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 原文『養生訓』訳注 ……作成中



(巻第一)


総論上

【人の身体】(101)

初  はじまり。
みたまもの  御賜物。
はだへ  はだえ。肌または膚と書く。身体の表面をおおう皮膚のこと。
『尚書』  『書経』のこと。

【養生の術】(102)


【草木と身体】(103)


【内欲と外邪】(104)


【内欲をこらえるのが養生の道】(105)


【生まれつきの寿命は長い】(106)


【命は我にあり=老子の言葉】(107)

顔子  顔回(がんかい)。中国春秋時代、魯の賢人であった孔子の高弟。

【外物の利用は大切】(108)


【心気を養い色欲をつつしむ】(109)

導引  関節の屈伸運動、皮膚の摩擦などをする道家の健康法。

【欲をこらえて忍を守る】(110)


【外邪をふせぐ努力をする】(111)


【畏れることを忘れない】(112)


【元気を減らしてはいけない】(113)


【心は安らかに!】(114)

心と身の主従に関する考え方……『方丈記』にもあった。

【薬と鍼灸はなるべく用いない】(115)

時にして  規則正しく。
痞満(ひまん)  腹がつかえてはること。
痞塞(ひさい)  腹がつかえて通じがないこと。
参*(さんき)  薬用人参。
朮甘(じゅつかん)

【君主の政治と身体の養生】(116)

遺体(ゆいたい)

【身体を動かして安楽になりなさい】(117)


【寿命は養生で延びる】(118)

人の身は百年を以(て)期(ご)とす。

【人生は六十から】(119)


【内敵と外敵に注意しなさい】(120)


【元気を保つ方法二つ】(121)


【楽しみ三つ=善・楽・楽】(122)


【天地の命と人の命】(123)

邵尭夫(しょうぎょうふ)の説

【睡ってばかりいてはいけない】(124)

『日本紀』  『日本書紀』のこと。

【養生の術を学ばねばならない】(125)


【養生の術を学ぶ暇がないという異論】(126)

戸枢(こすう)  戸の回転軸。

【命を惜しむという異論=常と変】(127)


【三欲を忍ぶ=昼に寝てはいけない】(128)


【言葉を慎む】(129)


【しばしの辛抱】(130)

秋毫  きわめてわずか。

【養生の道で長生きを】(131)


【神仏に祈るよりも養生を慎みなさい】(132)


【気血を滞(とどこお)らせてはいけない】(133)

淋疝(りんせん)  排尿病、痔漏(じろう)は肛門の周辺の疾患。

【心に主をもちなさい】(134)


【楽あれば苦あり=快さの後に災い】(135)


【聖人は予防をする】(136)

孫子

【養生はおっかながってしなさい】(137)

孫真人

【欲を少なくしなさい】(138)


【病は気から=気を分散する】(139)


【欲・養気・理を慎みなさい】(140)



(巻第二)

総論下

【食気を巡らす=食後に歩行三百歩】(201)

京門(けいもん)  左の脇腹(第12肋骨部)

【家にいても身体を動かしなさい】(202)


【じっとしていてはいけない】(203)

華陀
『呂氏春秋』

【『千金方』の言葉=行・坐・臥・視はダメ】(204)

『千金方』

【食後に寝てはダメ】(205)


【昼寝もダメ】(206)

秉燭(へいしょく)  夕方。

【自信過剰は注意!】(207)


【欲と身と何れが大切か?】(208)


【自分を大事にしすぎて害を招く?】(209)

芳うん

【欲・忍が長命と短命の分かれ道】(210)


【遠き慮なければ、近き憂い】(211)

『易』  『易経』のこと。
『論語』

【酒食・色欲から苦しみ】(212)


【有限の元気で無限の欲を追う】(213)


【日々慎めば過ちなし】(214)


【初めが肝心、後の楽のために】(215)


【養生の要は?】(216)


【飲食と眠りで身をそこなう?】(217)


【楽より寿に至る】(218)


【徳を養い身をやしなう】(219)


【肉食の少ない山中の人は長命、魚を食べる海辺の人は短命】(220)


【一人静かに日を送る楽】(221)


【忍は身の宝、怒りと欲は災い】(222)

武王
『尚書』

【胃の気は元気の別名】(223)


【心が豊かで争わないと長寿】(224)

庖丁  料理人。

【憂い悲しみでなく喜び楽しみ】(225)


【心を喜ばして怒らない】(226)


【唾液は大切、吐いちゃいけない】(227)

津液(しんえき)  唾液。つばき。

【唾液は飲んで、痰は吐き出せ】(228)


【病のときは急がずに慎重に!】(229)

導引  道教の健康法。

【良きも悪きも習慣から、良きに慣れよ】(230)


【力以上のムリをしない】(231)


【元気を惜しんで老いを迎える】(232)


【嗇で気を養って長命】(233)


【自分を欺いてはいけない】(234)


【養生の術を知って自害をしてはいけない】(235)

彭祖

【完璧ではなく、ほどほどにせよ】(236)


【道理を知れば死ぬ人はいない】(237)


【楽しみを失ってはいけない】(238)


【畏れ慎めば病なく長寿】(239)


【酒は微酔、花は半開ほどほどに】(240)


【一時の浮気は一生の持病】(241)


【養生は中庸が大切】(242)


【心は従容、言語は少なし】(243)


【静で元気を保ち、動で元気を巡らす】(244)


【大風雨と雷のとき】(245)


【客は長居をするな】(246)


【気はいろいろと変わる、病は気より生ず】(247)

『素問』

【臍下丹田は生命】(248)

臍下三寸を丹田と云。
『難経』
十二経(じゅうにけい)  五臓六腑の連絡をする脈管系を言うのではないか。

【七情に注意する】(249)

七情  喜・怒・哀・楽・愛・悪・慾也。医家にては喜・怒・憂・思・悲・恐・驚と云。
六慾  耳・目・口・鼻・身・意の慾也。
『易経』

【養生は「少」、「十二少」を守れ】(250)

「十二少」  食を少なくし、飲ものを少なくし、五味の偏を少なくし、色欲を少なくし、言語を少なくし、事を少なくし、怒を少なくし、憂を少なくし、悲を少なくし、思を少なくし、臥事を少なくすべし。孫思*(そんしばく)が『千金方』にも、養生の「十二少」をいへり。その意同じ。目録はこれと同じからず。

【養生の大要四つ】(251)


【気を養う法】(252)


【気を巡らし、体を養う】(253)


【養生の四寡】(254)


【摂生の七養】(255)

『寿親養老補書』

【修養の五宜】(256)

孫真人

【行・坐・立・臥・語は久しくてはいけない】(257)


【養生の四要】(258)


【四損】(259)

『病源集』

【老人の痰切り】(260)


【呼吸の方法】(261)


【鼻より清気を入れ、口より濁気を出す】(262)

『千金方』

【ふだんの呼吸はゆるやか】(263)


【調息の法】(264)


【養生の術で心・身を養う】(265)


【夜更かしはするな】(266)


【塵埃などを払って清潔に】(267)


【陽と陰、春夏と秋冬、易道の陽陰】(268)

烏附(うぶ)  トリカブト。
『軒岐救生論』
『類経』

(巻第三)

飲食上

【飲食は元気のもと、まず脾胃を調る】(301)


【禍は口より出で、病は口より入る】(302)

「禍は口よりいで、病は口より入」

【聖人の飲食の法】(303)

『論語』郷党篇

【飯・羮・酒は熱くして飲食する】(304)


【飯を炊く方法】(305)

「たきぼし」  途中で重湯をとらない普通の炊きかた。
「ふたたびいい」  二度炊きご飯。
湯取飯(ゆとりいい)  水を多くして炊き、後で蒸す方法。
積聚気滞(しゃくじゅきたい)  胃痙攣(いけいれん)

【濃厚なものより淡泊なもの、肉は控え目】(306)


【飲食欲を押さえる】(307)


【腹八分にすべし、満腹は禍あり】(308)


【偏った食事の五味偏勝を避けよ】(309)

五味偏勝

【メリットのある物を選んで食べよ】(310)


【飯を食べ過ぎないように】(311)

*(さい)  副食のこと。

【口腹の欲に引かれて、道理を忘れる】(312)


【夜食・夜酒に関する注意】(313)


【少々食をひかえても、栄養不足にはなららい】(314)


【多く食べるのはよくない】(315)


【常に控え目にする】(316)


【酒食を過ごしたときは?】(317)


【五思とは何か?】(318)

五思
甑(こしき)  米などを蒸すのに使う瓦製の器。後の蒸籠(せいろう)に当たる。

【夕食は軽く】(319)


【食べたらいけない物】(320)


【飯はたくさん食べる。肉は少しでもよい】(321)


【穀物は肉に勝る】(322)


【内臓の弱い人は我慢をしなさい】(323)


【友と一緒のときは食べ過ぎ、飲み過ぎに注意!】(324)


【持病に悪い物はメモしておいて食べない】(325)


【食い過ぎのときは飲食をやめる】(326)


【まだ消化をしていないときは、次の食を抜く】(327)

点心(てんしん)  茶うけの菓子。比較的新しく、道元が始めたとも言う。

【煮物に関する注意】(328)

*(にえばな)

【調味料には毒消しの意味もある】(329)

ひしほ  なめ味噌

【老いて色欲はなくなっても、食欲はやまない】(330)


【新鮮なものを食べる】(331)


【好きなものばかりを食べてはいけない】(332)


【食べるべき五つの物】(333)


【弱っている人には、魚・鳥の肉を少量】(334)


【胃腸の弱い人の食べ物】(335)

脾虚の人  胃腸の弱い人。
煎酒  煮詰めた料理用の酒。

【大きな魚は油が多いので、薄く切る】(336)


【生魚もよいものである】(337)


【生臭くて脂の多い魚は食べちゃダメ】(338)

**(なしもの)  塩辛のこと

【刺身、膾などには気を付ける】(339)


【肉・いか・たこなどを多く食べてはいけない】(340)


【生魚は塩にうすく漬けてから食べる】(341)


【味噌・醤油・酢に関する注意】(342)

泄瀉  嘔吐や下痢。
積聚(しゃくじゅ)  胃けいれん。
*醋(げんそ)  濃い酢。

【生野菜がダメな人は干してから煮て食べるとよい】(343)

*(ひゆ)
蘿摩(らも)  ちぐさ。
海菜(みる)

【自分の気に入らない味のものは養分にならない】(344)


【少々の我慢をして過食をしない】(345)


【胃に好ましい物を食べ、胃が嫌う物は食べない】(346)


【胃が嫌う物は、……。】(347)


【下痢を続けると短命になっちゃう】(348)


【塩・酢・辛いものは食べちゃいけない】(349)


【腹がいっぱいになったら、げっぷをするのもよい】(350)


【食後には軽い運動、そしてじっとしていない】(351)


【胃腸の弱い人や老人は、餅・団子・饅頭などはダメ】(352)


【寒いときに薬酒などはどうであろう】(353)


【肉や果物は少なめに!】(354)


【水は清潔で甘いのがよい】(355)


【雨水や雪水はよく、屋根漏れ水やたまり水はダメ】(356)


【体温くらいの湯冷ましがよい】(357)


【胃腸の中がいっぱいにならないほうが元気が巡る】(358)


【過食で死ぬこともある】(359)


【腹が減ったり喉が渇いても、いっぺんに大食い・大飲みはダメ】(360)


【老人や子供は、いつも温かいものを食べるのがよい】(361)


【夏に瓜などや冷たい麺類を多く食べると、秋になってから患う】(362)

秋必瘧痢  下痢を伴う急性の発熱

【食後には湯茶で口を漱ぐ】(363)


【よその土地に行ったとき】(364)

『食物本草』

【肉食をしない人は長命、魚肉を多く食べると短命】(365)

『千金方』

【温かい朝粥を食べれば唾が出てよい】(366)


【香りを付け、悪臭を消し、毒を去って、食欲を増すものがある】(367)


【食事のときには、最初おかずを食べないほうがよい】(368)


【寝るときに食べ物が消化できていないと痰が出るので注意!】(369)


【昼間は間食をしないほうがよろしい】(370)


【晩食は朝食より少なめに】(371)


【煮た物は柔らかくして食べる】(372)


【客になったときのゴージャスな食卓に注意!】(373)


【食後には激しい運動をしてはいけない】(374)



(巻第四)

飲食下

【蘇東坡の意見】(401)

東坡(とうば)

【朝夕とも副品は一つでよいという意見】(402)

肉醢(ししびしお)  塩辛(しおから)のこと。

【味の優れた野菜は他の物と一緒に煮ない】(403)

『閑情萬寄』

【餅と団子の食べ方】(404)


【朝夕の食事、何れかを淡泊に】(405)


【新鮮なものを食べるのがよい】(406)


【陽気を失って陰気になったものは食べてはいけない】(407)

(『論語』)郷党篇(きょうとうへん)

【夏に蓋をしておいたもの、冬に霜に当たった野菜はダメ】(408)


【瓜は暑いときだけ食べるべし】(409)


【あぶり餅・あぶり肉は熱湯に漬けてから食べる】(410)

津液(しんえき)  唾液のこと。
能喉痺(よくこうひ)  慢性咽頭疾患。

【茄子に関する注意】(411)

瘧痢(ぎゃくり)  急性下痢。
傷寒(しょうかん)  高熱疾患。
米*(しろみず)  米のとぎ水。

【胃弱の人はダイコン・ニンジン・イモ・ゴボウなどがよい】(412)


【ダイコンは野菜の王様】(413)


【菜についての誤り】(414)


【あぶったり熱湯にとおして食べたほうがよいもの】(415)


【病気によって食べて悪いものがある。妊娠中は注意!】(416)


【豆腐に関する注意】(417)


【前の食事が未消化のまま後の食事をしてはいけない】(418)


【薬や補薬を飲むときは、甘い物や脂っこい物などを避ける】(419)


【ダイコン・ニンジン・カボチャなど甘い野菜は小さく切る】(420)


【ショウガに関する風聞】(421)

薑(はじかみ)  しょうが。

【豆腐・蒟蒻など醤油で似たものを冷えてから食べてはダメ】(422)


【明け方に腹の具合が悪いときは朝食を減らす。酒はダメ】(423)


【酒気が残っているときは、餅・団子などを食べてはいけない】(424)


【固い肉やダイコンは煮ておいて、そのまま煮直すとよい】(425)


【鶻突羹は病人にもよい】(426)


【果物の種で未成熟なものには毒がある】(427)


【怒ったり心配をして食事をしてはいけない】(428)


【腹が空になってから食事をする】(429)


【夜長の寒いときは飲食の量を減らす】(430)


【塩分を減らすと水分を多く飲まず、胃の調子がよい】(431)


【中華・朝鮮の人よりも日本人は胃が弱い】(432)

六蓄の肉  馬・牛・羊・犬・豚・鳥

【空腹のとき生の果物はダメ】(433)


【疲れたときに多く食べると眠くなり、食気がふさがってしまう】(434)


【百病の早死には飲食によることが多い】(435)

『古今医統』(ここんいとう)

【病人の欲しがるものについての注意】(436)


【多く食べてはいけないもの】(437)

油膩(ゆに)  脂っこいの物。
肥濃(ひのう)  しつこい物。

【老人や体の弱い人が食べてはいけないもの】(438)

稠黏(ちゅうねん)  ねばっこいの物。

【誰もが食べてはいけないもの】(439)


【中国には食医という役職があった】(440)


【食い合わせの具体例】(441)


【薬とマッチしない食べ物】(442)

黄*(おうぎ)  強壮剤の一。

【穢らわしい食べ物?】(443)



飲酒

【酒は少し飲めば美禄、多く飲めば短命】(444)

邵尭夫(しょうぎょうふ)

【酒は少し飲めば益多く、多く飲めば損多し】(445)


【食後の酒がよく、空きっ腹の酒は害がある】(446)


【温かい酒がよく、冷やしたり熱するのはダメ】(447)


【燗冷ましの酒を飲んではいけない】(448)

じん  にえばなのこと。

【酒を勧めるときの作法】(449)


【どぶろくと甘酒はダメ】(450)

醴酒(れいしゅ)  あまざけ。

【酒を多く飲む人は短命】(451)

『五湖漫聞』(ごこまんぶん)

【酒を飲むときに甘いものはいけない……】(452)


【焼酎は大毒。熱湯を飲むのもいけない】(453)

焼酒(しょうちゅう)


飲茶 烟草附

【茶について】(454)

上代はなし  上代には、なかった。

【茶と酒は反対の作用】(455)


【吸い物も茶も多く飲んではいけない】(456)


【薬や茶を煎じるときは水を選ぶ】(457)


【茶を煎じる方法】(458)

**(よくい)  ジュズダマ。
『本草』

【奈良の茶】(459)

赤豆(あずき)  小豆に同じ。

【煙草は毒・損】(460)



慎色慾

【飲食・男女は人の大欲、慎むべし】(461)

『素問』

【セックスの回数】(462)

『千金方』

【若くて盛んでも慎む。興奮剤などはダメ】(463)


【成人前は慎みなさい】(464)

『達生録』

【四十歳以後はいわゆる「接して漏らさず」】(465)

孫真人が『千金方』に、……  孫思*(そんしばく)

【腎気を鎮める方法】(466)

瘡*(そうせつ) 腫れ物。

【房室における禁止事項】(467)

虹*(こうげい)  にじ。

【オシッコを我慢してセックスしてはいけない】(468)


【妊娠中にセックスしてはダメ】(469)

『入門』  『医学入門』のこと。

【脾腎は大切に】(470)



(巻第五)

五官

【心は五感の主君】(501)


【南向きの明るいところに居る】(502)


【寝るときは東枕】(503)


【座るときは正座】(504)


【器具は簡単なもの、隙間はふさぐ】(505)


【寝るときの姿勢、仰向きはダメ】(506)

個人差もあるので、一概には言えない。益軒の場合と異なる人も多いであろう。(黒田康太)

【獅子眠のすすめ】(507)

『病源候論』

【灯火を消すか暗くして、口を閉じて眠る】(508)


【一日に一回は全身の按摩をする】(509)

『寿養叢書』

【心は静なるべし、身は動かすべし】(510)

『入門』

【引導の法を毎日行う】(511)

三里  膝頭の下
*(はぎ)  すね。
湧泉(ゆせん)

【足・足指のマッサージ】(512)


【爽快なとき、冬には按摩をしない】(513)

『内経』

【髪をくしけずり、歯を叩き、眼を温める】(514)


【明け方に自分で足のマッサージをする】(515)

五更  午前四時のこと。
『養老寿親書』(ようろうじゅしんしょ)

【寝るときに子供に温かい手でマッサージをさせる】(516)


【寝る前に髪をけづり、湯で足を洗い、口を漱ぐ】(517)


【老いて用のないときは眼を瞑るのがよい】(518)

『入門』

【中年以上の人に炬燵(こたつ)もよい】(519)


【厚着や熱い火、熱い湯などはダメ】(520)


【足のしびれにならない方法】(521)

公廨(くがい)  役所
転筋(てんきん)  こむらがえり。

【火鉢は頭から離す】(522)


【薄着で寒風に遭ったときは】(523)

東垣(とうえん)

【眼鏡について】(524)


【歯の磨き方と目の洗い方】(525)


【歯の病気は胃からくる?】(526)


【若いときに歯で種を割ったりしてはいけない】(527)


【爪楊枝で歯をほじくってはいけない】(528)


【冬は遅く起きて、夏は早く起きる】(529)


【熱湯で口を漱ぐと歯がダメになる】(530)


【食事の後は、……】(531)

『千金方』

【食後に寝てはいけない】(532)

『医説』

【七つの穴は気を閉じ、耳は気の出入りなし】(533)


【瓦火桶の利用法】(534)


二便

【オシッコは空腹のときはしゃがんで、満腹のときは立って】(535)


【オシッコもウンコも我慢をしてはいけません】(536)

転*(てんぷ)  尿閉症。
淋  頻尿。

【いつも便秘をする人は】(537)


【太陽や月などに向かってオシッコをしてはいけない】(538)



洗浴

【入浴は十日に一回?】(539)


【熱い湯には害がある】(540)


【夏でなければ五日に一度洗髪、……】(541)


【かけ湯の効用】(542)


【空腹時と満腹時】(543)


【湯だらいの寸法と水風呂】(544)


【病気のときの入浴】(545)


【身体に傷があるとき】(546)


【入浴後の風】(547)

(注) 私は、いつも扇風機の風に当たっているが、どうであろうか?


女性が生理のときは髪を洗ってはダメ】(548)


【温泉について】(549)

不食  食欲不振のこと。
積滞(しゃくたい)  気が五臓に積もって体内に滞り、不調になること。

【湯治の間の注意】(550)


【海水だけの入浴はダメ】(551)


【汲み湯はあまり効果がない】(552)



(巻第六)

病を慎しむ  病は生死のかかる所、人身の大事也。聖人の慎(み)給うこと、むべなるかな。

【病む前に自ずから防ぐ】(601)

邵康節

【予防をすれば病なし】(602)


【ちょっと治ったときに注意!】(603)


【一時の快楽は、後の禍】(604)

『千金方』

【始めに注意をすれば、後に悔いなし】(605)

(注) 「先憂後楽」という言葉は、これと関係ないのだろうか。

【肉欲を慎み、外邪を恐れる】(606)


【くよくよしてはいけない】(607)


【急いではいけない】(608)


【住居・部屋に関する注意】(609)


【おっかない傷寒に注意する】(610)


【酒飲みは中風に注意する】(611)


【春といえども風寒に注意!】(612)


【夏は外邪に注意!】(613)


【四月は色欲を禁じる】(614)


【夏はよく保養すべし】(615)

霍乱(かくらん)
泄瀉
瘧痢(ぎゃくり)

【六・七月は元気が減りやすい】(616)


【夏の井戸には有毒ガスがある】(617)


【秋は涼しい風に当たり過ぎない】(618)

*理(そうり)  皮膚の隙間のこと。

【冬は陽気を漏らさない】(619)


【冬至には労働や房事を避ける】(620)

『続漢書』

【冬に針灸や按摩をしない】(621)


【大晦日には寝ないで新年を迎える】(622)

除日(じょにち)  大晦日(おおみそか)。

【熱食いの汗】(623)


【打撲傷の注意】(624)

*症(ししよう)  痙攣をおこす病気。

【冬に出かけるときは酒で暖まるのもよい】(625)


【冷えた身体を急に温めてはいけない】(626)


【頓死のパターン】(627)

卒中風(そっちゅうぷ)  脳卒中。
中悪  ガス中毒のようなものか?
湯火  やけど。
乾霍乱(かんかくらん)  日射病。「鬼の霍乱」などという言葉もある。
喉痺  咽頭ジフテリア。
痰厥(たんけつ)  肺水腫のことか?
小児の馬脾風(ばひふう)  ジフテリア。

【おかしなことにも錯覚や精神病がある】(628)



択医

【医者を選びなさい】(629)


【医は仁術、医は三世をよしとする】(630)


【医者は儒書を読み、文義に通ず】(631)


【良医・俗医・福医(時医)】(632)


【医は意なり】(633)


【君子医・小人医】(634)


【ある人の意見】(635)


【医者は趣味などあるべからず】(636)


【良い医者に委ねるのがよい】(637)

『医説』

【素養をもっている子弟を医者に育てる】(638)

『内経』
『本草』
【俗医は学問を嫌う】(639)

*稗(ていはい)  ひえ。

【まず志を立てる】(640)


【貧民と愚民の死に方】(641)


【医術は博く精しく学ぶ】(642)


【日本の医は中華の医に及ばない】(643)


【学ばなければ話にならない】(644)


【仁をもって行い、利を求むべからず】(645)


【医の温故知新】(646)


【適中と偶中】(647)


【庸医の多くなる理由】(648)


【無益な諸芸が多い中で、医術は有用】(649)


【医学生の読むべき書】(650)


【中国の歴代名医】(651)


【『千金方』について】(652)


【いろいろな意見を勘案して、……】(653)


【医学書もさまざま】(654)

『局方』  =『和剤医方』
『入門』  =『医学入門』
『方考』  =『名医方考』
『原理』  =『医学原理』

【他の医者の治療を誹(そし)ってはいけない】(655)


【本草学にはいろいろな説がある】(656)


【病論・脈法・薬方】(657)


【病気になっても治らないのは、……】(658)



(巻第七)

用薬

【医者に上・中・下】(701)

参*(じんぎ)  薬用人参。
『漢書』
補瀉(ほしゃ)  身体に入るものと身体から出ていくもの。

【薬をむやみに飲んではいけない】(702)


【薬には偏性がある】(703)


【臨機応変の処置ができる良医】(704)


【薬ではなく穀物と肉類で身体を養う】(705)


【薬を飲まなくても自然に治る病気が多い】(706)


【発病のとき薬を間違えると、……】(707)


【養生の道あり、長生の薬なし】(708)


【良い薬を選ぶ】(709)

薬肆(やくし)  薬屋

【薬の煎じ方】(710)


【日本では中国の薬療よりも少なめに】(711)


【少なめよりも、せめて同量に】(712)


【利薬の分量について】(713)


【補薬の分量について】(714)


【婦人の薬量は男子より少ない】(715)


【子供の場合はさらに少ない】(716)


【薬を煎じる水の分量】(717)


【補薬について】(718)

棗(なつめ)  利尿、強壮によい。

【小さい人と弱い人、大きくて強い人の薬量】(719)


【子どもの薬の煎じ方】(720)


【中国と日本、喪と薬】(721)


【日本独自の評価を】(722)


【煎薬に加える四味】(723)

『入門』  =『医学入門』

【泡薬の法とは】(724)


【振薬とは】(725)


【補湯と利薬】(726)

『頤生微論』(いせいびろん)

【補湯の飲み方】(727)


【利薬の方法】(728)


【丸薬とは】(729)


【薬と食事】(730)


【砂かんについて】(731)


【湯と散と丸薬】(732)


【いろいろな薬】(733)


【煎法は中国も朝鮮も同じ】(734)


【煮散とは】(735)


【甘草について】(736)

甘草(かんぞう・あまくさ)  マメ科の多年草で、甘みをもつ根を漢方薬や甘味に用いる。

【生薑の用い方】(737)


【棗について】(738)


【中国の料理は脂っこい】(739)


【薬を煎じる水】(740)


【利湯の滓は捨てるべし】(741)


【生薑の片について】(742)


【棗の取り方と加工法】(743)


【薬を飲んだ後は、……】(744)


【薬と一緒に飲食してはいけないもの】(745)


【薬を煎じるときの炭】(746)


【薬一服の量を調整】(747)


【薬を煎じる器】(748)


【煎じ詰めてはダメ】(749)

*(にん)  にえばなのこと。

【毒消しの薬には冷水】(750)


【毒にあたって、毒消しがなかったら冷水】(751)


【煎湯に酒を加えるとき】(752)


【腎臓は他の臓器と関係?】(753)


【上焦・中焦・下焦】(754)


【丸薬の大きさ】(755)

『頤生微論』(いせいびろん)

【秤について】(756)


【さまざまな香】(757)

『古今和歌集』

【悪気をさるに、蒼朮をたく】(758)

蒼朮(そうじゅつ)  おけら。
胡*(こずい)  コエンドロ。
蘿*(らも)  ちくさ。

【便秘のとき】(759)


【早く消化をする丸薬】(760)



(巻第八)

養老

【親を養う】(801)


【老人は子どものように】(802)


【老いては心静かに】(803)


【老後は楽しむべし】(804)


【老いて多欲を慎む】(805)


【老人養生の道】(806)


【老いても気を減らさない】(807)


【老人を養う】(808)


【老衰の人の夏と冬】(809)


【老人の食べ物】(810)


【老いたら寂しいのを嫌う】(811)


【暖かい日には、……】(812)


【老人は用心深くすべし】(813)


【行く先短い人に対して子は?】(814)


【老いては日を惜しめ】(815)


【老いたらなす事を少なく】(816)


【朱子の教え……肉を少なく】(817)

あつもの  吸物(すいもの)
*(さい)  副食

【大風雨・大寒暑・大陰霧のときは家にいる】(818)


【食を過ごさないように】(819)


【老人の食事】(820)


【病気になったら、まず食事療法】(821)

参*(じんぎ)  にんじんとおうぎのことか?

【間食を慎む】(822)

*餌(こうじ)  だんご。

【年をとったら自分で楽しむ】(823)


【老後は心と身体を養う】(824)


【老後は静かに過ごす】(825)


【常に静養をしなさい】(826)


【あぐらで背もたれを】(827)



育幼

【三分の飢えと寒さ】(828)


【小児は熱を逃がすように】(829)


【参考図書】(830)

香月牛山医士『育草』(やしないぐさ)




【鍼の効用と注意】(831)


【年寄りの治療は緩やかに】(832)

 衰老の人は、薬治、鍼灸、導引、按摩を行ふにも、にはかにいやさんとして、あらくすべからず。あらくするは、これ即効を求むる也。たちまち禍となることあり。若(もし)当時快しとても後の害となる。


灸法

【灸の効用】(833)

*々(かくかく)  盛んなさま。

【艾草の製法と用法】(834)


【艾草の産地】(835)


【艾の芯の大小】(836)

艾*(がいしゅ)  灸の芯

【灸に使用する火】(837)


【灸と身体の位置】(838)


【灸をするときの注意】(839)

虹*(こうげい)  にじ。

【灸の後の注意】(840)


【灸の大きさの加減】(841)


【灸瘡に関する注意】(842)


【阿是の穴について】(843)


【多く灸をすればいいとは限らない】(844)


【禁灸の日があるが、……】(845)


【子どもの灸】(846)


【項の灸はダメ】(847)


【内臓の弱い人の灸】(848)


【灸はツボにすべし】(849)


【生き返るかもしれない?】(850)


【老人の灸には用心】(851)


【病人の灸】(852)


【できものに対する灸】(853)


【灸は午後に】(854)

『事林広記』


後記

『頤生輯要』(いせいしゅうよう 天和二年=1682年)


KurodaKouta(2006.01.03/2007.10.05)