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  蛾と蝶(昼のパピヨン・夜のパピヨン)


 英語で蝶(チョウ)は「バタフライ」、蛾(ガ)は「モス」(moth)という。
 しかし、フランス語では両方とも「パピヨン」という。そして、区別をするときはチョウを「昼のパピヨン」、ガを「夜のパピヨン」というのである。
 フランスでは、蝶と蛾を区別する言葉がない。「昼のパピヨン」、「夜のパピヨン」などと言うのは、言葉の合理性を追求するフランスでは、それなりの理由がある。

 つまり、学問上はことさらに蝶と蛾を区別していない。
 昆虫の系統図を見ると、あるところから「蛾」の仲間が発生をする。そして、その流れの中の一部分に「蝶」があるのだ。つまり、「蛾・蝶」のグループのうちで、美しい色をしたものを切り離して「蝶」と言ったような感じを受ける。

 しかし、広辞苑には蛾と蝶を区別して説明をしている。
 蛾は、……
 蝶は、……
のようにである。



 上のように学術的な文章の場合は、蛾と蝶を区別しないで一つとして扱うようだ。
 ただし、上の記述は多摩動物公園の昆虫館ではなく、生田緑地公園にある川崎市青少年科学館で2007年6月13日(水)に私が見たもの。

 なお、パピヨンという言葉は蝶(ちょう)の他にも、犬の一品種を言う。なぜならばその犬は、小型ではあるが耳が大きくて蝶を思わせるから。

Kuroda Kouta (2007.06.07/2007.11.18)