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  マンホールの蓋さまざま


○はじめに
○マンホールの種類=「うすい」と「おすい」など
○マンホールの世代
○消火栓
○防火貯水槽
○応急給水拠点
○空気弁
○一目瞭然(傘と長靴)
○人物など
○動物(獣)
○動物(鳥)
○動物(虫)
○動物(その他)
○植物(木・草・花など)
○動物と植物
○風景・建物など
○種類の書いていないもの


○はじめに

 マンホールの蓋(ふた)の模様にも、なかなか面白いものがあります。なかには、芸術作品顔負けの蓋もあるので驚き。そんなときに私は立ち止まって、しばらく鑑賞をします。そんなわけで、道を歩いていて気付いたときには、デジカメで写しておきましょう。
 なお、このページにはマンホール以外のものもあります。例えば、暗渠の清掃蓋や計量器の開閉カバーなどです。また、各種弁の上部にある蓋などもあるでしょう。それらは、むろん人間が入れない大きさのものもあります。
 このページでは、大きさなどについてもいちいち測定をしませんでした。そんなわけで、寸法などを詳細に示す科学的な調査ではなく、何となく「マンホールの蓋さまざま」なんです。

 下らないことかもしれませんが、やってみるとなかなか面白いです。かつて、まっちのラベルを集めていた人がいました。そのとき、私は「つまらないことをするもんだなぁ!」などと考えたものです。しかし、趣味や蒐集に関する考え方は、各人によって異なるので自分自身が気に入ればそれでよいのではありませんか。


○マンホールの種類=「うすい」と「おすい」など

 ひらがなで書いてあることが多いが、「うすい」「おすい」は「雨水」と「汚水」の意味である。
 また、「合流」というのがあった。これは、種類というよりも機能や機構がそうなっているタイプのものじゃないだろうか。詳しくはわからない。




 「うすい」や「雨水」でなく、「雨」というのも高幡不動尊の地域にあった。単刀直入でわかりやすい。




 また、下のマンホールは「下水」であって「汚水」なのでしょうか。あるいは、いずれかなのか。どうしても知りたければ、川崎市に聞くとわかるでしょう。ついでながら、左下に捨ててあるタバコの吸殻は、私(が捨てたの)ではありません。




 マンホールの下には、必ずしも水が流れているとは限りません。下のマンホールの中には、おそらく電気のケーブルや装置などが入っているのでしょう。




 電気にもいろいろあるらしい。「高圧」とか「低圧」などがある。下は、多摩動物公園の周辺にあった「高圧電気」。




 七生都立公園にあった「低圧」電気。




○マンホールの世代

 マンホールにも、作成した時期によって小さな違いがあるようです。稲城市の「おすい」(汚水)について、ご覧下さい。左側のものが新しくなって、右のデザインになったようです。何となくスマートに、そして色も鮮やかになっています。

  


 しかし、もっと古いと思われるタイプもありました。下の写真です。よく見ると、稲城市のマークも全部違っています。マークのデザインを制定しなおしたのではなく、鋳型を作るときの加減だと思います。市の木としているイチョウのデザインは同じですが、細かい部分で異なっているようです。やはり、鋳型を作るときの図案の関係なのでしょうか。



 なお、「稲城駅周辺」の最後に示したマンホールのように、これらの「おすい」ではなく「おすい4」などとなっているタイプのものもありました。


○消火栓

 消火栓にも、いろいろな種類があります。そして、緊急時にも目立ちやすくするために、黄色っぽい色が塗ってあることが多いようです。下の写真は、府中市にあったものですが、東京都のマークが付いています。おそらく設定や管理は、東京都がしているものなのでしょう。




 上のマンホール蓋は絵入りで、わかりやすくなっています。いざというときも、すぐに識別ができるでしょう。しかし、以前のものは下のように文字で書いてありました。そして、大きさも少しばかり違うようです。




 東京都のものでも、丸くて図柄が消防自動車のものもあります。西国立駅の立川第七小学校の付近で見たものです。




 市の消火栓もあります。例えば、下は調布市。東京都のものと異なって、前から見た消防自動車のデザイン。消火栓の回りの路面は、黄色く塗ってあることが多い。




 上の写真は丸いタイプ。しかし、調布市にも四角いタイプがあった。下がそうであるが、「水はたいせつに」というモットーは同じ。そして、「はなみずき」と「市の花」をわざわざ強調している。上の丸いタイプにも、ハナミズキがあるが回りのデザインなので断っていない。




 消火栓にも、いろいろな種類があるようです。下の川崎市のものは、蓋が片方ずつ斜めに開けられるようです。そして、「単口」は何となくわかりますが、「空気」というのは何を意味するのでしょうか。




○防火貯水槽

 消火栓とどう違うのであろうか。何となくいかめしいデザイン。




○応急給水拠点

 妙楽寺・長尾神社から等覚院へ歩いているときに、産業医学総合研究所の前の道路にあったマンホール。




 つまり、下の設備から水を取り出すのでしょう。マンホールは、柵外の道にあったもの。そこには、黄色いHが書いてある。




○空気弁

 給水弁というのもありますが、その機能や仕組みについて私は知りません。もしもご存知ならば、教えてください。




○一目瞭然(傘と長靴)

 多摩市のどこかにあったと思う。長靴の中に傘。何を意味するかは、一目瞭然。雨水などと書くよりも、わかりやすいようですね。




○人物など

 マンホールには、美しい絵が描いてあるものを見受けます。それは、見ていて楽しくなるような芸術作品。下は、八王子の狭間駅周辺を歩いていたときのもの。市の表示もなく、小さく「おすい」とあるだけ。もしかしたら、図柄は郷土芸能の何かを現しているのでしょう。




○動物(獣)

 多摩動物公園の周辺にあったもの。多摩動物公園にいるコアラ・キリン・トラが描かれている汚水用のマンホール。




○動物(鳥)

 府中市の鳥である。ひばりだろうか。




 日野市の汚水用マンホール。カワセミが二匹。もしかしたら、ヤマセミかもしれない。




○動物(虫)



○動物(魚・その他)

 多摩市の聖蹟桜ヶ丘駅周辺。橋を図案化したようですが、下の川原にあるものがわかりません。また、市の表示もマンホールの種類もないので、目的は不明。それでも、素晴らしい作品だということが私にはわかる。



 下は、上と同じもの。といっても、鋳型は少し違っている。おそらく二つの「引っ掛け穴」がないので、古いタイプのものではなかろうか。色がないので、かえってわかりやすい。橋の下には、大きな鯉(コイ)がいる。上の図では鯉の頭の部分と尾の部分にある空色と腹部のギザギザが、かえって目を欺いていたことがわかるでしょう。




○植物(木・草・花など)

 見事な木のデザインです。相模原市にありました。




 何の花でしょうか。立川市にありました。




 調布市の「市の花」は、「百日紅」(さるすべり)。




 同じく調布市の「花水木」。消火栓なので黄色く塗ってあります。




 紫陽花(あじさい)が四つ。府中市の汚水であるが、見事なデザイン。




 よく見ると違ったバージョンもある。どちらが先であるかわからないが、模様自体もいろいろと工夫がなされているようだ。




 サギソウのデザインをした蓋。いわゆるマンホールではない。車道と歩道の間にある排水溝に距離を開いて付けてある。世田谷区で使用しているもの。




○動物と植物

 動物と植物が対等にデザインされているものもあるようです。下は、ユリカモメがある神奈川県水道の仕切弁です。




○風景・建物など

 風景や建物をあしらったマンホールもあります。


○種類の書いていないもの

 マンホールの蓋に種類が書いていないものもあります。したがって、私たちは何に使われているかわかりません。中央のマークから、東京都が設置したものということはわかるでしょう。しかし、目的は何か? もしかしたら模様の形にメタファー(暗喩)されているのかもしれませんね。




 種類が書いてなくても、担当者が見ればわかるものもあります。川崎市のマンホールですが、花の模様が素晴らしいではありませんか。中央のはスケッチ風、そして回りはデザイン風。回りの花は、何となく子どもの顔に見えませんか?




 下のマンホールには中央に「電電公社のマーク」があるから、おそらく電話回線のケーブルがあるのでしょう。




 まったく何も書いていなくても、目的のはっきりしたものがあります。例えば、暗渠の蓋です。



 上のような蓋ですが、それが置かれているところを見れば一目瞭然。




Kuroda Kouta (2008.04.24/2009.10.30)