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  身近な簡単七福神


○はじめに
○七福神とは?
○大黒天
○恵比須
○毘沙門天
○弁財天
○福禄寿
○寿老人
○布袋
観蔵院七福神(多摩市東寺方)
洗心禅院七福神(八王子市高尾町)
雲龍寺七福神(八王子市山田町)
ほほえみ七福神(柴崎・光照寺)
福寿殿の七福神(三鷹・井口院)
高蔵寺七福神(町田市三輪町)
成子天神七福神(新宿区西新宿)
福生七福神(福生市・熊川神社)
乗蓮寺七福神(板橋区赤塚)
ミニ七福神(三鷹・春清寺)
超簡単ミニ七福神(日野市・善生寺)


○はじめに

 何となく神社・仏閣に参拝をするよりも、「七福神詣で」などと定めて尋ねると、親しみがあって面白いと思います。まず、行きやすい身近な七福神を計画してみるのもよいでしょう。そして、少しずつ増やしていって、次々とチャレンジしてみたい。
 ここでは、東京都多摩市の京王線聖蹟桜ヶ丘駅前に住んでいる私の場合で考えます。むろん、皆さんの場合には、その地域でご計画をたててください。

 本当のことを言うと、「七福神」でも「八大竜王」でも「九頭竜神」でも、さらには「十王」でもかまわないのです。つまり、自分自身の足で実際に動いて、運動不足をカバーしたり、日々充足ができればよろしい。しかし、そんなことを言ってしまうと、七柱の福神さまには少し失礼になるかも。

 ここでは、一つの寺院または神社に、すべての福神さまがおられるところに参拝。つまり、一箇所に七柱がおられるので、何とも有りがたい次第。次々と巡り歩く必要がないからです。東京の多摩地区の場合には、探してみたら八か所ほどあるようです。
 皆さんのお住まいの近くにも、きっといくつかあるでしょう。


○七福神とは?

 七福神(しちふくじん)とは、福徳の神として信仰される七柱の神さま。つまり、大黒天・恵比須・毘沙門天・弁財天・福禄寿・寿老人・布袋の七神。


○大黒天

 大黒天は、もとインドでは破壊をなす暗黒の神であった。それが密教で、三宝を守護して飲食をつかさどる神となった。忿怒(ふんぬ)の相を示し、寺の厨房などに祭られた。
 その後、七福神の一柱となる。米俵の上に乗り、打ち出の小槌を持って、大きな袋を肩に担ぐ像となる。中世以降は、大国主命(おおくにぬしのみこと)として広く信仰され、恵比須とともに福徳の神となられる。


○恵比須

 恵比寿天は、「恵比須」「夷」「戎」「蛭子」などとも書きます。古くは、「豊漁の神」を言いました。そして後には、七福神の一人として「福をもたらす神」になったようです。
 その風袋・デザインとしては、右手に釣竿、左脇の下に鯛をかかえています。水と縁があるので、海上交通安全、漁業、水商売などの守護。さらに、商売繁盛。
 大黒天と対で祀られることも多い。
 諸説があって定かではないが、大国主命の長男・事代主神(ことしろぬしのかみ)とも、蛭子命(ひるこのみこと)という異邦人とも言う。もともと、恵比寿とは夷(えびす=異邦人)の意味。海の彼方から幸福が来るという信仰によるかもしれない。


○毘沙門天

 毘沙門は、梵語の音写。「多聞」と訳される。仏法守護神で、四天王・十二天の一つ。須弥山(しゅみせん)に住んでいる。黄色の身で忿怒をし、甲冑(かっちゅう)に被われる。左手に宝塔を捧げ、右手に矛または宝棒を持つことが多い。財宝を施す神ということで、「施財天」とも言う。七福神の一柱として、多聞天とも言われる。

 まだ鬼子母神(ハーリティ)が悪女であったころ、釈尊がいちばん末の子ピンガラを隠してしまった。ハーリティが、都で子どもをさらうからである。しかし、わが子がいなくなると自分の子どもかわいさに、ハーリティは探し歩く。そして、最後は毘沙門天を訪ねるのである。
 ハーリティ 「私たちの大将軍さま、私のピンガラはどこにいるのでしょうか?」
 毘沙門天 「ハーリティよ。いま王舎城においでになる釈迦牟尼仏にお尋ねせよ」
 そして、釈迦に諭されてハーリティは改心し、その後は鬼子母神になるのです。


○弁財天

 インドの神話で、河川の女神。音楽・弁舌・財福・智慧などの徳がある。吉祥天とともに、大いに信仰された。仏教・ヒンズー教に取り入れられていて、琵琶を弾く天女の姿で表されることが多い。七福神の一柱として信仰されることも多く、「弁天」・「べざいてん」とも言う。


○福禄寿

 もともと、中国の道教で理想とされる「福」(幸福)と「禄」(俸禄)と「寿」(長寿)のことだったらしい。それが、七福神の一柱になった。風袋は、背が低く長頭。長い髭(ひげ)。杖には経巻を結び、鶴を従える。福禄人とも言う。


○寿老人

 中国の伝説中の人物。もしかしたら、実在したかもしれない。頭が長く白髪、団扇(うちわ)と巻物をつけた杖(つえ)とを持っている。鹿や鶴を連れていたともいわれる。とくに、長寿を授けるという。南極老人とも言う。


○布袋

 布袋(ほてい)は、中国に実在した禅僧。名は、「契此」(かいし)と言った。半裸で、太鼓腹。日用品を入れたずた袋と杖を持ち、市中を歩いて吉凶や天気を占ったと言う。弥勒菩薩の化身とも言われている。


観蔵院七福神(多摩市東寺方)

 観蔵院  東京都多摩市東寺方277(京王線聖蹟桜ヶ丘駅下車)


洗心禅院七福神(八王子市高尾町)

 洗心地蔵尊  東京都八王子市高尾町高尾山琵琶滝コース(京王線高尾山口下車)


雲龍寺七福神(八王子市山田町)

 天海山雲龍寺  東京都八王子市山田町1688-2(京王線山田駅下車)


ほほえみ七福神(柴崎・光照寺)

 柴崎・光照寺  東京都調布市柴崎1-38-2 042-482-1729(京王線柴崎駅または国領駅下車)


福寿殿の七福神(三鷹・井口院)

 三鷹・井口院  神龍山開宮寺井口院 東京都三鷹市上連雀7-26-26
 京王線調布駅またはJR・井の頭線吉祥寺駅からバス、曙住宅前下車)


高蔵寺七福神(町田市三輪町)

 高蔵寺  東京都町田市三輪町1739 044-988-2585(小田急線鶴川駅下車)


成子天神七福神(新宿区西新宿)

 成子天神社  東京都新宿区西新宿八丁目(新宿駅下車)
 参拝日は、暮れから正月の数日です。ふだんは、入れませんので注意してください。


福生七福神(福生市・熊川神社)

 熊川神社  東京都福生市熊川660 042-551-0720(熊川駅または拝島駅下車)


乗蓮寺七福神(板橋区赤塚)

 乗蓮寺  東京都板橋区赤塚五丁目28番(東武東上線下赤塚駅下車。地下鉄赤塚駅下車)


ミニ七福神(三鷹・春清寺)

 春清寺  三鷹市新川四丁目4番(つつじヶ丘駅より徒歩。仙川駅よりバス)


超簡単ミニ七福神(日野市・善生寺)

 善生寺  日野市東豊田
 一艘(そう)の船に、七注の福神さまが乗っておられます。


Kuroda Kouta (2007.12.16/2008.04.02)