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 rikの「前立腺肥大症」参考資料



このページの内容

   退院後の注意事項
   入院中の食事
   奉仕の仕事
   「女宇餅」という小説
   玉木さんからのメール



退院後の注意事項


 退院後の1ヶ月間は、次のことに注意をする。

(1) アルコールは飲まない。

(2)
 自転車・バイクなどに乗らない。

(3)
 重い物を持ったり、運んだりしない。

(4)
 血尿が続く場合は、泌尿器科外来またはER(夜間・休日)に連絡する。電話 042−323−5111

(5) 
手術後1ヶ月までは突然に血尿が出ることもある。




入院中の食事


2006年09月11日(月)昼食
 米飯(ハヤシライス・サラダ・ゼリー・ただしドレッシングは不使用)
 エネルギー 630kcal たんぱく質 21.0g 脂質 15.5g 食塩 2.8g
2006年09月11日(月)夕食
 米飯(粕漬け焼き・浸し・炒り豆腐・果物)
 エネルギー 560kcal たんぱく質 24.3g 脂質 6.9g 食塩 1.5g

2006年09月12日(火)朝食・昼食・夕食
 この日は手術日なので点滴をして、食事はいっさいなし。

2006年09月13日(水)朝食
 今朝方にかけて尿閉になり、食事どころでなくそのまま返却をした。

2006年09月13日(水)昼食
 米飯(ジャムP・煮込みハンバ・ソテー・ポテトサラダ・ジュース・ただしマヨネーズは不使用)
 エネルギー 712kcal たんぱく質 24.7g 脂質 22.4g 食塩 3.2g
2006年09月13日(水)夕食
 米飯(焼き魚・おろし大根・煮物・甘酢和え・果物・ただししょうゆは不使用)
 エネルギー 507kcal たんぱく質 22.6g 脂質 3.6g 食塩 1.4g

2006年09月14日(木)朝食
 米飯(みそ汁・温泉卵・野菜ソテー・梅干し・牛乳・ただししょうゆは不使用)
 エネルギー 605kcal たんぱく質 22.0g 脂質 16.5g 食塩 3.4g
2006年09月14日(木)昼食
 米飯(きつねうどん・肉じゃが・フルーツポン)
 エネルギー 577kcal たんぱく質 18.0g 脂質 13.0g 食塩 3.9g
2006年09月14日(木)夕食
 米飯(豚肉の香味焼き・茹でアスパラ・炒め煮・あみ佃煮・果物)
 エネルギー 660kcal たんぱく質 27.0g 脂質 16.6g 食塩 1.9g

2006年09月15日(金)朝食
 米飯(みそ汁・さんま蒲焼き・野菜ソテー・焼きのり・牛乳・ただししょうゆは不使用)
 エネルギー 638kcal たんぱく質 24.4g 脂質 18.7g 食塩 3.4g
2006年09月15日(金)昼食
 米飯(チンジャオロ・ごま酢和え・煮豆)
 エネルギー 622kcal たんぱく質 25.6g 脂質 11.2g 食塩 1.7g
2006年09月15日(金)夕食
 米飯(五目寿司・甘酢生姜・煮魚・すまし汁・果物)
 エネルギー 674kcal たんぱく質 21.9g 脂質 8.7g 食塩 3.5g

2006年09月16日(土)朝食
 米飯(みそ汁・煮付け・浸し・梅びしお・牛乳・ただししょうゆは不使用)
 エネルギー 592kcal たんぱく質 21.3g 脂質 15.0g 食塩 3.2g
2006年09月16日(土)昼食
 米飯(ジャムP・フライ・甘煮・レモン・サラダ・紅茶・ただしソースは不使用)
 エネルギー 684kcal たんぱく質 24.3g 脂質 28.0g 食塩 2.2g
2006年09月16日(土)夕食
 米飯(卵豆腐・盛合わせ・煮浸し・金山寺みそ・果物)
 エネルギー 595kcal たんぱく質 19.3g 脂質 10.0g 食塩 2.5g

2006年09月17日(日)朝食
 米飯(みそ汁・鮭缶入り煮物・浸し・ふりかけ・牛乳・ただししょうゆは不使用)
 エネルギー 610kcal たんぱく質 26.0g 脂質 15.2g 食塩 3.1g
2006年09月17日(日)昼食
 米飯(ピラフ・サラダ・コンソメスー・ただしマヨネーズは不使用)
 エネルギー 552kcal たんぱく質 19.6g 脂質 13.4g 食塩 2.5g
2006年09月17日(日)夕食
 米飯(酢豚・酢豚あん・浸し・含め煮・果物)
 エネルギー 607kcal たんぱく質 23.7g 脂質 9.6g 食塩 2.1g

2006年09月18日(月・祝日)朝食
 米飯(ジャムP・ウインナーソ・ソテー・ボイルサラダ・牛乳・ただしノンドレは不使用)
 エネルギー 578kcal たんぱく質 20.1g 脂質 24.2g 食塩 2.3g
2006年09月18日(月・祝日)昼食
 米飯(蟹と豆腐の酢みそ和え・大学芋)
 エネルギー 611kcal たんぱく質 20.6g 脂質 11.7g 食塩 2.7g
2006年09月18日(月・祝日(敬老の日))夕食
 米飯(赤飯・ごま塩・焼き魚・おろし・浸し・すまし汁・果物・ただししょうゆは不使用)
 エネルギー 751kcal たんぱく質 30.2g 脂質 26.4g 食塩 3.5g

2006年09月19日(火)朝食
 米飯(みそ汁・卵とじ・酢醤油和え・ふりかけ・牛乳)
 エネルギー 633kcal たんぱく質 22.5g 脂質 18.1g 食塩 2.8g

 以上である。
 マヨネーズやしょうゆなどの小さいパックに入ったものは、いっさい利用をしなかった。

 ここで、疑い深い疑問。
 私は上のメニューに「牛乳」(実際は高梨の200ml)と書いたが、配布された献立メニューにはすべて「乳製品」と書いてある。そうかと言って、私の入院中にはヨーグルトやチーズのようなものは出なかったようだ。何となく、表記に意味があるのではないか。



奉仕の仕事


 看護師さんを見ていると、実によく働く。
 とくに夜勤などのときは、まったく頭の下がる思いである。
 看護学校で勉強をして実際の看護師になるまでに、いろいろと教えられてきたのかもしれない。
 いちおうプロとしての心構えは、じゅうぶんなようである。

 その上、い氏が考えているようなことまでを現代の若い人たちに求めるのは、厳しすぎるかもしれない。
 奉仕とかボランティアなどという考え方の根底が、若い世代には異なった価値観になってしまったからである。
 それに、正直言って今回の病棟の仕事はあまりきれいではない。
 オシッコで濡れたお襁褓(おむつ)を取り替えたり、お尻の穴に座薬を差し込んだり、いくら仕事とは言っても地味でありすぎるようだ。

 大手のサイトなどで、実際の看護師さんの正直な意見があるので、い氏には一度見ていただきたいものだ。
 さらに考えると、私たち患者の身体さえも汚らわしいのではないかと心配をしてしまう。とくに、私のように大小便の他にも、体内で大量の汚物を作っている場合は、……
 そして、そのような患者の担当をしている看護師の偽らざる心境をつい先日読んだことがある。
 改めて建前と本音とでは、だいぶ違うことがわかるのではないか。

 現代の社会では、無収入で生きていくのは難しい。生活のすべてに費用がかかるからである。
 財産があるとか、年金が下りるとか、食わしてくれる人がいるかなど、特殊な立場の人以外は収入がないと生きにくい時代である。
 そんな時代にはたして、無収入でも自分自身の仕事に打ち込むことができる人が何人いるであろう。
 い氏が叱った学生は、まだ報酬を受けて働いているわけではない。見習いであっても、無給なのである。
 したがって、叱り方にも工夫が必要であろう。

 日本には、昔から奉仕の精神があった。
 桃水(とうすい)や鉄眼(てつげん)のことを知っている人は、もはや少ないかもしれない。
 しかし、なぜか外国人のシュバイッアー博士やマザーテレサは有名である。
 アフリカに現代病を持ち込むという愚かな過ちを犯したシュバイッアー博士も、その精神や行為で貴いのであろう。
 マザーテレサは、かつて「日本人は醜い人種だ」と言ったようだが、それでもあのような奉仕的活動はなかなかできるものではない。
 そんな意味でだけ、彼らは立派なのであろう。

 ちょっと、マザーテレサについての意見が私の僻(ひが)みからか酷であったので、実際に彼女の言った言葉をもう一つ挙げておこう。
 <私は、「不親切で冷淡でありながら奇跡を行う」よりは、むしろ「親切と慈愛のうちに間違う」ほうを選びたいと思います。>



「女宇餅」という小説


 だいぶ以前のことである。
 まだ生活が苦しかったころのことで、いろいろな仕事をしていた。
 そんなある日、先輩の紹介で音羽にある小さい出版社の社長と会った。その社長が、私と同じ姓(黒田)であったことを覚えている。その社長から、こんなストーリはできないかと相談を受けた。その作者が、人気上昇中に(と言ってもその当時のこと)亡くなったからであった。

 そして、見本としてその作家(式貴士)の「鉄輪の舞」シリーズに入っている「カンタン刑」を示された。
 しかし、私はその作品がずいぶんグロテスクな内容なので驚いてしまった。今後は、そのような内容が秘かにファンを作るということを実際の出版経営者から聞いたのではあるが。
 その出版社の社長が早稲田卒の人で、死んでしまった作者もそうらしい。そして、私も早稲田であるので(実は理工学部)、先輩が紹介をしてくれたのだろう。

 しかし、ちょっとタッチが異なるので結果的には辞退してしまった。
 それでも、そのときに梗概を三つほど示したのである。
 確か、「宦官になるときの話」と「宮刑の話」と「女宇餅の話」だったと思う。そして、さらに具体的に「司馬遷の屈辱」というような展開にしてもいいのではないかということも申し述べた。

 「宦官」と「宮刑」は、傷口が悪化しない限り生きながらえる。単に男根を失う苦しみをペーソスとして描いたものだ。
 しかし、「女宇餅」は初めから殺すために行う刑である。「カンタン刑」に習って、残酷でグロテスクな内容にした。餅を焼くときのことを考えていただきたい。
 そして、そのときに書いた苦痛の内容が、今回の私に生じたみたい。
 書いたときはそんな経験がまったくなかったので、その苦しみは想像以外の何物でもない。

 それでも最後の苦しみは、断末魔に触れたみたいである。今考えると、「よくもまぁ経験のないことをぬけぬけと書いたものだ」と、我ながらあきれる。しかし、その状態までは行かなかったが、今回の私の「二回目の苦しさ」はそれに向かって進んでいたのではないかと、つくづく思う次第。
 そして、タイトルも「カンタン刑」が「邯鄲の夢」を意味したように、「女宇餅」は「尿閉」を隠してある。

 「玉木さんからのメール」の返信の最後にも、
 「膀胱に尿が溜まって出ないときの苦しみは、まったくすごいもんです。拷問といってもよいほどで、じっとしていられないほどの状態です。そのような刑罰を刑務所でしたら、おそらく出所後に二度と犯罪を起こす人はいなくなるでしょう。」
と書いてみたのだが、……。



玉木さんからのメール


(1)

 > 御見舞い申し上げます。
 私は手術の経験がないので解らないですが、前立腺摘出手術だったのですか?
 大切な臓器だけに御大事にして下さい。

 > 私も成り行きで医師の指示に従い、前立腺癌を放射線で焼きましたが癌の転移は免れたものの、2年経過の現在、間歇的ですが、下血で不安です。多くは7月28日と9月18日の2回ですが、検査では癌や侵蝕された病巣はないので、放射能による臓器損傷の下血と考えられます。

 > 今朝も少し、運動で歩きましたが、疲労感もなく、過ごしています。
 東京の娘が善福寺公園の近くへ家を購入し転宅しました、10月頃、上京したいと考えています。


 お見舞い、ありがとうございます。
 はい。とうとう手術をして、お陰様で何とか退院をすることができました。

 その間の私の愚かしい一連の行動は、下記の「rikのエピソード・シリーズ」にある「rikの「前立腺肥大症」一部始終」にまとめてあります。
http://www.riko.cc/

 「入院の九日間」というところです。
 もしかしたら、玉木さんもブログをまとめられるときに参考になるかもしれません。書いてある内容ではなく、その方法などについてです。

 善福寺公園は吉祥寺(実際は三鷹市井の頭4丁目)にすんでいるときに、よく行きました。石神井公園などとともに、閑静なとてもよいところですね。
 上京をされたときは、ぜひお目にかかっていろいろとご教示をいただきたいと思います。どうぞ、よろしく願います。
 季節の変わり目です。
 玉木さんも皆さんも、お身体にお気を付けください。
 rik

(コメント)
 玉木さんは前立腺ガンであるので、私の場合とはちょっと異なるみたい。


(2)

> 9日間の入院、術後の排尿は壮絶でしたね.。随分、痛い思いをされたと思います。
 前立腺の全摘でなかったのは、良かったです。御椀に一杯の肉片は前立腺肥大の原因だった前立腺内部で成長した良性の腫瘍だったのでしょう。
 全摘だと今度はホルモン分泌が無くなるので、体調、バランスに良くないそうです。

> 然し術後の排尿の管の挿入がズサンでしたね。
 膀胱からの排出がスムーズでない時は膀胱が万杯となり、激痛を伴うのは当然で、ベテランの看護婦さんは膀胱より直接、注射器で尿を吸い取り、排出させたのは賢明な処置でした。
 患者の容態を見て、何故、苦しむのか原因も探れない、駆け出しの看護婦に当たれば災難です。

> 膀胱も暫くは弱く、疲労を起こしているので膀胱炎(雑菌が入る)に成りやすいので注意して下さい。


 ご親切なアドバイス、ありがとうございました。
 手術そのものは素晴らしい出来で、まったく満足です。
 ただ、膀胱に尿が溜まっても、平気で尻に栓をするような看護師がいるので、不思議でもあり、実は驚きなんです。

 膀胱に尿が溜まって出ないときの苦しみは、まったくすごいもんです。拷問といってもよいほどで、じっとしていられないほどの状態です。そのような刑罰を刑務所でしたら、おそらく出所後に二度と犯罪を起こす人はいなくなるでしょう。
rik



Kuroda Kouta (2006.09.19/2006.09.27)