……おできや瘍(よう)ができやすくなった。
    椅子に座る部分の尻に、おできか面皰(にきび)のようなものができる。
    腫瘍(しゅよう)は、身体の組織や細胞が周辺組織とは無関係に異常に増殖したもの。
    しかし、なかなか治らない。もしかしたら、悪性腫瘍(ガン・肉腫など)かもしれない。
  手がしびれる……カバンをもっていると、手がしびれてしまうことがある。
    おそらく、高齢・老化をして血行が悪くなったせいかもしれない。
    その後、何もしなくてもしびれたり、パソコンをやってしびれたりするようになった。
    しびれは珍しいことではなく、日常によくあることかもしれない。
    足のしびれなどは、正座をするとすぐになってしまう。しかし、手がしびれることはなかった。
    手のしびれは、その感覚がなかなか治らないのである。そして、翌日にもしびれが残ってしう。
  足が弱くなった……歩行中に、膝や足首が痛くなることがある。
    とくに、ふとしたことから歩行中に右膝が痛くなる。したがって、不安で遠出ができない。
    いったん痛くなると、なかなか治らない。もしかしたら、体重との関係があるかも?
    そんなわけで、それ以後はなるべく歩かなくなってしまう。
    しかし、今のところ膝の痛みは次の日に何となく治っている。
  足の裏が痛んできた……生まれて初めてのこと。
    かつては、一日に20キロメートル近く歩いた。素足にサンダルである。
    そんなわけで冬場は、どうしても踵(かかと)にヒビが割れやすかった。
    そのころは、肉や魚、とくに動物性の脂肪は食べなかったのである。
    最近になって、何となく足の裏が痛んできた。

(注) かつて聞いた鈴木慎次郎さんの講演を思い出した。
 動物の実験(白マウス)をするのだが、小さい檻に入れておくと動きにくいので、どんどん大きくなってしまう。そして、運動不足のため次第に脚が痛んでくるという。檻から出しても、じっとしているだけで歩かない。いっぽう、大きなケースに入れた白マウスは、水車まで回すようになる。そして、身体は大きくならないものの長寿をするという。
 そんなことを思い出して、不安になってきた。
 その当時、鈴木慎次郎さんは慶応大学医学部から栄養研究所を経て、筑波大学教授。対談形式の講演で、聞き手は医事評論家の菊池一久さん。


 (注) もしかしたら、皮膚ガンかもしれない。
 1988年(昭和63年)9月26日に新宿紀伊国屋ホールで、国立がんセンター総長杉村隆さんの『ガンにかからないためのライフ・スタイル』という講演が行われた。いちおう「rikのガン入門」にまとめておきました。
 その中に、
 <足の裏の肉腫はガンになりやすい。ムラノーム?という。足の裏の黒子(ほくろ)には、注意が必要である。また、なかなか治らない傷には、とくに注意が必要。>
という話があった。
 実は、ムラノームかウラノームのように聞こえたが、何の意味かがわからない。
 ついでに、ちょっと汚く恥ずかしいのであるが、足裏の状態を示しておきましょう。この3つの傷は、次第に大きくなっていって、なかなか治らなかった。しかし、あるひょんなことから次第に治ってしまった。その理由は、バカバカしい話ではあるが参考までに「rikの信仰と医療」にちょっと記しておいた。




 (注のつづき) ちょっと心配になったので、石谷邦彦『がんが再発・移転した方々へ』(主婦の友社)を参照した。そこには、次のような記述があった。

 「悪性黒色腫」は「メラノーマ」とも呼ばれ、色素細胞(メラノサイト)や母斑(ぼはん)細胞が悪性化したがん。足の裏や爪など、手足の末端部にできる。その他にも、顔や身体にできることもある。深部に湿潤・転移し、予後の悪い病状である。
 全体重がかかる足の裏は、転移を予防するために植皮手術が必要。爪の場合には、切断をする必要がある。

  異物の感覚……身体(皮膚や肌)に何となく異物感がすることがある。
   口の中で舌の上に毛が付いているような感じかするので、調べてみるが何もない。
   皮膚に虫がとまっているような感じ。皮膚の上を虫が這っているような気配することもある。
  生活のテンポが乱れる・一日のサイクルが変化……空腹や眠気が時ならぬ時間にやってくる。
   また、昼間と夜間のバランスが乱れてしまう。
   最近になって疲れやすく、一日のサイクルが半日くらいになった。
   つまり6時間起きていて、6時間眠るというようなことになりかかっている。
  注意力が散漫になった……ちょっとばかり、ボンヤリとすることが多くなったようだ。
   日々のことなども、何となく忘れがち、こないだは歯科医の予約を忘れてしまった。
  我慢が悪くなった……忍耐力が、かなり弱くなったようだ。我慢できないことが、しばしばある。
   私は勝負や争いが嫌いであるから、喧嘩などはしない。しかし、たいてい自分から逃げ出す。
   食堂などの前払い所で混んでいると、待つのがいやになって食べるのをやめてしまう。
  腹が減る……大食いになって、食べても食べても餓鬼のように腹が空くことがある。
   たまに大食いをすると、後が悪い。尿糖が出たり、蛋白が出る。
   したがって、外出をしたときに大食いができない。

(注) 大食いの理由
 おそらく腸内細菌や新たに腎臓に巣くったウイルスによるのであろう。つまり、私が食べる必要分量以外にも、彼らの分も摂らなければならない。その分だけ、食事量が増えたのである。そして、その分がバカにならない量である。最近では、細菌やウイルスが私の体調を損ねるほどたくさんいるのだろうから。

 よく「腹の虫がおさまらない」などと言うが、それは生理的に考えても事実であろう。対人関係などに言う前に、実際の「腹の虫」がいるようだ。つまり、食事量が少ないとその「腹の虫」がひもじい思いをして、体内で苦しむのではないだろうか。
 そんなことを言っているようだ。もしかしたら、間違っているかも?



  腹が下る……腹が減るいっぽうでは、腹が下りやすくなったみたい。
   吉野家で豚丼とビールを飲む。そして、ちょっと食べたりないのでミスドに行く。
   そこで、カフェオーレをお代わりすると、何となく腹が下ったようになる。
   トイレ(大便)に行きたくなることさえある。
  喉が渇く……無性に水が飲みたいときがある。
  軽い鼻血が出る……鼻くそをほったりしないのに、鼻をかむと粘膜から出血するらしい。

  血圧……コントロールが悪くなる。
   血圧が上がってしまうことがある。そして、なかなか戻らない。
   ホメオスタシスが崩れて、血圧のコントロールがしにくくなったようだ。
   調子が悪いときは、上が200以上、下が100以上にもなっていることがある。
  糖尿……コントロールが悪くなる。
   尿糖が出たり、尿蛋白が出たりすることがある。
   インシュリンの抽出量が、かなり少なくなって不足してしまうようだ。
   手術前には食後一時間くらいで戻った尿糖値が、なかなか正常値に戻らないことが増えた。
   大食いをしたときは、半・半日(6時間)くらい戻らないことがあって心配。
   食後3時間くらいのときに、500mg/dlくらいのときも多いので何とかしたい。
   なお、インシュリンについては遺伝子に組み込むことによって解決をする方法があるらしい。
   上の(注)にある国立がんセンター総長杉村隆さんの話にあった。
  身体の失調……身体全体の機能が少し変調をしたみたい。何となく不調である。
   身体が失調しやすい。歩いていても、ふらふら〜っとすることがある。
   そのために、風邪をひきやすく、頭痛持ちになったみたい。
  風邪をひきやすい……身体が失調したせいであろうか。
   風邪をひきやすくなったみたい。すぐに、鼻がグズンとかぐしゅんとなりやすくなった。
   鼻水がとめどもなく出てくるときもある。そして、軽い頭痛がする。
  アトピーがかった症状……ときどき、皮膚に異常を感じる。
   無性に、肌が痒い(かゆい)ときがある。
   また、身体を虫が這う(はう)ような感じがすることがある。
   ムズムズと言った感覚がする。皮膚は、どうもなっていない。
  小さな疣(いぼ)状のもの……胸の部分に非常に小さいがプツンとしたものができる。
    気にしなければ何ともないが、触ってみると突起ができているのがわかる。
    すでに10個くらいできてしまったが、今のところ痛くも、痒(かゆ)くもない。
  呼吸の失調……急に噎(む)せこむことがある。
   人と話している途中やコンサートにおいて、席を立たなくてはならないほどである。
  消化器の失調…… 食後に腹下りがすることがある。こらえきれなくて、水状の便が出る。
   そこまでいかなくても、お腹(なか)がぐるぐると不気味に鳴ることがある。
   しかし、とくに消化が悪いものを食べたわけではない。
   もしかしたら、腸内細菌叢(ちょうないさいきんそう)のバランスが悪くなったのかもしれない。
   漢方薬と薬用酒を用いることによって、何とか平常が保たれている。
  息切れ……ちょっと激しく動くと、息切れがするようになった。
   以前ではなかった洗濯物の整理なども、立ったり座ったりするだけでダメ。
   体重が増えたせいかもしれない。
  吐き気、胃もたれ……消化器の失調が原因かも知れない。
   何となく調子が悪くなってから、やがて吐き気、胃もたれなど気持ちの悪い症状がある。
   げっぷ、つまり胃の中に貯まったガスが口から出てくることがあるようだ。
  体温の調節……バランスが取りにくくなって、冬は身体が冷えて寒く感じる。
    体温の維持がしにくくなって、何となくホメオスタシスが悪くなったようだ。
  受け身の感覚……つまり、生きている感じではなく、生かされている感じを受ける。
  身体が重い……身体が物理的に何となく重くなった感じ。
   実際に、ここのところ不摂生から食べ過ぎて体重が増加しているが、……

などが顕著である。

 これでは、まったく「病の器」とでも言ったほうがよい状態。あるいは、すでに、私は「病気見本箱」あるいは「病気見本市」なのかもしれない。我ながら、困ったことになっちゃったと思う。それも、いくつかの病気が同時に進んでいるので、早晩アウトになってしまうかもしれない。
 複数の症状が同時に進行するということは、意外にも早い死をもたらすことが、今まで多くの知人たちにあったからです。いずれも、合併症併発などという言葉で呼ばれる状態であろう。

 手術は、お陰さまで成功をしたものの、どうも予後(よご)がよくない。
 そんなわけで、いろいろと知りたいことがあるのだが、私の行った総合病院の先生や看護師さんは、どうも「患者本人の考えや意見を改めて聞こうなどとしないし、そんな姿勢はない。つまり、関わりたくない」という傾向にあるようだ。本人は、自分自身のことだから真剣に考えているのだが、専門家ではないという判断かららしい。
 したがって、私の場合は何もわからないままに、どんどんと身体が悪くなっていくみたい。

 私の数年前までは、心身共に「快適」が努力目標でした。そして、またそのような状態がふつうであった。つまり、とくに上記のようなことを「日々あまり意識をしなかったし、する必要がなかった」のだが、である。

 むろん個人差があるので、あくまで上記は私の場合である。また、院内感染とは関係がなく、単に加齢や身体の衰えによる結果のものがあるかもしれない。また、加齢による別の現象であったり、身体の変化の一部かもしれない。
 さらにもしかしたら、体内にエイズ菌や肝炎菌のようなものが住み着いて、従来のホメオスタシスを失調させているのだろう。何となく「死に至る病」のような感じがしないでもない。キルケゴールの書いているような「精神の問題」ではなく、実際に肉体内部の問題であるが、……

 繰り返すが、誰にも個人差があるので、一概には言えないかもしれない。
 私の場合は、救急車で運ばれた日から後に、入・退・通院を繰り返しているうちに何となく変化をしたようだ。そして、「面倒くさい」とか「億劫(おっくう)だ」という気がすることが多くなって、物事を積極的にやる気がしなくなったのは事実である。
 倦怠感(けんたいかん)とでも言うのだろうか。何もかも「するのがいやになっちゃう」というような感じだ。
 さらに、何となく「毎日の生活が意味のない」ことではないかとさえ考えるようになった。身体の衰えとともに、精神も退廃的になってしまうようだ。
 でも、そんな日々の中で院内感染の恐ろしい現実にも何となく気づく。つまり、自分自身が単なる培養器化してしまった人間であるということに考えが及ぶと、愕然とするのだが、……


 ふたたび、個人的なこと。
 おそらく私の場合、腎臓や膀胱にいる菌が常住化してしまったのではないだろうか。
 手術をしてくれた甲先生(O先生)は、いつまで経っても尿がきれいにならないので不思議がっておられた。おそらく、尿の中に細菌叢から出た老廃物が残っているのだろう。そして、それがいつまでもなくならないのではないか。
 術後、9ヶ月も検査を続けた結果である。

 さらに、もしかしたら肝炎菌やエイズ菌、そのような種類の菌が体内の血液中で活動し始めたのでないかとも心配。それらが、いろいろな不調を引き起こすということを聞いたことがある。私の場合は、まだ菌の特定をしていないが、もしかしたら歯周菌かもしれない。
 さらには、部屋の外にハトが来て糞をするので、クリプトコッカスのような菌かもしれないと思う。
 いずれにしても、何とかしなければならない。

 その後(2007年8月15日、水曜日)、菌の特定はできないかもしれないが、念のために八王子保健所でHIV検査(エイズ検査)を受けてみた。HIV検査の他に、

  梅毒
  性器クラミジア
  淋菌感染症

の検査ができるからである。

 一週間後の22日(水曜日)、結果を聞きに行って驚いた。
 エイズでも梅毒、淋菌感染症でもないが、「クラミジアが陽性である」と言われた。そして、相手(つまり妻も、そうであろうなどと言う。) しかし、どうも今までの過去から考えると、おかしいと思う。
 やはり、病院で入れたカテーテルから感染をしたのではないだろうか。
 カテーテルを通じて、一時は赤い毛細血管状のものが出てきたりして、心配であったからだ。カテーテルを入れていた期間は、数ヶ月に及ぶ。その間に、感染をしたのではないかと思う。

(注) 最初は、腎臓の糸球体ではないかと心配をした。
 しかし、糸球体がボーマン嚢を通り越して出てくることはありえないとも考えた。そこで、前立腺の一部が欠け落ちて尿の中に放出されるのではないかと考えた。そして、ともするとカテーテルの中で詰まってしまう。すると、オシッコが出にくくなるのだ。
 そのことについては、病院でも言及がなく、結局は解らずじまいになったしまった。



 詰まったものは、半日くらいで腐敗をしてしまうらしい。すると、おろおろになって尿とともに出てくる。そして、楽になるのである。
 汚いもので恐縮だが、縮尺をちょっと大きくして下に示しておこう。



 おそらく、病院側でこのことに触れて細かい説明をすると、藪蛇になると考えたのであろう。
 O先生は、看護婦に「だいぶ汚れているなぁ」と言っていたのを聞いたことがある。カーテン越しにであるし、患者である私には細かい説明をしないので、何故かはいまだにわからない。


 八王子保健所の担当の説明員(若い女性)は、あまり院内感染のような話題には触れたがらないようだ。
 その代わり、

  口で、あそこを舐めたのではないか?
  お尻から、入れたのではないか?

などと聞く。
 こちらの言うことをまったく聞こうとしないので、うんざりしてやめてしまった。
 市の健康相談と同様に、病院に行くことを勧める。言っていることは、

  <専門医(この場合は、泌尿器科か性病科)にかかって、抗生物質を投与してもらいなさい。そして、早々になおしなさい。>

と言う。
 その泌尿器科で前立腺肥大症の手術をして、その結果が現状であることを考えると、いったいどうしたらよいのかがわからない。そんな経過にも、説明員は関心がないらしい。
 そして他の菌が血液にいることの可能性などについては、まったく関与をしたがらないようである。
 なお、上記の一連の経過は、rikの「クラミジアなどを排除する血液浄化法」に記述してあります。


 最初のころは、あまりはっきりした症状は出なかった。
 しかし、最近になってガクガクと悪くなっていくみたい。目が痛かったり、歯が悪くなっていく。何かのはずみで膝が痛くなって、歩くのにも不自由することもある。昔から言う「はめまら」という言葉を思い出したりするんだ。
 私の不調は、前立腺の「まら」から始まったので、なおさらのことである。
 こんな日々を繰り返しているうちに、もしかしたら人工透析失明になってしまうのではないかとも心配、憂鬱になってしまう。

 そんな事情にあるので、つい人と会うのが億劫(おっくう)になってしまった。会っているときに、体調が崩れてしまうことを恐れているからだ。また、腹の調子が悪くなる心配もあって、聖蹟桜ヶ丘以外の場所では外食ができなくなってしまったほど。
 あれほど好きだったコーヒーのお代わり自由も、腹が下ってしまうことがあるので久しくしない。

 そもそも、足の裏が破れて歩けなくなる心配があり、外出も思うようにできません。
 昔のような強行軍は、夢のまた夢。帰りはタクシーかもしれないために、かなりの現金を用意しておく。
 また、病院直行のことも考えて、健康保険証も常に持参。

 今まで頭が痛かったり、足が痛かったことはあるが、内蔵はさほどでもなかった。
 しかし、2007年6月29日(金曜日)、福祉センターから武蔵野音大楽器展示室、グリーンライブセンター、埋蔵文化財センターなどを散策している途中、下腹(右側、向かって見ると左側)の辺りが急に痛くなった。初めてのことである。

 また、パソコンのインプットしているときなどに、眼が水の流れのようにキラキラすることがある。おそらく、視神経が疲れてしまったためであろう。どうも、何となく体調がよくない。
 それでも、頭の回転はまだよいようだ。なぜならば、先ほど将棋をしたのだが、先手コンピュータはいずれも二枚落としではあるが、初級・中級・上級すべてで勝ったから。

 それが大きな問題であるかどうかわからないが、ここのところ眠りが浅くなったようだ。以前のようにオシッコがしたくなることはないが、それでも3時間くらいで目が覚めてしまう。そして、なかなか寝付かれない。仕方がないので、起きて本を読んだり、パソコンを始める。
 つまり、眠りが分断化されてしまったみたい。そんなわけで、日中に眠くなってしまいことがある。そんなときは、2時間くらい眠るとすっきりする。とくに、仕事をもっているわけではないので、それでも何とかなる。
 電車や自動車の運転手であったら、危ないことであろう。やれやれである。

 最近になって、目まいというか脳しんとうのような感じがすることがある。
 目をつぶると、身体全体が揺れているような感じがしたり、ゆらゆらとして感覚だ。もしかしたら、身体全体ではなく、頭の中だけの感覚かもしれない。
 いずれにしても、なかなか治らないので困ったことである。


Kuroda Kouta (2007.06.07/2007.10.12)