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  九品仏と三十三観音(浄真寺)



はじめに
九品仏駅 場所
九品仏
三十三観音
浄真寺
浄真寺九品仏
浄真寺三十三観音


はじめに

 大仏が九柱、そして地蔵タイプの観音が三十三柱ある浄真寺です。
 個々の大きさは同じくらいですが、大井の大仏(おおいのおおぼとけ、養玉院如来寺)の五柱よりも多くの大仏が三つの堂に鎮座しておられます。


九品仏駅 場所

 東急大井町線の駅です。むろん、九品仏(くほんぶつ)があることから付いた駅名でしょう。車両編成が長くなって、西側(二子玉川方面)の一両はドアが開かない。




 そこで、車掌用の継ぎ板のようなものがある。




 駅舎に余裕がなく、トイレはホーム中央にある。




 改札は、東(自由が丘方向)に一つだけ。階段がないので、素晴らしい。




 外から見ると。




九品仏

 九体の阿弥陀仏(阿弥陀如来像)のことであるが、もしかしたら浄真寺だけのことかもしれない。境内のほぼ中央にある本堂の西側に対面して三つの阿弥陀堂があり、それぞれに三体まします。つまり、合計九体の阿弥陀如来像が安置されている。そしてそれぞれ、
  「上品上生」(じょうぼんじょうしょう)「上品中生」「上品下生」
  「中品上生」「中品中生」「中品下生」、
  「下品上生」「下品中生」「下品下生」
を表している。
 これらをあわせて「九品」(あるいは「九品往生」)という。


三十三観音

 『法華経』「普門品」にある三十三身に基づいて、観音を三十三種並べたもの。
  「楊柳」「竜頭」「持経」「円光」「遊戯」(ゆげ)
  「白衣」(びゃくえ)「蓮臥」(れんが)「滝見」「施薬」「魚籃」
  「徳王」「水月」「一葉」「青頭」(しょうず)「威徳」
  「延命」「衆宝」「岩戸」「能静」(のうじょう)「阿耨」(あのく)
  「阿麼提」(あまたい)「葉衣」(ようえ)「瑠璃」「多羅尊」「蛤蜊」(こうり)
  「六時」「普悲」(ふひ)「馬郎婦」(めろうふ)「合掌」「一如」(いちにょ)
  「不二」「持蓮」(じれん)「灑水」(しゃすい)


浄真寺

 九品仏唯在念物院浄真寺(浄土宗九品山浄真寺)。九品の仏があることから、浄真寺は通称「九品仏」と呼ばれる。九品仏駅から、参道を北に200メートルくらい行ったところに山門。三つの堂に三体ずつの大仏と、境内に地蔵タイプの三十三観音がおられる。まず、浄真寺の参道。




 左側にあった境内地図。




 かなり昔のものと思われる厳めしい標識。




 しばらく行くと山門。正式には、右の大きな表札にある「九品仏浄真寺総門」。




 その額。




 額に関する文書。




 浄真寺の由来。




 山門を入ると、右手に閻魔堂。




 閻魔堂の額。




 閻魔。




 「だつえば」は「奪衣婆」または「脱衣婆」と書いて、三途(さんず)の川岸で、亡者の衣服をはぎ取る。




 一段と高いところに安置されている六地蔵。




 中門。正式には、「仁王門(山門)紫雲楼」。




 その額。




 右の仁王。




 左の仁王。




 上にある彫刻。




 説明文1。




 説明文2。




 境内に関する説明。




 開山堂。




 開山堂の屋根上にある飾り。




 開山堂の説明文。




 開山堂の手前にあった句碑。




 洗手場があった。




 そして、手前には立て札。




 鐘楼。




 鐘楼(Bell Tower)の説明文。




 本堂。




 本堂の額。




 本堂の説明文1。




 説明文2。




 仏足石。




 その説明文。




 アショカ王の塔。




 その説明文。




 句碑。「しづかなる力満ちゆきはたはたとぶ」加藤楸邨。




 都天然記念物「九品仏のイチョウ」。




 池。




浄真寺九品仏

 九品仏に関する説明文。



 上の説明文にあるように、三柱ずつが三つの堂に安置されて、全部で九柱というのは何とも壮観である。大井の養玉院如来寺にある五智如来坐像より四柱も多いことになる。
 九品仏三仏堂の修復に関する文。




 三つある堂の中央。つまり、上品三体が入っておられる。




 左から三つの堂を眺める。




 逆に、向うから見ると。




 「下品上生」の額。




 下品上生。




 下品中生の額。




 下品中生。




 下品下生。




 上品上生。




 上品中生。




 上品下生。




 中品上生。




 中品中生。




 中品下生。




浄真寺三十三観音

 お地蔵さまタイプの三十三観音が境内にあります。しかし、屋外ということで、痛みが進んでしまいました。九品仏は暗い室内に鎮座していて、それを汚れたガラス越しにフラッシュ撮影をしたために、映像がぼやけてしまいました。しかし、この三十三観音は最初からお顔がはっきりしないものもあるんです。それはともかく、まず観音堂。




 その額。




 右側の像。




 左側の像。




 三十三観音の最初におられるただお一人の金属製観音さま。




 右側から順に、4から5柱ずつ。そのグループ一。いずれも傷みが激しく、それぞれの観音さまのお名前が、私にはわからなかった。




 そのグループ二。




 最初から、グループ一とグループ二を眺めたところ。




 続けて、グループ三以降。




 グループ三。




 グループ四。




 グループ五。




 グループ六。




 グループ七。このグループだけは五体。




 グループ八。




 最後の観音さまから、振り返って見ると。




 さらに、観音堂から離れて、振り返って見ると。




Kuroda Kouta (2010.04.25/2014.03.29)