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 絵の作り方

○この節に含まれる項目

     ○絵の作り方のあらまし
     ○ペイントを利用する方法
     ○ペイントの練習例
     ○Excelを利用する方法
     ○画像の大きさについて
     ○表示をするソフトウエアの指定について


○絵の作り方のあらまし


 

 上にあるかわいいカットは、Excelで作ったものです。
 むろん Excel のシート上で作りました。そして、後で小さくしたものですが、自作ですからどこに置いて使っても問題はありません。なぜならば、著作権が自分にあるからです。
 あなたも、ご自分がホームページやメールで利用する絵やカットをあらかじめ作っておくと、いつでも必要なときに利用できるので便利です。

 このページでは、絵を描くために二つの例として、

    Windows 付属の「ペイントを利用する方法」
    「Excelを利用する方法」

を考えてみましょう。
 ふつう、絵を描くツールとしてわざわざ Excel を用いたりはしないでしょう。
 しかし、天の邪鬼な私はプレインストールしてあったソフトを何とか活用したいので、そのようなことも自ずと考えたのです。正直言うと、いわゆる表計算をするような大がかりな対象がなかったからです。
 そして、Excelで画像の作成を実際にやってみると、なかなか扱いやすくて、作画ソフトとしての価値を十分にもっていることがわかりました。


○ペイントを利用する方法


 しかし、何といっても絵を描くときにオーソドックスなのは、ペイントでしょう。Windows が初期のころは、ペイントブラシと言ったものです。そんなわけで、まずペイントの絵を見てください。

 

 「まずペイントの絵を見てください」と言っても、上のカット絵の「出来映え」のことではありません。
 一所懸命に作画した割には、下手くそな出来でお恥ずかしい次第です。しかし、ここでは絵の出来のことではなく、その作成方法や利用技法を説明しようとしているんです。
 つまり、ペイントのもっている特徴を利用して、点描画のような手法を考えてみました。
 それは、印象派のようなタッチで作画できるので、なかなか面白いかもしれませんよ。


 作業は1ドットずつ色を与えていくという、気の遠くなるようなものです。しかし、それなりに完成をしたときの喜びは大きいことでしょう。
 なお、ドットという点ごとの作成をするときは、


   表示>拡大>拡大率の指定

で原画を大きくしておきます。
 拡大率は、200%、400%、600%、800%のいずれかが指定できますから、細部の作業も楽にできます。そして、最後に原寸(100%)に戻して、その仕上がりを確認しましょう。なぜならば、細かい部分の作業をしていますと、全体がわからなくなってしまうことがあるからです。
 つまり、注意が細部に行ってしまい全体の構成が忘れられてしまうのです。
 そんなことのないようにしてください。



○ペイントの練習例


 ペイントを使いこなすためには、まずペイントに慣れることが必要でしょう。
 そこで、ペイントに慣れるために、私は最初に「陰影の付け方の練習」と「似顔絵の練習」とをしてみました。それらが、絵を描くための基本的な技術ではないかと考えたからです。
 「陰影」は、白から黒までの中間色、つまり灰色で付けてみました。
 下のお月様のような球は、左上から光を受けている想定をして、その感じを出したものです。下手な絵ではありますが、何となく陰影があって、光の部分と影の部分が対照的ではありませんか。

 


 また、「似顔絵」は鏡で自分の顔を見ながら描く、いわば自画像なんです。
 自分の顔なら形が変になっても、誰にも文句を言われません。また、遠慮をしないで気軽に修正をすればよいのです。そして、いやになったら削除をしてしまえばよいでしょう。
 そんな気軽さでかかったペイントの「似顔絵」例を下記に示します。

 実は、最初はしっかりと見ようとして鏡を覗き込みました。
 すると、そこに不気味な顔があるではありませんか? ちょっと恥ずかしくなったので、目を下方に反(そら)らすようにしたのです。
 でも、あなたの場合は、まっすぐを見ていてもかまいません。そのほうが、本当なんです。
 実際には、「あなたが鏡を見ているという姿」を見ているという人は、いないんじゃないかと思うからです。
 あなた以外には、……

 

 なお、似顔絵は写真のように実写的に描(えが)くんじゃなくて、デフォルメを施したほうがよいでしょう。
 デフォルメとは、ちょっとした部分などを強調することによって、見る人が実物と認識することが容易になるための手法といえるでしょう。
 このデフォルメの技術を身につけておくことが、人物を描くときの基本という人もいます。
 むろん、物品にもデフォルメは可能です。
 しかし、デフォルメを人物に施すのが、いちばん効果的な手法でしょう。


○Excelを利用する方法


 Excelの

   表示>ツールバー>図形描画>オートシェイプ

として、線を基本として絵を描いてみました。
 むろん、Word のオートシェイプでもよいのですが、Excel ではシートにあるシェルを方眼として、そのまま利用できるので便利です。


 次の図は、私が Excel で最初に書いた絵の画面です。
 いったい何だと思いますか? 実はキュウリとナスなんです。
 このパソコンを買って、初めのころ Excel が作表以外の何かに使えないかと、いろいろ思案をして実験をしたころの作品(?)なのです。だから、画面からおわかりのように、まだ漢字フロントエンドプロセッサ(ATOK16)も入っていないし、タスクバーも左に出ていないんです。

 それでも画面全体を見ると、Excel を利用して「kyurinasu01」というシートを開いているということがおわかりでしょう。
 この画面については、あまり参考にすることがないので、実物大ではなく縮小をしてあります。

 明るい紫色のナスの手前に黄緑のキュウリがあるのがおわかりでしょうか? ただ、それだけのことですが実際には描いていくのが実に楽しい作業です。
 自分の思った形が、シートの上に少しずつできていくからです。




 それでは、次のシートをご覧ください。
 蒸気機関車が止まっている絵ですが、運転席の中に見えるのは運転手じゃないのです。実は、この機関車は私が作った模型なのです。したがって、運転手に見えるのはモータなんです。
 この絵も、やはり縮小表示なのです。ちょっと変な格好ですが、とくに金ぴか(kinpika)の効果をねらったわけではありません。また、額に入っていますが貴重な絵だからというわけでもありません。
 実際には絵ではなくて、Excel で額の作り方を練習したのです。




 実は、上の絵は額縁の部分だけを Excel で描いたものなのです。
 なぜならば、中の図柄(タンク型蒸気機関車)は高校生のころに私が組み立てた模型をディジカメで撮影したものだからです。
 しかし、ここに写真を貼り付けてから気づいたのですが、額縁の右側の部分の彫りが逆になってしまいました。ぼんやりとしていて、気が付かなかったのです。
 むろん、簡単に直すことができます。

 それでは、ちょっとばかりでかくなりますが、次に実物大の大きさで Excel の作業画面を示しましょう。
 ただし、セルの方眼は正方形に変えてあります。なぜならば、作表をするのではなく、方眼上に絵を描くのですから、目盛りとして使いやすい形にしたのです。
 したがって、いつもの Excel とは
違った感じの画面になっているかもしれません。しかし、慣れてしまえばやはり Excel なんです。
 ……当然の事じゃないか? と、思うでしょ。



 むろん、上の絵は完成したものではありません。書き始めたばかりの段階で、参考図として示したものです。
 そしてここでは、芸術作品を展示するのではなく、楽しみのために絵の作り方をしているのですから、作品の質については触れないことにしておきましょう。(何とも弁解がましい。)
 つまり、上の図に関して「絵の素養がない」とか「構図がデタラメ」などという意見は、ここではお互いにわざわざしないと言っているのです。


 あなたは、こんなことをご存知ですか?
 ある偉大な彫刻家が「目は小さく、鼻は大きく彫っておきなさい」と言ったそうです。なぜならば、そうしておくと「後で修正ができる」からなのです。目は大きくした場合、もはや小さくはなりません。同様に鼻は小さくした場合、もはや大きくはならないからです。
 上の絵では「目は小さくしてありません」が、「脚はずいぶん細い」ようです。それは、脚の周りに別な色で輪郭を際立たせようと考えているからです。
 あなたも、いろいろと工夫をしてみてください。



○画像の大きさについて


 使っているノートパソコン(FMV-BIBLO NB16C)とデスクトップ(DELL DIMENSION8400)の画面は、それぞれ

   1024 × 768 ドット(ピクセル)
   1280 × 1024 ドット(ピクセル)

です。
 ドットまたはピクセルとは、画面を構成する最小単位となる一つの点です。

 したがって、ノートパソコンの画面の場合には横方向1024ドット、縦方向768ドットの大きさまでは入るわけです。そんなわけで、絵はあまり大きくしてはいけません。なぜならば、場所の都合で全体の画面が小さくなった場合には、横スクロールの必要が生じるからです。
 またあまり大きな画像を多く用いると、ホームページ全体の負荷が重くなってしまいます。

 そこで、実物大で示す必要があるような場合を除いて、ふつうは画像の縮小をするとよいでしょう。
 ただし画像に文字が含まれている場合、縮小をすると絵の部分はよいのですが、文字部分が読みにくくなったり、読めなくなるので、注意が必要です。

 私のディジカメは映像を、ふつう

   2272 × 1704 ドット

で写します。これはあまりにも大きすぎるので、何とかしなければなりません。
 なお、動画(ムービー)を写すと、ふつう

   320 × 240 ドット(15コマ/秒)

となります。
 縮小はペイントでもできますが、ふつう私はこのパソコンにプレインストールされていた「@フォトレタッチ」というのを利用します。ついでながら、@フォトレタッチで縮小をするときは「3次補完法」を用いて、なるべく解像度を悪くしないように注意をしています。
 また、「Paint Shop Pro 9」などを利用するとトリミングをしながら、縮小ができますので便利です。


 画像の大きさの規格を決めておいて、ファイル名でその大きさがわかるようにするのもよいでしょう。
 そこで、私はパソコン画面の4分の1の大きさ(長さでは2分の1)、つまり

(q)   512 x 384 のファイル名は xxxx_q.jpg
のようにしています。なお、「xxxx.jpg」は、元のファイル名です。
 さらに小さくして、
(r)   384 x 288 のファイル名は xxxx_r.jpg
 ふつう、ホームページに貼り付ける大きさです。
 ノートパソコンの場合には、横114mm、縦85mmくらいの大きさになって見やすい大きさと言えるでしょう。
(s)   256 x 192 は xxxx_s.jpg
 ちょっと小さめで、ノートパソコンに横2枚を表示するときに用います。実際には3枚が入りますが、デザインの都合から言えば、2枚まででしょう。さらに、小さくして
(t)   192 x 144  xxxx_t.jpg
(u)   128 x 96  xxxx_u.jpg
(v)   96 x 72  xxxx_v.jpg
(w)   64 x 48  xxxx_w.jpg

などを基準として考えています。

 また、この系列とは別に、ホームページの添付図として、しばしば
     400 × 300
というタイプを用います。

「Windows Media Player」用の動画や Flashアニメなどの画面は、
     640 × 480  xxxx_a.avi  xxxx_a.html
などとします。


 ファイル名をそのように命名することによって、後で大きさがわかって扱いやすくなるわけです。
 むろん、一つ一つのファイルの大きさを使う度に調べてもかまいません。しかし、画像の数が多くなると統一的な基準を定めておかないと、後でいろいろ面倒な作業が発生をして、効率的ではありません。
 ここで、必ずしも縦横の比がぴったりと上のようになる必要はないでしょう。
 ただ、基準を定めておくと画像のトリミングやサムネイルのときに便利なことは事実です。


○表示をするソフトウエアの指定について


 画像の表示にあたって、いつも使うツールを指定しておくことができます。
 私は「Windows XP ServicePack 2」をインストールしたら、画像データを開くと「Microsoft Photo Editor」が起動するようになってしまいました。しかし、操作法に慣れないことの他に、GIF動画が機能をしなくなってしまい、とても不便です。
 おそらく、気を利かして画像データの表示に使用するプログラムを変更したのでしょうが、まったくありがた迷惑です。
 そこで、画像データの表示に使用するプログラムを以前のものに戻すことにしました。
 手順は、

(1) 画像データが保存されているフォルダを開く。どこでもよい。
(2) いずれかの画像データを右クリック、表示されたメニューの「プログラムから開く」>「プログラムの選択」の順にクリック。
(3) 「ファイルを開くプログラムの選択」ウィンドウが表示されるので、「プログラム」欄の「Windows Picture and Fax Viewer」を選択。
(4) 「この種類のファイルを開くときは、選択したプログラムをいつも使う」にチェックを付ける。
 「OK」をクリックする。

のようにします。


Kuroda Kouta (2003.12.03/2007.09.23)