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  rikのガン入門


 このページは、1988年(昭和63年=平成元年の前の年)9月26日に、新宿紀伊国屋ホールで行われた国立がんセンター総長杉村隆さんの講演をもとにして、私(rikこと黒田康太)が作成をしたものです。
 なお、そのときの演題は『ガンにかからないためのライフ・スタイル』でした。

 また、その後いろいろと勉強をした内容を追加しました。しかし、その部分については個人的な研究であり、学問的に正しい内容でないかもしれません。決して思いつきで書いたのではありませんが、学問的ではなく結果的には、無責任になってしまった部分もあることでしょう。

 『ガンにかからないためのライフ・スタイル』の部分は、私が講演を聞いた内容のノートをしたもので、聞き間違いがあったり、正しい表記ができていない箇所があるかもしれません。それでも、聞いたままに覚えていることをここにメモしておきましょう。聞き違いかもしれない自信がない言葉には「?」を付けておきました。
 講演をまとめたものですから、いきおい以下の私が作成した文章には断片的なものがあったり、箇条書きのような形もあります。
 なお、話題や数字は当時のことで、現在の事情とは異なっているかもしれません。

 正直に言うと、私(rik)は前立腺肥大症の手術後に身体の免疫力が落ちて、足に皮膚ガンができたようです。そのような問題を解決するために、このページを作成しました。したがって、いわゆる内臓ガンなどの問題とは別のターゲットなのです。
 そして、そのことも以下の記述に関係しているので、よろしくご理解ください。
 また、関係のないことが脱線をしたような話題としてあります。しかし、それは元の講演がそうでしたので、そのままその箇所に入れてあります。つまり、時間を追ってメモをしたものが、そのままの形になっているんです。以上、前置き。

あらまし

・ 日本は長寿国。しかし、その死亡第一位はガン
 ガンはある時期を失すると、坂道を下るようにますます悪化する。そして、死亡する前の数週間は痛みが激しい。そんなために、恐れられている。

・ 病気に種類がある
 バイキンやウイルスでおこるのが感染。また、糖尿病・動脈硬化のようないわゆる老化もある。
 しかし、ガンはちょっと異なる。
 一人の人間には、数十兆個の細胞がある。地球上の人口が数十億であるから、それは膨大な量。小指の先ぐらいの大きさ(1グラム程度)でも、10億個の細胞がある。ガン細胞の場合も同じくらい。

・ 足の裏にできる「こっせつにく?」というムラノーム?
 足の裏の黒子(ほくろ)には、とくに注意が必要である。なかなか治らなかったり、黒ずんで大きくなってきたら問題。

・ 1グラムくらいの早期ガンだと治療が容易
 身体には遺伝子の乗っているDNA(でおきしいぼかっさん?)がある。その長さは、何と1メートルくらい。そして、そこには数万の遺伝子があって、それぞれの働きをしている。
 ヘモグロビンは骨髄の中で、アルビニンは肝臓の中で、というようにどの細胞では遺伝子の何が働くかを決めている。ヘモグロビンやアルビニンは、脳の中で働くのではないことに注意。
 しかし、どこで何が働くという機能の仕掛けが狂ってしまうと問題が生じる。

 つまり、ガンは遺伝子の病気である。
 しかし、ここで言う病気とは、親から子に伝わる遺伝とは直接に関係しない。

・ 遺伝子を傷つけるものに注意
 放射線や紫外線、そして化学物質など。しかし、それが他の要因ともからんでいて、すぐに発病をするというわけではない。例えば、先の大戦のときに造船所で用いたアスベストが原因になったガンは、発生するまでに数十年の期間があった。

・ ガンの予兆
 舌ガン(ぜつがん)の前に、舌(した)に白斑が発生する。
 大腸ガンの前に、ポリープが発生をする。ポリープ(polyp)とは、皮膚や粘膜の表面にできる茸(きのこ)や卵の形をした腫れ物(はれもの)のこと。
 皮膚の黒子(ほくろ)、ムラノーム。黒い皮膚の広がりが表れたら注意。

・ ウイルスにも注意
 風邪のウイルスは、インフルエンザを引き起こす。
 ワクチンが普及したので、天然痘ウイルスはなくなった。
 B型肝炎ウイルスによる発ガンがある。

・ 皮膚ガンについて
 アメリカ人は、「皮膚ガンはガンじゃない」と言う。なぜならば、「皮膚ガンは、よく治る」から。レーガン大統領も、そうでした。

・ ガン細胞と正常な細胞
 ガン細胞をやっつけるときに、身体の正常な細胞にも影響をしてしまう。その辺の事情が、外部からくるバイキンの消毒とは違う。

・ 免疫力が下がると、ガンが出てくる。
 エイズの場合は、身体の抵抗力が落ちて、やがて肉腫ができる。

ガンの治療
 外科療法・免疫療法・化学療法・放射線療法・レーザ光線療法などを組み合わせて行う。つまり、集学的治療であって、学際的療法ではない。

 なお、「ガンの危険信号八箇条」の中に、「治りにくい潰瘍(かいよう)はないか?」というのがあった。私(rik)の場合の皮膚ガンについても、言えるのではないか?

ガンにならない十三の方法

 陰茎ガンはほとんどなくなったが、前立腺ガンが増えた。ライフスタイルの変化が原因である。その理由は(13)を参照。

(1) バランスのとれた栄養を摂る
 肉・卵なども身体には必要。

(2) 毎日変化のある食生活
 ワンパターンはダメ。
 蕨(わらび)には、発ガン性があるらしい。

(3) 食べ過ぎを避け、脂肪は控え目に
 このことは、ガンに対してだけでなく、糖尿病や高血圧にも有効である。

(4) アルコールはほどほどに
 肝硬変は、肝ガンの前段階。

(5) 煙草(たばこ)を少なくする

(6) ビタミンと繊維質をとる
 繊維質は便通をよくするので、大腸ガンなどを予防できる。

(7) 塩辛いものは、ほどほどに

(8) 熱いものは冷(さ)ましてから食べる
 食道に傷をつけないようにする。

(9) 焦(こ)げたものを食べない
 あと少しでガンになりそうな細胞があるので、それを刺激しないようにする。避けられるものは、避けるのがよい。

(10) 黴(かび)の生えたものに注意
 アフラトキシンは、落花生・ナッツなどに生える。過去に黄変米(おうへんまい)などの問題があった。
 チーズ・味噌などのように、黴でも問題がないものもある。
 なお、黴とは植物・飲食物・衣類などに寄生する菌類のこと。胞子で繁殖して、菌糸をつくる。

(11) 日光に当たりすぎない
 西洋人には、皮膚ガンが多い。とくに、北欧。日本人の皮膚には色素があるので、白人ほどではない。

(12) 適当なスポーツが必要
 実験動物にストレスを与えると、胃ガンになることが多い。

(13) 身体を清潔にしよう
 陰茎ガンがなくなったのは、風呂やシャワーが普及・完備したから。
 もともと清潔なユダヤの人たちは、陰茎ガンが少ない。旧時代から行われた割礼の習慣。

 以上の十三の注意は、糖尿病・高血圧・心筋梗塞などの予防にも有効だと私(rik)は思います。
 排気ガス・農薬・水道水にも注意をしましょう。

Kuroda Kouta (2005.05.06/2007.05.26)